真昼の秘密

雨の庭に立たされた
髪がはりついてた
緑色の虫 鮮やかに映る
雨の庭に笑ってた
両手を縛られた
透き通るようなその肌に、触れた。

ぐるぐるとぐるぐると 回ってたよ
頭がね 目がほらね 飛び出してきて
それでもね 僕はずっと回ってたよ
君は真珠のように笑うんだ…

昼過ぎの庭に憧れた
風は優しかった
君の百合のような 淡い香りに、むせる。
昼過ぎの庭に立ってた
透き通るような瞳
今度は僕がね 君のこと きつく

ぐるぐるとぐるぐると 縛ってみた
君のこと 僕のこと 描いてたもの
息は絶え 目血走り からんだつたは
乾いてく時を ただ蝕んでいた

こんなにも こんなにも君は笑って
こんなにも こんなにも僕を見つめて
これほどに ああ もう僕は満たされ
二人は永遠を胸に閉じ込めた。

ラララ

真昼の庭
透き通るような時間
止まった瞬間 二人は光の中
いつまでも いつまでも
乾いた時 夢見てた
まわる まわる
霧の…
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