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LIVE REPORT

GRANRODEO

『GRANRODEO LIVE 2013「Y・W・F ヤッホー ワンダホー FUJIYAMA!!」』

2013年07月20日
@富士急ハイランド コニファーフォレスト

“もれなく楽しませてあげるから、足腰立たなくなるまで楽しんでって下さい”(KISHOW/Vo)。世界遺産認定となった日本代表、富士山を望む晴々シチュエーション、今夏の先陣をきってコニファーフォレストへ立ったのは、4月に横浜アリーナ2デイズを成功させたばかりのGRANRODEO。フェスシーズン真っ盛りのロックキッズには馴染みは薄いかもしれないが、ハードなサウンドを切り裂くヴォーカルは、超有名声優でもある声のスペシャリストKISHOW、そして、緩急自在のテクニックで指技妙技を繰り出すギタリストはe-ZUKAだ。ステージの背後には20台のMarshallスピーカーが構え立つ。スタンバイするのは、メインアイテムの角付きフードタオルを羽織り息巻くロデオボーイ、ロデオガールと呼ばれるファンの姿。それを、アッパーチューンの連続掃射で闘牛士さながらに迎え撃つ。ダブルネックギターの上段ヘッドは特注の放水仕様で、不敵な笑みでまき散らす。KISHOWのリクエストに応えたビキニ姿のロデオガールには、ボーイのテンションも上がるは必至だ。そして、そんなKISHOWのトークはいつだって放送コードとの戦いだ(笑)。唯一クールダウンとなったのは、“やっと座れた~”(e-ZUKA)とアコースティックスタイルで奏でた「SEA OF STARS」のみ。あとは終始、ハジけまくりの暴れっぷりで、ダブルアンコールに応え、余す事なく体力勝負で駆け抜けた。夏祭りの終焉は、風物詩の花火がよく似合う。大輪の華が、陽の落ちた湖畔の涼風に揺れ、色を添えてくれた。

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