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  • みきなつみ
    可能性を自分で小さくしてしまうのは、嫌なんです。
    可能性を自分で小さくしてしまうのは、嫌なんです。

    みきなつみ

    可能性を自分で小さくしてしまうのは、嫌なんです。

     シンガーソングライター“みきなつみ”が、2019年10月16日に配信シングル「サヨナラあなたを好きだった私」を、11月6日にミニアルバム『ありのままピーチ』をリリース。世の中や日常への感情をリアルに映し出した歌詞、小さな体からは想像できない声量、エモーショナルなライブパフォーマンスで、全国各地に歌を届けている彼女。    今日のうたコラムでは、そんな“みきなつみ”の歌詞エッセイを3週連続でお届けいたします。今回は 第1弾 、 第2弾 に続く最終回です。綴っていただいたのは、ニューアルバム収録曲「ヒヤシンス」にまつわるお話。連載ラストに込められた想い、是非、受け取ってください…! 歌詞エッセイ最終回:髪ピンクにできる? こんにちは!最近ブラックコーヒーを飲めるようになりました。目指せ大人のレディ!みきなつみです。 さあ!3週連続、歌詞エッセイも今回がラスト!ということで、最後に選んだのは、3rdミニアルバムの3曲目に収録されている「ヒヤシンス」という曲です。 この曲は、「仕事が辛くてもう辞めたい。」と相談してきた友達に、気持ちが軽くなるような、寄り添える曲を作りたいと思ったのが始まりです。 ヒヤシンスという花は「枯れた花を切り落とさないと、次の花を咲かせられない」そうです。そのことをドラマで見て知った時、「人間も同じだよな~、生きるということは、変わり続けることだ、、、」と。みきなつみは悟ったのでした、、。 それに、変わる時というのは、傷ついて弱って、まさに心が枯れてしまいそうな時だったりします、、、。(うん、そりゃあ仕事も辞めたくなるわ。慣れないことに追われて心も体も弱っているのに、変化を求められるのだから、、。)「変わらなければ、生きていけない環境」に追いこまれているということですね、、、 と、会社で働いた事もないやつが偉そうにタラタラと、、すみません。しかし、そんな私でも変わる時期というのは経験しています。そして今まさに!3枚目のミニアルバムがその時でもあります。 髪をピンクにしてみたり、今まで挑戦してこなかった曲を作ってみたり、ライブスタイルを弾き語りだけじゃなく同期やハンドマイクを積極的に取り入れたり、、、。 今までのみきなつみの方が好きだったと言われてもいい!その覚悟で歌っています。だって私は進化し続けたいから。可能性を自分で小さくしてしまうのは、嫌なんです。それに世間から見たら私はまだ無名のアーティストなわけですから。なんだって挑戦できるし、曲調やライブスタイルがどれだけ変わろうと、私の芯の部分は一つもブレません。それが分かる人に伝わっていればいいです。全員に好かれようとは思っていません。今の私を好きでいてくれる人に感謝を込めて歌いたいと思うのです。 「変わる」という選択に勇気や覚悟が必要なのは、不安だから。わからないから。けど!それでも!変わりたいと思ってしまうのは、不安とセットでついてくる「希望」があるからです。 お互い、自分の為の人生を生きていこうね。 3週連続、歌詞エッセイ! ありがとうございました~~~ ありのまりままなつみ でした! またどこかで、、! <みきなつみ> ◆紹介曲「 ヒヤシンス 」 作詞:みきなつみ 作曲:みきなつみ・GAKU ◆Digital Single 「サヨナラあなたを好きだった私」 2019年10月16日発売 ◆3rd MiniAlbum『ありのままピーチ』 2019年11月6日発売 <収録曲> 1.サヨナラあなたを好きだった私 2.ぼくにとってのヒーロー 3.ヒヤシンス 4.ニタモノドウシ 5.スッピン 6.come back to me ◆みきなつみ ワンマンライブツアー 「会いにいくから会いにきて! ~初めての東阪名ツアー2019~」 ・11/23(土)名古屋ell.SIZE open17:30/start18:00 ・11/24(日)心斎橋Live House Pangea open16:30/start17:00 ・12/06(金)代官山UNIT open18:00/start18:30 *オープニングアクト有り チケット代:¥3,300(別途1drink)

    2019/11/13

  • イチオシ!
    実はどんなテーマでも気にせず歌えるのがアイドルなのだ。
    実はどんなテーマでも気にせず歌えるのがアイドルなのだ。

    イチオシ!

    実はどんなテーマでも気にせず歌えるのがアイドルなのだ。

     今日のうたコラムでは、元ふぇのたすのメンバーであり、バンド解散後、より本格的に作詞作曲家として活躍をなさっている“ヤマモトショウ”さんのスペシャル歌詞エッセイを3週に渡ってお届けいたします。フィロソフィーのダンス、桜エビ~ず、MINT mate box、寺嶋由芙、などこれまで数々のアーティストに歌詞を提供してきた彼。  そのなかで“共作”をする機会も多々あるんだそう。そこで今回のうたコラムでは、本人との歌詞の共作をテーマにエッセイを綴っていただきました。第1回では、アイドルである“寺嶋由芙”さんとの共作について。普段はなかなか知ることのない裏話。是非、ご熟読を! ~第1回歌詞エッセイ~  学生の頃、音楽をやってみたいと思ってバンドをはじめた。ライブハウスに出て、CDも出してみたいと思って、はじめて曲をつくった。歌は好きだけど、うまく歌うことはできない。でも、素敵な歌い手の歌う音楽をつくることができる気がする。誰もが知っている言葉で誰もかいたことのない言葉を、歌詞にすることができる、と思った。無知や過信も含めて、そのときから、誰かの力を借りなければ歌詞がかけないと思った日はない。  しかし、音楽は、他者との行為である。聞く、演奏する、つくる、これらは一人のものではないものになったとき、はじめて僕の知っている音楽になる。歌詞も、自分が知らなかった誰かと“一緒に”それをつくる意味と意義を、僕は数年前からさがしはじめた。  いつのまにか気づいたら、本当に女性アイドルの歌詞をたくさん書いている。「女の子の気持ちがよくわかる」とか、なんなら「女子ならではの歌詞」と形容されることもあった(別に自分のことを男子だとも女子だとも意識してないけれど)。まあそうなのか、と思いながら、それはきっと女の子のアイドルたちのことを日々考えながら歌詞をつくっているからだろうとも思う。実は彼女たちと直接あって話をしたりすることはあまりない。歌詞はプロデューサーやディレクター、作曲家たちと話し合った上でつくられる。もちろん本人たちのことを調べたりライブをみたりすることもあるけど、だからといって彼女たちが日々考えていることを歌詞にするわけではない(そもそも僕だって自分の思っていることを歌詞にしている、わけではない)。  自分の気持ちを歌わなければいけない、という現代的音楽病が蔓延している。アイドルはその必要がないから、実はどんなテーマでも気にせず歌えるのがアイドルなのだ。恋愛は禁止だけど、恋愛の曲を歌う。それは彼女たちが「自分の気持ちを歌わなくても、表現できる」表現者だから可能なのである。そしてだからこそ、その先にその表現を貫くことでうまれてくるストーリーがある。客観性からうまれてくる自己、それは明確にオリジナリティである。  オタク、というアイドルファンたちの呼称をあえてつかえば、オタクたちはそのストーリーの上でアイドルたちを応援している。そして、そのストーリーにのっとった音楽の楽しみ方をしているのだ。  今年の夏、「 君も好きだったんだね、夏 」という曲の歌詞を共作した。アイドルである“寺嶋由芙”さんとの共作というのはかなりめずらしいことだと思う。この曲には明確に歌われる「過去」が存在している。まっさらな白に、何かを描いていく瞬間ではない。描き直すわけでは決してないけれど、モチーフならもう何種類も持っている。  僕は彼女の曲をソロデビューの頃からたくさんつくってきた。まったくそんな曲になるつもりでつくったわけではないのだけど(そして実際そんなアレンジになっているわけでもないのだけど)、「 ぜんぜん 」という曲はライブでいつもちょっとびっくりするくらい盛り上がっていて、心を動かされる。アルバムには現在と未来を思って「 まだまだ 」という曲もかいた。僕は、彼女とオタク(ゆふぃすとと言われてる)の関係が好きで、ライブハウスやweb上や色んなところでそれを感じてきたのだけれど、その関係値に向ける愛おしい感情を、次の歌詞にいつも反映させたいと思っているし、多分そう思わなくてもいつのまにかそうなってしまっている。「 世界で一番かわいい君へ 」は歌詞を書く前にめずらしく本人も同席した打ち合わせで、彼女のゆるキャラへの愛を1時間くらい語られてしまったのだけど、「ああ、きっとゆふぃすとにあったら、ゆふぃすとは寺嶋由芙への愛を同じように語るんだろうな」と思った。それで、もう僕の書くべきことはすでに決まっていた。  寺嶋由芙さんもソロデビューして5年目、色々なことが変わったし、また、だからこそわかる彼女の中で変わらないものも見える。僕が彼女やゆふぃすとに対してこう思っていた、ということを今度は本人の視点から、どう見えていたのか聞いてみたいとも思った。ゆふぃすとへの愛も、ゆるキャラへの愛も変わっていない、そしてストーリーを重ねた上で、そのストーリーを踏まえた「自分の思いだけを歌わないアイドルとしての歌」それを表現するためにこそ、彼女が形にした言葉を見せてもらった。  僕がする必要があったことは、この表現を意思として固定することだ。彼女がかいてきた言葉をみて、まずタイトルをつけた。「 君も好きだったんだね、夏 」というワードは、元々の歌詞にはなかったのだけど、サビもそこから再構築する。しかしそれは、作り直すことでも修正することでもない。ただ、今度は僕がみてきた側、つまり客観としてのアイドル像をふまえた確認でしかない。もうすでにかくべきことは、この5年間の中でほとんど提出されていたのだ。  今回も、特別この歌詞を共作するために、直接あって話した時間はない。メールで、最近のゆふぃすとはこうなんです、とか、最近のアイドルはこうなんですとか、あるいは僕はここ最近こういう風にみてたよ、ということを伝えたりしただけだ。アイドル曲で歌われるべき世界は、必ずしもそのリアルの中にあるわけではないことはもうすでにわかっていた。過激な言葉をつかわなくても、炎上するより暑い夏が見えた。そして、また新しい夏を越えて、きっと新しい愛情の形を歌詞にする日がくる気がしている。 <ヤマモトショウ> 【第2弾に続く!】

