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LIVE REPORT

GLIM SPANKY ライヴレポート

【GLIM SPANKY ライヴレポート】 『LOOKING FOR THE MAGIC Tour 2019 "EXTRA SHOW"』 2019年7月7日 at 新木場Studio Coast

2019年07月07日
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6月8日の豊洲PITでファイナルを迎えたツアーの追加公演となる『LOOKING FOR THE MAGIC Tour 2019 "EXTRA SHOW"』が、7月7日に新木場Studio Coastにて行なわれた。メンバーが大好きな会場でツアーの“打ち上げ”をイメージして開催された本公演は、一夜限りのメニューによる、まさに“EXTRA”なショーとなった。

“極上”の意味もある“EXTRA”という言葉。そう、結論から記してしまうなら、今夜のショーは単なる追加公演ではない。豪華なメニューで構成された極上のステージが、“ロック”を合言葉にグルービー&ピースフルに繰り広げられたのだから。

もちろん、最新アルバム『LOOKING FOR THE MAGIC』を基軸としているのは、ツアー本編同様だ。しかし、内容的にはかなりサプライズ感があり、それがまた刺激的でもあった。2曲目に披露された「焦燥」での艶っぽさとヒリヒリするような肌触りが増したパフォーマンスで、それはなんとなく予感してはいたのだが、まさか新作のナンバーをいくつか外して、彼らの歴史を少し遡ったところに存在する楽曲を思い切り良く組み込んで鳴らしてしまうとは...。これはもう大胆不敵ならぬ、大胆“素敵”なステージング。とりわけ、アナログレコードが醸し出す匂いのような空気感と重量感に心がざわつかずにはいられなかった「ダミーロックとブルース」と、木漏れ日(?)の映像を背景に歌い奏でられた「美しい棘」の甘く切ない痛みには、深く強く心を射抜かれた。

アンコールでは、なんとストリングス隊が登場。やさしく温かな「お月様の歌」、この日デジタルリリースされた新たなバラードナンバー「Tiny Bird」、そして、ダイナミックかつドラマチックに描き上げられた「アイスタンドアローン」の3曲をオーディエンスにプレゼント。全21曲を通してGLIM SPANKYの深化と進化を十二分に堪能させてくれた“EXTRA”で“SPECIAL”なひと時だった。

撮影:上飯坂一/取材:竹内美保

GLIM SPANKY

グリム・スパンキー:2007年、長野県内の高校にて結成。14年6月にミニアルバム『焦燥』でメジャーデビュー。60〜70年代のロックとブルースを基調にしながらも瑞々しい感性と豊かな表現力で新しい時代を感じさせるサウンドを鳴らす。また、アートや文学やファッション等、ロックはカルチャーとともにあることを提示。18年5月には初の日本武道館でのワンマンライヴを成功させた。