Uta-net

ライブレポート

検索

メニューを開く

LIVE REPORT

GRANRODEO

『GRANRODEO 10th ANNIVERSARY LIVE 2015 G10 ROCK☆SHOW -RODEO DECADE-』

2015年10月25日
@幕張メッセ国際展示場1~3ホール

【STUDENT REPORT from 日本工学院専門学校コンサート・イベント科】

幕張メッセ国際展示場にて10月24日と25日の2デイズで行なわれた、GRANRODEOの記念すべき10周年ライヴの最終日。BGMが消えて、ステージのビジョンに流れ出した今までの軌跡、数々のライヴ映像。直後、KISHOWの歌声とe-ZUKAのギターの音が響き渡って始まったのは「We wanna R&R SHOW」。オープニングからど派手な演出で会場を魅了する。「慟哭ノ雨」「Darlin’」とテンションの高いナンバーが続き、会場はのっけからヒートアップ。KISHOWの“新たなメモリーズを作ろう!”の言葉とともに始まった「メモリーズ」では、“一番いいのはこれからだぜ!”と歌詞の語尾を言い切りに変えて叫び、それにオーディエンスは歓声で応える。e-ZUKAとサポートメンバーの瀧田イサム(Ba)と長井“VAL”一郎(Dr)による楽器ソロでは、釘付けになってしまうほど圧巻なパフォーマンスを魅せ、続く「バラライ」ではダンサーとFIRE HORNSも加わり、華やかでキラキラとした演出は、その場にいる全員を笑顔に変える。“FUNKY Medley”では「BRUSH the SCAR LEMON」「進化と墜落の二元論」「Shake the Fake」「wonder color」とアッパーで盛り上がるナンバーばかりを投下。掛け声もあり、会場の一体感がさらに増した。中盤、センターステージへ移動し、恒例とも言えるアコースティック演奏では「Snow Pallet」「変幻自在のマジカルスター」の2曲を披露し、会場は穏やかな雰囲気に包まれた。激しい曲が続く中でも一番の盛り上がりをみせたのは「Go For It!」。叫べばいいことが起こるかもしれない魔法の4文字と言われている掛け声“I・G・P・X”。メンバーそれぞれがファンを煽りまくり、オーディエンスもこれでもかというほどに声をあげていた。そして、ライヴの最後を締め括る「今より先を」では、切なさがありつつの、GRANRODEOらしいバラードで会場を力強く包み込んだ。その想いに涙を流して聴き入るファンも多く見られた。

アンコールでは欠かせないアッパーチューン「Can Do」で、KISHOWとe-ZUKAはトロッコに乗り会場中を巡り、喜びまくるファンは歌ったり、跳ねたりと大興奮。ダブルアンコールでは「Beautiful world」を披露。最後に大合唱となるさまは、胸にグッとくるものがあった。GRANRODEOの10周年アニバーサリーライヴは、メンバ―が“今までで一番楽しいライヴだった”と語るほどに、最高のお祭りだった。

関連ライブレポート