    2019/11/12

  • スピッツ
    終わりのない青さが、僕を小さくしていく。
    終わりのない青さが、僕を小さくしていく。

    スピッツ

    終わりのない青さが、僕を小さくしていく。

     2019年10月9日に“スピッツ”が3年ぶりとなるニューアルバム『見っけ』をリリースしました。今日のうたコラムでは、今作に収録されている新曲「花と虫」をご紹介いたします。この歌は、退屈のなかを過ごしていた、とある<虫>が主人公。ずっと同じ毎日が続くのだろうか…。そんな気持ちに埋もれている方に、聴いていただきたい1曲。 おとなしい花咲く セピア色のジャングルで いつもの羽広げて飛ぶのも 飽き飽きしてたんだ 北へ吹く風に 身体を委ねてたら 痛くても気持ちのいい世界が その先には広がっていた 「花と虫」/スピッツ  まず<セピア色のジャングル>とは<僕>の故郷です。懐かしく愛おしい思い出がたくさん沁みている場所。だけどもう、鮮やかな色味も新しい刺激も感じられない場所。そして、そこに咲いている<おとなしい花>も、きっとまた<僕>にとっては“ともに月日を重ねてきたからこその情と退屈”を抱く存在だったのではないでしょうか。  では、そんな<おとなしい花>は<僕>の何なのでしょう。たとえば、かつての<僕>の“仕事”の象徴。つまり<いつもの羽広げて>飛んで、花から蜜や花粉を運ぶ、毎日その繰り返し。それに<飽き飽きしてた>けれど、誰も何も<僕>を傷つけないし、それなりの安定があったから、冴えない日々をボンヤリとやり過ごしていたのだと考えられます。    また、いつも静かに笑っているような優しい“恋人”や“仲間”を意味するものなのかもしれません。その存在はやはり<僕>を安心させてくれたことでしょう。同じ場所で。変わらない温かさで。しかしついに<僕>は“退屈”に耐え切れなくなりました。だって自分には、どこにでも行けるはずの<羽>があるから。そして<北へ吹く風に 身体を委ねてたら>、思いがけず<痛くても気持ちのいい世界>の広がりに出逢ったのです。 終わりのない青さが 僕を小さくしていく 罪で濡れた瞳や 隠していた傷さえも 新しい朝に怯えた 「花と虫」/スピッツ  その世界を飛びながら<僕>が感じたのは<終わりのない青さ>です。これまでの自分の軌跡も<罪で濡れた瞳や 隠していた傷さえも>小さく感じられるくらいの青さ。そんな“無限の可能性”を『見っけ』たのでしょう。怒りも泣くことも忘れていたような人生で、ずいぶん久しぶりに<新しい朝に怯え>、魂を震わせることができたのでしょう。 それは夢じゃなく めくるめく時を食べて いつしか大切な花のことまで 忘れてしまったんだ 巷の噂じゃ 生まれ故郷のジャングルは 冷えた砂漠に呑まれそうだってさ かすかに心揺れるけど 終わりのない青さの 誘惑に抗えずに 止まらなかった歩みで 砂利の音にこごえて 新しい朝にまみれた 「花はどうしてる?」つぶやいて噛みしめる 幼い日の記憶を払いのけて 「花と虫」/スピッツ  こうして<痛くても気持ちのいい世界>に飛び出した<僕>。ときには<生まれ故郷>に関する良くない噂が入って来たり、ふと<大切な花>のことを思い出し“懐かしさ”や“愛おしさ”を噛みしめたり、過去に<かすかに心揺れる>ことも多々…。それでも、それ以上に、今<新しい朝>のなか輝きたいのです。何度でも新しく怯えて、新しい希望にまみれて、もっともっと<終わりのない青さ>を求めたい気持ちが伝わってきます。 終わりのない青さは 終わりがある青さで 気づかないフリしながら 後ろは振り返らずに 終わりのない青さが 僕を小さくしていく 罪で濡れた瞳や 隠していた傷さえも 新しい朝に怯えた 爽やかな 新しい朝にまみれた 「花と虫」/スピッツ  もちろん、いくら<終わりのない青さ>だと感じていても、それは<終わりがある青さ>だと、心のどこかでは気づいています。ひとの心や体には必ず“リミット”があるものだから。また、自分次第でいくらでも終わってしまうものだから。でもだからこそ、今は<気づかないフリしながら 後ろは振り返らずに>先へ先へ<僕>は飛ぶのです。    終わりのない青さが、自分を小さくしていく。世界が大きくなってゆく。そんな限りない希望を描いたのが、スピッツ「花と虫」でしょう。また一方で、<おとなしい花>を“恋人”や“仲間”だと考えると、今度は<花>目線の歌も聴いてみたくなりませんか? 羽を持たない<花>は、自分が知らない世界へ飛んで行った<虫>をどんな気持ちで見つめていたのか…。是非、いろんな解釈でこの歌を楽しんでみてください…! ◆紹介曲「 花と虫 」 作詞:草野正宗 作曲:草野正宗 ◆ニューアルバム『見っけ』 2019年10月9日発売 <収録曲> 01. 見っけ 02. 優しいあの子 03. ありがとさん 04. ラジオデイズ 05. 花と虫 06. ブービー 07. 快速 08. YM71D 09. はぐれ狼 10. まがった僕のしっぽ 11. 初夏の日 12. ヤマブキ

    2019/11/11

  • Halo at 四畳半
    抑えることのできない心の奥底の深い闇に私は「ナラク」と名前を付けた。
    抑えることのできない心の奥底の深い闇に私は「ナラク」と名前を付けた。

