中途半端って多分、繋ぎ役だ。

NELKE
中途半端って多分、繋ぎ役だ。
2026年7月8日に“NELKE”が配信EP『In Liminal』をリリースしました。“Liminal”は、「境界」「あいだ」「曖昧な状態」を意味する言葉。令和のSNS世代と、昭和のテレビ・アナログ時代の狭間にいる世代のメンバーによって構成されたNELKEが、SNSやライブを通して掴み取ったメジャーシーンでの第一歩として放つEP。まさに“境界”に立つ彼らだからこそ生み出せる楽曲が集結した作品に仕上がっております。 さて、今日のうたではそんな“NELKE”のRIRIKOによる歌詞エッセイをお届けします。「懐かしい」「平成感」と評される自身たちの音楽性を、コンプレックスではなく強みへと変えていった軌跡とは…。過去と未来、SNSとライブ、その境界を行き来するNELKEの音楽観と、EP『In Liminal』に込めた思いを綴っていただきました。 いわゆる平成一桁世代で構成されているのが私たちNELKEです。 5人各々、好きな音楽は違えど 育ってきた音楽は平成の音楽番組や着うたランキング、先輩のバンドを観に行ったライブで鳴り響いていた J-POP・邦ロック … 更に言うとこの記事を書いている私、Vo./Gt.のRIRIKOはニコニコ動画(仮)時代からのボーカロイド楽曲など(当時は親に隠れて聴きながら)。 テレビ・CD・ライブハウス・流行り始めのインターネットを通じて 音楽というものを自ずと体に染み込ませていました。 そこから随分と時間は経ち、平成が「懐かしい」という感覚になった頃、 私たち5人は2023年、RIRIKO BAND として集まり、その1年後にNELKEとしてバンド活動を始めます。 NELKEの楽曲の感想で多いのが 「懐かしい」「あの頃を感じる」「平成感」。 …そりゃあ、そうよ。 冒頭の文を読んでいただければ分かる通り、私たちのメロディセンスやアイデアの引き出しには必ず「あの頃の音楽」がキラキラとした形で詰め込まれているのですから。 我々が 美しい と思うのがその懐かしさであり、平成感なのです。 そんな私も言われ始めは、「懐かしいってことは、古臭いってこと?」と、若干コンプレックスに感じる言葉でもありました しかし徐々に、「この懐かしさをどうやって令和に届けていくか」と考えをシフトしていくようになります。 そのきっかけになったのが、NELKEの音楽がSNSで伸びたこと。 毎日投稿しているライブ動画をきっかけに、沢山の方々にバンドを知っていただいたことです。 世はまさに大SNS時代。 NELKEも令和の大海原に果敢に挑みながら、その音楽性を崩すことなく現在進行形で届け続けております。 そして、SNSをきっかけにライブという生の音楽を体感しにきてくださる方も増えていくのですが、ここで必要になってくるのは、見つけてくれた方々の期待に応えるライブ力。 ライブハウスで観た憧れのバンド、かっけぇ先輩、昭和の親から譲り受けた屈しない心、出会うまでに時間がかかった5人が各々で体験してきた下積み時代。 それらを心に宿したNELKEのライブには、きっと説得力があると思います。 で、また、ライブを動画にしてSNSで届けていく… そりゃあ!中途半端なもんじゃなくどっちかに振り切れたら…と思うこともあったよ!! だけどこれが、私たちNELKEの現在地。 過去と未来を 時代と時代を 画面と生を きっと終わることのない反復横跳びで、NELKEはこの境目に位置するものとして繋ぎ続けるのです。 中途半端って多分、繋ぎ役だ。 Liminal =境界・境目・曖昧な状態 NELKEが美しいと思う音楽を、どうやってこれからに届けていこうか なんて話を5人でしながら作り上げたEP『In Liminal』 どうかあなたにも、繋がれていますように。 <NELKE・RIRIKO> ◆配信EP『In Liminal』 2026年7月8日発売 <収録曲> M1 「Bouquet」 M2 「Chapter」 M3 「Greedy!!」 M4 「Echo」
