    Halo at 四畳半

    抑えることのできない心の奥底の深い闇に私は「ナラク」と名前を付けた。

     4人組バンド“Halo at 四畳半”が、2019年10月10日に新曲「ナラク」を、10月27日に新曲「花飾りのうた」を配信リリースしました。尚、「ナラク」は、テレビアニメ『ラディアン』第2シリーズのオープニングテーマ、「花飾りのうた」はテレ東の真夜中ドラマ『江戸前の旬season2』エンディングテーマとして起用されております。    さて、今日のうたコラムでは、Halo at 四畳半のボーカルであり、全曲の作詞作曲を手掛けている“渡井翔汰”による歌詞エッセイを2週に渡りお届けいたします!自身のTwitterで『「ナラク」と「花飾りのうた」はどちらも根っこを辿ると“心”をテーマにした曲になっています。“奈落”と“花”はほど遠い存在のようで、実は凄く似たもの同士。その違いも含めて楽しんでみてください』と綴っていた彼。前編ではその“奈落”サイドである「ナラク」について執筆していただきました。じっくりとご堪能ください…! ~「ナラク」歌詞エッセイ~  心の奥底に自分も知らないような、もしくは知らない振りをしていた自分を見つけて慌てて目を逸らす。そいつは他人に見られたい自分とはかけ離れた存在で、その実、押し潰すこともできない。  「ナラク」という曲は、あるひとつのキッカケが起こらなければ、かくことは、この世に生まれることは無かった。Halo at 四畳半にとって、とてもストレートな表現で真っ向から挑むこの曲は、キッカケがなければ完成に至らなかったとすら思う。  そのキッカケというのがNHK Eテレ『ラディアン』第2シリーズのOP主題歌書き下ろしの依頼だった。これまでも感銘を受けた既存作品(映画、漫画等)に勝手に主題歌を付けるつもりで曲をかくことは幾度かあった。しかしながら依頼を受けて書き下ろしをするというのはこの時が初めてのことで、とても高揚したことを憶えている。  失礼は承知の上で、私はこの依頼がくるまで『ラディアン』という作品を見たことがなかった。第1シリーズのときに今を時めくバンドがOP/EDに起用されていて、名前を見かけたことがある程度だった。  それでも依頼を受けた以上は、作品に、それにまつわる人達に失礼の無いよう、作品をインプットする作業から「ナラク」の制作ははじまった。原作本を最新刊までいただき、読み込み、スタッフチームと打ち合わせをして曲の方向性を定めていく。  『ラディアン』は不思議な作品だった。さっと読んだ印象は王道冒険ファンタジー。それなのに読み終えたあと、心に小さなトゲが幾つか刺さっていることに気付く。それはファンタジックな物語の根幹に敷き詰められた人の心の暗がりや、社会問題を彷彿とさせる舞台設定によって差し込まれた“現実”だった。  ここでひとつの大きなシンパシーを感じた。我々が掲げる「Halo at 四畳半」という奇妙なバンド名には「空想と現実の共存」の意味が込められている。それはまさに『ラディアン』が表現している「ファンタジックな物語の中に潜む現実」とよく似ていた。  それに気が付いたところで「ナラク」の制作にあたって身に纏おうとしていた鎧をすべて取り外すことを決めた。この作品には真っ向から我々を体現する曲が相応しいはずだと、そう思ったのだ。  真っ直ぐなリズムに、爽快でいて仄暗さを感じるコード進行。我々が活動初期から好んでいる構成だ。それに乗せる言葉を、あの頃の感覚に近い、頭の中で絵を描くようにして書き連ねていった。  主人公・セトが抱える、抑えることのできない心の奥底の深い闇に私は「ナラク」と名前を付けた。しかしながら「ナラク」は何もセトの中だけに棲まうものではないと思っている。誰もが心の中に「ナラク」を飼っていて、生きている間にそいつに抗わねばならない瞬間に直面する。 “この身体を巡る運命の行方を決めるのは”  という一節からはじまるこの曲は、最後までその先を言い切らない。それでもこの曲を聴いたあと、言葉におこさなかった続きの一節が浮かんで見えるような、そんな曲に仕上がったと思う。あなたは何を思い浮かべるだろうか。 <Halo at 四畳半・渡井翔汰> 【後編へ続く!】 ◆紹介曲「 ナラク 」 作詞:渡井翔汰 作曲:渡井翔汰

    2019/11/08

  • fumika
    まっすぐに生きるというのは、人間にしてみればなかなかにハードなことだ。
    まっすぐに生きるというのは、人間にしてみればなかなかにハードなことだ。

    fumika

    まっすぐに生きるというのは、人間にしてみればなかなかにハードなことだ。

     2019年10月23日に“fumika”が4年ぶりのフルアルバム『VARIOUSELF』をリリースしました。今作は、本人が綴った「VARIOUS(さまざまな)」と「SELF(自分自身)」の造語によるタイトルです。彼女の“魂が震える歌声”が存分に活かされた、生命力がみなぎるような全14曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“fumika”本人が歌詞エッセイを執筆!3週に渡ってスペシャルな記事をお届けいたします。本日は 第1弾 に続く、第2弾!綴っていただいたのは、わたしたちが紆余曲折を乗り越えて大きくなるためのパワーを与えてくれる、アルバム収録曲たちについて。このエッセイ&歌詞で、あなたも新たなる一歩を踏み出す勇気が持てますように…! ~アルバム『VARIOUSELF』歌詞エッセイ第2弾~  さて第二週目。一週間というのは、本当にあっという間だ。気づけば二週目のエッセイ締め切り直近!さぁfumika、机の前へ行け!PCを開け!Wardを立ち上げろ! という具合に、 New Album『VARIOUSELF』をリリースしてからは特にライブやインタビューで忙しなく活動していることもあって、目の前のことで精一杯なのが私の現状である。  そんな慌ただしい日常の中、私の心の拠り所になっているものがある。それは上京して共に生活している2匹の動物。ハリネズミのたわお(5歳)と、カルフォルニアキングスネークのまろ(6歳)である。え?ハリネズミはともかく、蛇は気に入らない? 確かに苦手な人が多いかもしれない、が私にとってはとても愛らしい生き物なのであしからず。  この二匹、どちらも夜行性であるため私が帰宅した時、ちょうど良いタイミングでお出迎えしてくれるのだ。ここでよく聞かれるのだが、懐くのか?ということである。正直わからない笑。でも一緒に過ごしているうちに、ご飯をあげるタイミングで名前を呼べば穴ぐらからひょこっと顔を出して、のそのそ出てくるし、遊んでいると寄り添ってくる。どういう感覚なのだろう、と時たま考える。  彼らは今ここがどこで、何のために生きているのか、私のことも、きっと理解していないだろうが、とにかく生きるために食べ、寝て、動く、何にでも真っ直ぐな彼らが好きなのである。しかし、その“まっすぐに生きる“というのは、人間にしてみればなかなかにハードなことだ。  昔から私が決まって憧れるのはスラムダンクでいえば桜木花道や、海賊王になりたいルフィーみたいな王道ヒーローなのである。私には腕力はないが、小さい頃から歌ったり踊ったりすることが好きで、それを喜んでくれた人のミニヒーローになれた気がしたのだった。それが原点。ヒーローにだって紆余曲折はあるのだ!それを乗り越えて大きくなるなるのだ。私もVARIOUSELF(いろんな自分)を受け入れて、また新たなる一歩を踏み出していく。 New Album『VARIOUSELF』よりこの5曲を。 -M12「 フレー!フレー!キミ 」- 今キミの名前を叫ぶよ、叫ぶよ この声を枯らして声援送ろう アルバム唯一のロックアップテンポナンバー。アレンジャーの石塚さんと、みんなで両手を上げて 叫ぶような曲にしたい!と創り上げた一曲。やる気が出ない時、この曲はオススメ! -M8「 Starlight 」- 輝く Starlight いつだって君を 見守ってるから 明けない夜が いくら続いても かならず Sunrise 信じて欲しい きっと夜明けは 何倍も強い光が 降り注ぐから 雲が晴れたのなら いつでも 歩いて行ける やっぱり年齢を重ねると現実的に出来ること、出来ないことが明確になってきている気がして、信じ続けることはとても簡単なことではなく苦しいことも多いけど、 それでも夜が明ければ朝は来るように、辛いこと悲しいことも乗り越えた先には、何かが待っていてくれてる様な気もする。サビの思い切りの良さがあるフレーズは、そんなことを思いながら何度もトライした曲。 -M5「 花束に込めて 」- 君のすべてはきっとAlright ('cause)まだ知らない未来もずっとAlright ほら心配しないでそう大丈夫って ナミダで咲いた笑顔に花束を 私は誰に対しても言葉で励ます事が苦手です。でも歌なら歌える、笑。…ということがこの曲の始まりだった気がします。ライブで盛り上がる一曲で、来てくれた人の笑顔が間近に見えるので自分でも最高にハッピーになれる曲。 -M7「 You're my Hero 」- 君じゃなきゃダメだよ 誰かを愛せることを 教えてくれたの 涙の足跡 ここへ辿り着いた きっともう迷わないから 止まない雨が続いても 手を繋いで夜を越えよう You're my Hero 私はよく強がってばかりいて、そんな時って心も体も石のように固くなっている気がします。そんなハリネズミ状態を解放してくれたり、またそんな自分の情けない状態を気づかせてくれる存在が「君」といえる人なんじゃないかな。がんばればがんばる程に生きづらい事が多いんだけど、許したり柔らかくなることって、自分一人じゃ不可能なことだと思うんです。 -M13「 akari 」- うちへ帰ろう 笑ってみよう 涙は いっしょに流そう 見慣れた笑顔に包まれ 今日が溶けてく おかえりって ただいまって  世界でたったひとつだけ わたしを待っててくれる場所 ひとりじゃない We are always together. 団地をテーマに、というのがお題でした。こどもの頃には当たり前で簡単だった、何気ない近くにいる人との会話はもしかして温もりの原点だったのかもしれないな、と思います。  今夜もたわおと、まろが私の帰りを待っている。明日もいい歌を歌うために、私もそろそろ家路に着こう。 <fumika> 【最終回へ続く!】 ◆ニューアルバム『VARIOUSELF』 2019年10月23日発売 初回盤 YRCN-95312 ¥3,500+税 通常盤 YRCN-95313 ¥3,000+税 <収録曲> 1.アマリリス 2.DANGEROUS feat.RG 3.あなたのいない、この世界で。 4.FIGHTER 5.花束にこめて 6.Story 7.You’remyHero 8.Starlight 9.ピリッと大スキ 10.無理かもって思ったら それより先に進めない 11.冬物語 12.フレー!フレー!キミ 13.akari 14.んなら、またね。

    2019/11/07

  • みきなつみ
    あなたも誰かにとって特別なヒーローであるということを忘れないでいてね。
    あなたも誰かにとって特別なヒーローであるということを忘れないでいてね。

    みきなつみ

    あなたも誰かにとって特別なヒーローであるということを忘れないでいてね。

     シンガーソングライター“みきなつみ”が、2019年10月16日に配信シングル「サヨナラあなたを好きだった私」を、11月6日にミニアルバム『ありのままピーチ』をリリース。世の中や日常への感情をリアルに映し出した歌詞、小さな体からは想像できない声量、エモーショナルなライブパフォーマンスで、全国各地に歌を届けている彼女。    今日のうたコラムでは、そんな“みきなつみ”の歌詞エッセイを3週連続でお届けいたします。今回は 第1弾 に続く第2弾です。綴っていただいたのは、ニューアルバム収録曲「ぼくにとってのヒーロー」に込めた想い。みきなつみのリアルタイムな心情の吐露と共に、エッセイ&歌詞をご堪能ください…! 歌詞エッセイ第2弾:ヒーローは弱い こんにちは、あなたの心の安定剤。クセになったらやめられない。埼玉のヒーローみきなつみです。 現在私は、コラムで紹介している3rdミニアルバム『ありのままピーチ』のリリースイベントで地方を飛びまわっている最中です。遠征先でこのコラムの期限に追われながら、ファンの子にもらった「桃の果実入りきびだんご」を食べて、心を落ち着かせています、、。 美味しい~~~~~~!!!(感謝) 私は典型的な「ギリギリにならないとやらないタイプ」の人間です(正確にはギリギリアウトです)。このタイプの方、意外といますよね。ゴールで余裕な顔している「夏休みの宿題は7月中に終わらせる組」が心の底から羨ましいのに、全然そんなことないって顔しながら、手足に10キロの重りつけて走ってるようなものですよね、、、はははは。 さあ、、!気を取り直して!現在アツアツの3rdミニアルバムに収録されている1stシングルタイトル曲「ぼくにとってヒーロー」について今日は話していこうと思います。ちなみに、切り替えは早いです!わたし! 「ヒーロー」と聞いてパッと浮かぶのは、超能力が使えたり、ビームも出せたり、世界を救うようなスーパーマン!だと思うのですが、、、私が今回歌ってる曲に出てくるヒーローは万人受けするヒーロー!というよりは、あなたにとっての特別なヒーローです。世界を救えなくても、あなたのこと1人を救ってくれるヒーローのことです。 そして、あなたも誰かにとって特別なヒーローであるということを忘れないでいてね、そんなメッセージも込めています。 「私なんて、あの子と比べたら人気もないし、魅力もないし、ダメなとこばっかり。」そうやって自分を嫌いになる時が私にはあります。 人間て、ネガティブな評価に目が行きがちで、ほんの少しのネガティブに心が病んでしまう。そんな時に限って、小さな幸せや、そばにいてくれる人への感謝を見落としてしまいがちなんですよね。そんでもって、世界で一番不幸せみたいな顔をしちゃうんです。 あなたに会うと、笑顔になれる人がいます。 あなたに会う為に、頑張れる人がいます。 あなたの前でなら、泣ける人がいます。 あなたがいるから、幸せになろうと思える人がいます。 あなたも誰かにとってのヒーローです。 不幸せみたいな顔しなくていいんです。 だってあなたはとっ~ても愛されてる スーパーヒーロー、さ!!! <みきなつみ> ◆紹介曲「 ぼくにとってのヒーロー 」 作詞:みきなつみ 作曲:みきなつみ ◆Digital Single 「サヨナラあなたを好きだった私」 2019年10月16日発売 ◆3rd MiniAlbum『ありのままピーチ』 2019年11月6日発売 <収録曲> 1.サヨナラあなたを好きだった私 2.ぼくにとってのヒーロー 3.ヒヤシンス 4.ニタモノドウシ 5.スッピン 6.come back to me ◆みきなつみ ワンマンライブツアー 「会いにいくから会いにきて! ~初めての東阪名ツアー2019~」 ・11/23(土)名古屋ell.SIZE open17:30/start18:00 ・11/24(日)心斎橋Live House Pangea open16:30/start17:00 ・12/06(金)代官山UNIT open18:00/start18:30 *オープニングアクト有り チケット代:¥3,300(別途1drink)

    2019/11/06

  • イチオシ!
    歌詞公開中の秋冬ドラマ主題歌を一挙ご紹介!
    歌詞公開中の秋冬ドラマ主題歌を一挙ご紹介!

    イチオシ!

    歌詞公開中の秋冬ドラマ主題歌を一挙ご紹介!

     ついにスタートした2019年の“秋冬ドラマ”ですが、みなさんは現時点でどの作品がお気に入りですか? 今回はとくに『まだ結婚できない男』や『時効警察はじめました』や『孤独のグルメ Season8』など、人気作品の続編が目立ちますよね。11月2日(土)からは『おっさんずラブ-in the sky-』もスタート!いずれもファン待望の復活でしょう。    さて、今日のうたコラムではそんな続編ドラマも含め、今年の“秋冬ドラマ”注目の主題歌を一挙ご紹介いたします。2018年は、戸田恵梨香×ムロツヨシによるドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と~』の主題歌、back number「 オールドファッション 」が大ヒットしたことが記憶に新しいでしょう。同曲は、歌詞アクセス数100万回超えのミリオンリリックとして歴代人気曲に認定!では今期、歌詞ランキングを上昇していくのは…? 不思議なことがあるよ 綺麗なことがあるよ 秋の匂い 屈む風が僕を勇気づける 夢歌う日々があるよ 戸惑う日々もあるよ 君の匂い 凪ぎる空へこころ満ちてゆけば 奥にかさばった遠い日の想い 今まだ晒せるだろう 「 まだスイミー 」/持田香織  まず、阿部寛の主演ドラマ『まだ結婚できない男』主題歌は、持田香織の新曲「まだスイミー」です。2006年に放送された『結婚できない男』では、Every Little Thingの「スイミー」が主題歌でしたが、今回の続編でも“『結婚できない男』といえば「スイミー」”ということで、持田香織ソロとしてセルフカバーのリクエストがあり、実現したんだそう。 不思議なことがあるよ きれいなことがあるよ 夏の匂い 青む風が ぼくを通り抜ける 夢うたう日々があるよ とまどう日々もあるよ 君の匂い 滲む空に こころ 流れつけば 奥にかさばった 遠い日の想い 今なら 晒せるだろう 「 スイミー 」/Every Little Thing  ちなみに新曲のタイトルには、ドラマに併せて“まだ”というワードがついておりますが、歌詞もただのセルフカバーではございません。季語が秋になっていたり、持田香織自身が主人公(阿部寛)の“あれから”の生活を想像してフレーズを少し変えていたり。曲からも成長や変化が感じられる新たな1曲となっているんです。是非、元祖「スイミー」の歌詞と聴き比べ、その違いも楽しんでみてください。 せーので駆け出したはずなのにどうして まるで私だけがサボタージュ YESかNOの間でなんとなく生きて まとわりついた悪いクセ そんなはずはない だって集めてきた 好きなモノやヒト あれ なんだったっけ なんだか今なら 愛されるより愛したいとさえ思う まだ間に合うかな 私このまま消えちゃわないように刻むの 「 sabotage 」/緑黄色社会  波瑠の主演ドラマ『G線上のあなたと私』主題歌は、緑黄色社会の「sabotage」です。寿退社間近に婚約破棄され、仕事も結婚も失った主人公は、どこか藁にもすがるような気持ちで大人のバイオリン教室に通い始めます。そこで出会ったのは、様々な面での問題を抱える人たち。そんな悩める大人の恋と友情の物語が、劇中で展開されてゆくのです。  怠けていたわけじゃないのに、仕事はない、恋愛もうまくいかない。その状態は<まるで私だけがサボタージュ>というフレーズに表れており、これまで<集めてきた 好きなモノやヒト>さえ忘れてしまうくらい自信喪失に陥っている様子が伝わってきます。しかし<このまま消えちゃわないように>もがいている<私>の姿は、ドラマが進むにつれどんどん、主人公(波瑠)や登場人物たちとリンクしていくのではないでしょうか。 「いいね!」は気軽につけれるのに 目の前のキミには何も言えない また少しだけ 髪型を変えて 気づかない それでまた落ちて いつだって自分に 付いたタグが悲しい 誰よりスキだから 誰よりもキライになる 私の気持ちを どうしてわからないんだろう キミとは全然違う 生き物じゃ泣けたりしない 心の答え合わせは やめてありのままに 恋をしよう 「 アシンメトリー 」/安田レイ  新木優子×高良健吾によるドラマ『モトカレマニア』オープニング曲は、安田レイの「アシンメトリー」です。同曲は、ドラマの第1話が放送されるや否や「アシンメトリー最高!雰囲気ぴったり」「ポップだけど切ない歌詞がすごく良い」など、SNS上で話題に。もちろん歌詞もアクセスが集中し、リアルタイムランキング2位まで浮上しました。  主人公(新木優子)は、恐ろしいまでに元カレ(高良健吾)の存在を引きずりまくっている“モトカレマニア”な女の子。ときに混乱し、ときに暴走しながらも、試行錯誤して前に進んでゆくのがこのドラマです。そんな物語に<誰よりスキだから 誰よりもキライになる>チグハグな恋愛模様を描いた主題歌がさらなる彩りを加えていくことでしょう。 愛はスローにちょっとずつ 黄昏(セピア)に染まるんだ Oh, yeah 忘られぬ 鳶色の瞳 もう愛なんて要らないさ ぬくもり消せないんだ Oh, yeah 溢れ来る ひとすじの涙 「 愛はスローにちょっとずつ 」/サザンオールスターズ  賀来賢人の主演ドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』主題歌は、サザンオールスターズの「愛はスローにちょっとずつ」です。今年の3月から6月にかけて行われた全国ツアーを通して作り上げられていった最新曲であり、ツアー終了後にレコーディング。8月に配信リリース。その楽曲が改めてドラマの主題歌という形でお茶の間に届くことに! No, I don't cry もう泣かないさ 夜明けが待っている Oh, yeah 君だけが 希望の光 さよならも云えず 「 愛はスローにちょっとずつ 」/サザンオールスターズ  愛する人との離別を経て、今なお感じる慕情、そして孤独感を、せつなく美しいメロディでつづった1曲となっております。ただ、楽曲の雰囲気とは相反するかのように、ハードで衝撃的なドラマ…。ドラマ関係者によると、主題歌は、毎回のエンディングを飾ることになるとのことで、この優しくあたたかなバラードが流れることには、深い意味が隠されていそう。その意味は、ドラマが進行していくなかで徐々にわかっていくはず! 何がどのように歌詞とリンクしていくのか、注目です。    他にも、福士蒼汰×菜々緒による『4分間のマリーゴールド』の主題歌、平井堅「#302」や、オダギリジョー×麻生久美子による『時効警察はじめました』の主題歌、椎名林檎「公然の秘密」や、木村拓哉の主演ドラマ『グランメゾン東京』の主題歌、山下達郎「RECIPE (レシピ)」など気になる楽曲揃い!是非、お気に入りの主題歌を見つけてみてください。そして是非是非、歌詞は歌ネットで検索を…!

    2019/11/05

  • FUKUSHIGE MARI
    直感でこう思った。あぁ、きっと彼らは今幸せだろう、と。
    直感でこう思った。あぁ、きっと彼らは今幸せだろう、と。

    FUKUSHIGE MARI

    直感でこう思った。あぁ、きっと彼らは今幸せだろう、と。

     ゲスの極み乙女。キーボードの“ちゃんMARI”による“FUKUSHIGE MARI”名義でのソロ作品『JAPANESE ONNA』が2019年10月18日にデジタルリリースされました。今作は、彼女が自ら全作詞作曲を行ったセルフプロデュース作品です。さらに、リリースを記念してのワンマンライブ『hertero』が11月22日(金)に開催されることも決定しております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“ちゃんMARI”本人が執筆した、初の歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、EP『JAPANESE ONNA』の世界観に通ずるような、それぞれの“幸せ”についてのお話…。是非、アルバムと併せてご熟読ください。 ~歌詞エッセイ:「幸せを集めて歩く」~ その男女は電車の中に立っていた。女性はやや光沢のある柔らかい素材のワンピースを着ている。色がとても綺麗だ。男性は一見シンプルな装いだが、靴下の色がとても綺麗だ。このカップル、一言で言うとあれだ。 オシャレだ。 このふたり、なんとワンピースと靴下の色を合わせに来ている。世の中にはこんな高度なペアルックのやり方があるというのか。私は驚愕した。 件の2人が電車を降りてからも、私はしばらく考えていた。彼らは普段どんなオシャレな生活をしているのだろうか。馴染みのロースタリーでコーヒー豆を買い、お気に入りの古着屋で買い物を楽しみ、小さめのギャラリーでアートを鑑賞する。或いはフイルムカメラで写真を撮ったりする。家に帰れば、聞き慣れない名前の料理を作りながらいい感じのワインを飲み、Netflixで海外ドラマを楽しむのであろうか。 私は想像していた。充実したカルチャーの先に、幸せがあると信じて疑わずに。 新宿西口の巨大ビル群を横目に、ホッピーの中身を注文する黒いシャツの太った男がいた。彼は毎日この飲み屋に来ては決まってホッピーを注文する。 「あんさん、よく飽きないねえ」 店主が柔やかに笑う。 「当たり前だ、今日は嫌なことがあったからな。こうして飲まずにはいられねぇんだ」 いつもそうして1人でくだを巻いている男だが、今日は珍しくそうではなかった。 「大将、何か食わせてやってくれねぇか」 見ると、巨大な体の後ろに隠れて小さな女の子がいるではないか。店主は唐揚げ、卵焼き、タコさんウィンナーなど、子供が好きそうなものを思いつく限り作って出した。年端もいかない女の子だが、それなりの量を食べる。 それから太った男と小さな女の子は2人で毎日店に訪れるようになった。 「大将、ホッピーとオレンジジュース」 「はいよ」 思い返してみれば、この女の子と男の関係性がとても謎だ。親子と言われればそうかもしれないし、違うと言われればそのようにも思える。だが、一見異質な2人が仲良く食事をしている姿は微笑ましい。 「おじちゃん、タコさんウィンナーたべたい」 「ごめんなぁ、今日は切らしちまったんだよ。また明日仕入れとくよ」 ある時から、2人はぱったりと店へ姿をあらわさなくなった。店主は少しだけ残念な気持ちであったが、直感でこう思った。あぁ、きっと彼らは今幸せだろう、と。 住宅街の一角に、髭の長いお爺さんが住んでいる。何年か前まではクリーニング店を営んでいたが、奥さんに先立たれてからしばらくして、お爺さんはお店を畳むことにした。 お爺さんはお店をやめてからも外へ出てきて、よく日向ぼっこをしている。相変わらず近所の人達と世間話をするのが好きだ。いつも、傍らにはお婆さんの写真がある。 今日はとてもいい天気だ。風が気持ちいい。お爺さんは軒先に植えてある胡瓜をそっともいだ。そして、黄色いその花をお婆さんの写真の近くに飾った。お爺さんはそっと目を閉じて少しの間眠った。お婆さんの夢を見たいと願いながら。 <FUKUSHIGE MARI(ちゃんMARI)> ◆FUKUSHIGE MARI solo EP『JAPANESE ONNA』 2019年10月18日(金)デジタルリリース <収録曲> 1 沈丁花、低く 2 night dancer 3 スプーンの庭 4 CITY 5 DRUNK 6 風と彼は誰 7 yellow green

    2019/11/01

  • THE SxPLAY(菅原紗由理)
    苦しいんだよ、君が思う私でいるのは、苦しいんだよ。
    苦しいんだよ、君が思う私でいるのは、苦しいんだよ。

    THE SxPLAY(菅原紗由理)

    苦しいんだよ、君が思う私でいるのは、苦しいんだよ。

     2019年10月9日に“THE SxPLAY(菅原紗由理)”が新曲「漂流」を配信リリースしました。みなさんは、好きな相手に好かれたいと思うがあまり、相手の理想通りの姿を演じていることはありませんか? 恋愛でも、仕事でも、友人関係でも、本当の自分を押し殺していることはありませんか? 今日のうたコラムではそんな<私>を描いた1曲をご紹介。 剥げかけの不細工なネイル 死んだ魚の鱗みたいに無惨に光る 君のため 自分を繕うのに疲れてしまったんだ それなのに 君が望む答えを今日も探してる なぜ? また 私 彷徨い気づけば終わりも見えずに いつの間に氷も溺れたアイスティー 自分を騙すように 無駄に笑ってみせることしか 私にはできないのかな? 「漂流」/THE SxPLAY(菅原紗由理)  ふと、爪を見つめてみると、少し前に綺麗に塗ったはずの<ネイル>が<剥げかけの不細工>になっていることってありますよね。日々、忙しさで“心が亡くなって”いたりするせいで。おそらくこの歌の主人公である<私>も“心が亡くなっている”状態なのでしょう。ただし、その理由は<君のため 自分を繕うのに疲れてしまった>からです。  ネイルをはじめ、ずっと<君のため>に繕ってきた容姿、思想、感情、表情、自分のすべて。それでもまだ「好き」が勝っていた頃は<君が望む答え>を差し出すことさえ、輝いて感じられたのではないでしょうか。自分という“流れ”に逆らって、傷つきながら泳ぐ<魚の鱗>みたいにキラキラと。でも、そんな偽りの毎日は長くは続けられません。    もう「好き」だけじゃ<君のため 自分を繕うのに疲れて>しまって、<剥げかけの不細工なネイル>を塗り直す気力も残っていないほどボロボロで。だけど<自分を騙すように 無駄に笑ってみせることしか>できなくなっていて、<氷も溺れたアイスティー>のように個性のぼやけた自分になっていて。進むことも戻ることもできずにいるのです。 やめる理由が見つからなくなっちゃった 私は君に 言われるがままぷかぷか浮かぶ船 耐える理由も忘れてしまったんだ 流されるまま 変わらぬまま 自分の舵を取れる日がくるの? 「漂流」/THE SxPLAY(菅原紗由理) やめる理由が見つからなくなっちゃった 私は君に 言われるがままぷかぷか浮かぶ船 でも それじゃ何も変わらないままなんだ 暗闇に 漂いながら 自分の路を探しているの 「漂流」/THE SxPLAY(菅原紗由理)  そしてサビでは、あてもなく『漂流』するだけの<私>の姿が見えてきます。<自分を繕う>のを<やめる理由>も<耐える理由>もわからなくて、とりあえず<君に 言われるがままぷかぷか浮かぶ>ことでボンヤリ今を生きているのでしょう。では、どうして<私>は「好き」が<耐える理由>じゃなくなっても<変わらぬまま>なのでしょうか。  きっと<私>が恐れているのは<君>に嫌われることではありません。好かれたくて、自分を演じていたときもある。しかし、今はそれより<君>を失ったあとの<私>に自信がない。見えない<暗闇>で一人になるほうが怖い。だから、とりあえず変わらないままでいることを選んでしまっているのです。ただ一方で、心のどこかにいつもあるのは“変わりたい”という想い。その想いは歌が進むにつれ、強くなってゆきます。 こんなにも不細工なネイル 全て剥がしてしまって この手で嘘も引き裂いて どうしたらいいか 心ではわかっていたんだ 傷つきたくなくて 言われるがままばかり選んだけど 思い切り涙流したって 私らしくいたいんだ 立ちすくむ 波の向こう 風に乗り 帆を高く上げて 自分の舵を掴んでみるよ 「漂流」/THE SxPLAY(菅原紗由理)  歌の終盤。主人公が選んだのは<不細工なネイル>を塗り直すことではなく、<全て剥がしてしまって>素の自分になること。まだ<自分の舵>をうまく操ることは難しいでしょう。でも、失いかけていた自分の心は今、<思い切り涙流したって 私らしくいたいんだ>と、<自分の舵を掴んでみるよ>と、確かな意思を持っているのがわかりますね。    確信も自信もなくて怖いけれど、何が待っていたとしてもそれは<自分の舵>でたどり着いた場所。自分で作り上げた人生の路。それは<言われるがまま>の毎日よりずっとずっと濃いであるはずです。誰かのために自分を繕っているあなた。変わりたいけれど、変われなくて嘆いているあなた。是非、THE SxPLAY(菅原紗由理)の「漂流」を聴いてみてください。その日々が、少しでも動き出しますように…! ◆紹介曲「 漂流 」 作詞:THE SxPLAY・佐伯youthK 作曲:THE SxPLAY

    2019/10/31

  • イチオシ!
    器用に生きられない自分だったからこそ、言葉に蓄積されたんだ。
    器用に生きられない自分だったからこそ、言葉に蓄積されたんだ。

    イチオシ!

    器用に生きられない自分だったからこそ、言葉に蓄積されたんだ。

     今日のうたコラムでは、作家・作詞家として活躍している“高橋久美子”さんのスペシャル歌詞エッセイを3週に渡ってお届けいたします。今回は 第1弾 、 第2弾 に続く、最終回です。これまで、作家としての活動と並行して、大原櫻子、コアラモード.、私立恵比寿中学、ももいろクローバーZ、足立佳奈など、数々のアーティストに歌詞を提供してきた彼女。    2019年10月16日“原田知世”がリリースするバラード・セレクション・アルバム『Candle Lights』に収録される新曲「冬のこもりうた」の作詞も担当しております。尚、同アルバム収録の「銀河絵日記」と「2月の雲」も高橋久美子の作詞楽曲。そんな彼女が歌詞エッセイの最終回で綴ってくださったのは、言葉と共に生きてきた軌跡です。最初に歌詞を書いたときのこと、チャットモンチーの歌詞のこと、初の詩画集のこと、原田知世さん「2月の雲」のこと…。是非、最後までじっくりとご堪能くださいませ…! 【歌詞エッセイ最終回:歌詞と詩】  私が詩を書き始めたのは中学生の頃で、人に言えない気持ちを成仏させるためだけに書いていた(今読むと恥ずかしい)。高校生、大学生になっても同じで誰にも見せるつもりなどなかった。歌詞はすごい。書いて、人が見るどころか歌ってくれるのだ。大学で軽音部に入り、オリジナルバンドを始めたとき、歌詞を書いてほしいとボーカルの先輩に頼まれた。詩を書く要領で書いてみたら、なんなく書けた。じゃあ次は曲をつけてみてと言われて、練習室にあるグランドピアノで作ってみた。一応ついたが、あまりパッとしなかった。先輩がサビはこんな風にしてみたら?と言葉の最後を伸ばして、その延長でスカ―ンと抜けたサビを作ってくれた。おお、いい感じ。なるほど、音楽には構成があるのか。私にはAメロやBメロという概念がなかった。ただただ言葉を連ねていくと、にょろにょろごにょごにょした曲になることがわかった。でも、曲は先輩が作る方がいい。私は詩だけ書くことにした。  大学4年でチャットモンチーに正式加入し、チャットで本格的に歌詞を書き始めた。やっぱり、ただただにょろにょろとした作文のような詩であった。構成もへったくれもなかった。けれど、えっちゃんの手にかかればどんどん曲ができていった。それもとびきりメロディアスでスパイシーなのが。「 シャングリラ 」や「 サラバ青春 」「 ハナノユメ 」などは大学の頃に作ったものだった。「シャングリラ」は “時には僕の胸で泣いてくれよ” の「よ」の部分がはみ出るから、そこだけ一拍多くすることにした。後で人に言われて、なるほど、そこだけ5拍子だなあと気づいたが、自分たちにその意識はなかった。「言葉を変えてほしい」とえっちゃんから言われたことはほとんどなく(足りないときは付け足したが)あくまでメロディーが言葉に寄り添っていた。当時何を考えていたのか、どんどんと記憶が薄れていくけれど、歌詞を読めば、あるいは音楽を聴けば、私の気持ちがよくよくわかる。長い作文や日記を読むよりもわかると思う。 “何でもない毎日が本当は 記念日だったって今頃気づいたんだ” なんて歌っている「サラバ青春」にはびっくりするけど、私はしっかりと気づきながら生きてきたんだなあと思う。器用に生きられない自分だったからこそ、言葉に蓄積されたんだ。  そうして気づけば私は十年以上作詞をして、詩も書いてきた。歌詞として詞は飛び立つことになったが、詩は見せるつもりがなかった。けれど今度は詩画集という形で出版され、人々の手に渡っていくようになった。歌詞よりも音がない分、歌ってくれない分、言葉が体当たりする。出版されるのはものすごく勇気がいることだった。家族や友人には見せられない。だったら何故出すのだろう。わからない。本当に変な気持ちだ。  十二月に発売される詩画集『今夜 凶暴だから わたし』は、34才から約4年間をついやして書いてきた詩の中から選抜隊が入ることになっている。やっぱり嬉しい。誰かの人生のお供をできることは幸せなことだなと思う。私の分身のような、それでいて自分さえも知らない自分のような気がする。  さて、今週でコラムも最後ですからね。最後に原田知世さんの「 2月の雲 」をご紹介します。こちらも私の作詞で、とても気に入っています。 “君のこといつも見てた 君のこと何も知らない 君のこと全部わかるよ 嘘じゃない” “私を全部伝えたいよ 私を忘れてもいい 私は息を吸って 歌うから”  この曲は、先に曲ができていて、「ムーンライダーズの『 9月の海はクラゲの海 』のアンサーソングのようなイメージなんだよね」と作曲・プロデュースの伊藤ゴローさんが仰っていて、私も初めて曲へのお返事のような気持ちで歌詞を作ってみた。手紙の返事を書くようでとてもおもしろかった。歌詞を作るのは楽しい。曲やアレンジや声とコラボレーションして晴れやかに空を飛べる。  ああ、今コラムを書いていてわかった。詩だけを書いていた中学生頃よりも私は随分と明るくなった。人が好きになった。人を思うようになった。それは音楽のお陰である。これからも歌詞と詩の両輪でゆっくりと進んでいけたらいいなと思う。連載3回、読んでくださってありがとうございました。 <高橋久美子> ◆Information 12月中旬に詩画集 『今夜 凶暴だから わたし(仮)』を ちいさいミシマ社から出版。 詩:高橋久美子 絵・紙版画:濱愛子 価格未定 様々な女性の視点から書かれた高橋の鋭い言葉と、個性的な風合いを持つ濱の紙版画が寄り添い呼吸する。今を生きる全てのあなたへ。 <高橋久美子イベント情報> 11/2「朝活!高橋久美子の作詞教室」 11/4 食と農業のイベント「東京米友達」  11/8 Kaco×高橋久美子の「音楽×朗読ライブ、アイノメ」 等、イベント情報は 高橋久美子公式HP を御覧ください。 公式Twitter も! ◆原田知世バラード・セレクション・アルバム 『Candle Lights』 2019年10月16日発売 UCCJ-2171 3,000(+tax) <収録曲> 1. Love Me Tender - Haruomi Hosono Rework 2. 冬のこもりうた (新曲) 3. ソバカス 4. 2月の雲 - Hiroshi Takano Rework 5. 夏に恋する女たち 6. イフ・ユー・ウェント・アウェイ 7. ハーモニー 8. 銀河絵日記 - Goro Ito Rework 9. いちょう並木のセレナーデ 10. ベイビー・アイム・ア・フール 11. SWEET MEMORIES 12. 夢のゆりかご

    2019/10/30

  • 土岐麻子
    風に転がるビニール傘、まるで私みたいね。
    風に転がるビニール傘、まるで私みたいね。

    土岐麻子

    風に転がるビニール傘、まるで私みたいね。

     2019年10月2日に“土岐麻子”がニューアルバム『PASSION BLUE』をリリースしました。内に秘めている【BLUE(憂鬱】と、外に溢れ出しそうな【PASSION(情熱)】という相反する言葉を組み合わせて名づけられた今作。今日のうたコラムでは、その収録曲からアルバムタイトルの意味にも通ずるような新たなラブソング「傘」をご紹介いたします。 降り出した雨 駆け出してく 恋人達 笑う声 いまごろきみは どこかの町 新しい傘を買ってる 空を裂いた稲妻が 強く 照らし 出した 駆け込んだ 屋根の下で ひとり 声も出せない 「傘」/土岐麻子  歌の幕開けは、降り出した雨。そのとき<私>の視線が一番に注がれたのは、笑いながら<駆け出してく 恋人達>の姿です。嬉しくないはずのハプニングさえ、二人でなら楽しめる。もっと言えば、どんな不幸のなかだって、二人でなら駆け抜けてゆける。そんな<恋人達>がやけに目に留まるのは、自分自身の現状と異なりすぎるからでしょう。  幸せそうな恋人達を見つめながら、思うのは<きみ>のこと。どうやら、この<きみ>と<私>は“二人でならどこまでもゆける”ような関係にはなれなかった模様。そして<きみ>はもう“<どこかの町 新しい傘を買ってる>=自分を守ってくれる新しい愛を見つけている”のだろうと<私>は深く孤独な【BLUE(憂鬱】に襲われているのです。    さらに、その<私>の【BLUE(憂鬱】を恐ろしいくらい強く照らし出す、空を裂いた稲妻。しかし<私>は<きみ>と違って、まだ“<新しい傘>=新しい愛”を手にするパワーもありません。なんとか心身を守ろうと必死に<駆け込んだ 屋根の下で>ひとり、哀しみや空しさや不安に震えている姿が伝わってくるかのようですね…。 きみを傷つけるような 悲しい出来事を そっとよける傘になって 守れると思ってた 「傘」/土岐麻子  また、続く歌詞にはこのような想いが綴られております。これはアルバムタイトルで言う【PASSION(情熱)】の部分と言えるでしょう。<きみ>と一緒に“傘”に入りたかったわけじゃない。たとえ自分が濡れようと<きみを傷つけるような 悲しい出来事を そっとよける傘になって>守りたかった。それほど大きな“愛”だったことがわかります。 いつか この風が やんだ頃 きみは その新しい愛も 捨てて しまうのでしょう やさしさ 思い出さずに 私しか知らないきみを きみは その弱さごと全部 捨ててしまいたかった 遠いどこかへ行くため きみだけが知ってた私だけが ここで佇んでいる 風に転がるビニール傘 まるで私みたいね どこへ行く 「傘」/土岐麻子  しかし、悲しいことに<きみ>にとっての“愛”とは、すぐに使い捨てできる<ビニール傘>のようなものでした。ツライとき、悲しいとき、傷ついたときだけ、弱さをさらけ出し、甘えたい存在が<私>だったのです。ただそれは、雨が止めば、もう必要なくなるもの。むしろ<その弱さごと全部 捨ててしまい>たくなって、自分の<弱さ>を知られている<私>といるのも居心地が悪くなって、勝手に離れていったのでしょう。    結果、愛する<きみ>のため“傘”として戦い続けた<私>は今、ボロボロになって<風に転がるビニール傘>のように途方に暮れております。誰にも必要とされず、行き場もなく。最後の<どこへ行く>は、自分に似た傘に「どこに行けばいいんだろうね」と嘆きかけるようでもあり、「どこに行けばいいか教えてよ」と問うようでもあります。    一緒にいたときの【PASSION(情熱)】が強かった分だけ、より一層【BLUE(憂鬱】が際立って感じられるのが痛く切ない、土岐麻子の「傘」。ひとり、雨の日に、聴き浸ってみてください。 ◆紹介曲「 傘 」 作詞:土岐麻子 作曲:トオミヨウ ◆ニューアルバム『PASSION BLUE』 2019年10月2日発売 CD+DVD RZCB-87006/B ¥4,500+税 CD+Blu-ray RZCB-87007/B ¥5,500+税 CD only RZCB-87008 ¥3,000+税 <収録曲> 01. Passion Blue 02. 美しい顔 03. High Line 04. エメラルド 05. RADIO 06. Ice Cream Talk feat. G.RINA 07. That Summer 08. 愛を手探り 09. 傘 10. Bubble Gum Town

    2019/10/29

  • fumika
    きっとこれからも諦められないまま私は歌っていくんだろうな。
    きっとこれからも諦められないまま私は歌っていくんだろうな。

    fumika

    きっとこれからも諦められないまま私は歌っていくんだろうな。

     2019年10月23日に“fumika”が4年ぶりのフルアルバム『VARIOUSELF』をリリースしました。今作は、本人が綴った「VARIOUS(さまざまな)」と「SELF(自分自身)」の造語によるタイトルです。彼女の“魂が震える歌声”が存分に活かされた、生命力がみなぎるような全14曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“fumika”本人が歌詞エッセイを執筆!3週に渡ってスペシャルな記事をお届けいたします。今回はその第1弾です。綴っていただいたのは、ニューアルバム『VARIOUSELF』への想いと、収録曲「アマリリス」、「FIGHTER」、「無理かもって思ったら それより先に進めない」についてのセルフライナーノーツ。是非、彼女の想いを、歌詞と併せて受け取ってください。 ~アルバム『VARIOUSELF』歌詞エッセイ第1弾~  わたしfumikaにとって4年ぶりとなるオリジナルアルバムが完成した。もう4年経っていたのか…。という驚きと、遠くを見つめてしまう私がいる。正直その期間を気にかけてる余裕もなく、慌ただしく活動してきた4年間だった。これまでのシングル、デジタル配信曲、新曲を含む全14曲がその全てだと言える。  アルバムタイトル『VARIOUSELF』は、“VARIOUS(いろんな)”と“SELF(自分)”を掛け合わせた造語である。  今までマイク一本で挑み続けてきた人生だが、その中で悩み、戦い、気づき、もちろん喜びや感動とも出会って、文字通り泣いたり笑ったり余すことなく全感覚で受け止めてきた。生きていれば誰しもが同じように良い時も悪い時もあって、誇れる自分もいれば、反面、認めたくない情けない自分だっている。    だけど前に進むには“VARIOUSELF”の全てをそのまま受け入れなくては。紆余曲折あった自分から目をそらすことなく、「そんなこともあったよね。」と受容したい。時に他人を許すよりも難しく、さらには懐の深さや覚悟さえ試されるようなこの自己対面作業は、正直しんどいこともある。ただそれをしないままに本当の意味での前進はありえない。こんなことを考えながら作った言葉を、この作品に名付けました。  「VARIOUSELF」に収録している曲から、まずはこの3曲。 -M1「 アマリリス 」- 君を悲しませるものを この世界から すべて消せやしないけど たとえ世界のどこにいても 君のことを 見つけ出してみせるから とってもストレートで理解するに簡単すぎる言葉、だからこそシンプルな力強さが生まれたと思う。誰かをひたむきに思う気持ちってのは、こんな「まさかね。」なんてこともついつい考えてしまう程で、私はよくこういう気持ちになる。一生懸命生きていても見失うことが多々。“自信”なんて、みんな多くは持ってないと思うし、ほんの少しのそれでさえ、簡単に打ち砕かれることもしばしば。そんな時、手を差し出して、支えてくれるような存在って必ず必要なのだと思う。このシンプルな歌がそんな存在になれたら。 -M4「 FIGHTER 」- 飲み込んだ痛み 癒えることはない だから強くなれたよ Don't you remember? 小さい頃から、負けず嫌いなところがあります。歌を歌い始めてから、何と戦ってきたかっていうと自分自身が一番大きいかもしれない。決心も覚悟もしたはずなのに、時折弱気になったり迷ったりする自分が許せなくて、無我夢中だった。失敗もたくさんあったし、傷つくことも多かったけど、その度に奮い立たせてきたから、「だから強くなれたよ Don't you remenber?」という歌詞にも繋がっています。この歌詞は若い自分では書けなかったんじゃないかな。ちなみにワークアウトにオススメです笑。 -M10「 無理かもって思ったら それより先に進めない 」- 無理かもって思ったら もう それより先になんて進めない 方法は無限大 可能性は永遠の海 やれそうって思ったら もう ほとんどは乗り越えたようなもの 陽は昇り また隠る 果てしない地平線 今回初めて、プロデュースしていただいたつんく♂さんが私に寄せてくれたコメントの中に「人間なんて弱いものだけど、でも、諦めずにもがいてもがいてほんの少し、その先っちょを掴んだその手が、その先の未来を変えていくようなそんな気がします。」 という言葉がありました。さすがだな~と読みながら感激しました。1秒、いやもっと細かい時間の流れの中で何が起こるのかは、先に進むという行動を自ら選択しない限り、何にも展開しないなと。この曲はそんな出会いも含め大事な曲です。  きっとこれからも諦められないまま私は歌っていくんだろうな。でもそんな自分で良いんだって、認めて、肯定してあげることを覚えたわたしはきっと少し強くなれたんだと思う。 <fumika> 【第2弾へ続く!】 ◆ニューアルバム『VARIOUSELF』 2019年10月23日発売 初回盤 YRCN-95312 ¥3,500+税 通常盤 YRCN-95313 ¥3,000+税 <収録曲> 1.アマリリス 2.DANGEROUS feat.RG 3.あなたのいない、この世界で。 4.FIGHTER 5.花束にこめて 6.Story 7.You’remyHero 8.Starlight 9.ピリッと大スキ 10.無理かもって思ったら それより先に進めない 11.冬物語 12.フレー!フレー!キミ 13.akari 14.んなら、またね。

    2019/10/28

  • 黒木渚
    美しい嘘をつくためには孤独でなくてはいけません。
    美しい嘘をつくためには孤独でなくてはいけません。

    黒木渚

    美しい嘘をつくためには孤独でなくてはいけません。

     2019年10月9日に“黒木渚”が、ファン待望の4年ぶりとなるニューアルバム『檸檬の棘』をリリースしました。さらに、11月5日には新作小説『檸檬の棘』を刊行。2020年には2年ぶりとなる単独公演も決定。目が離せない活動内容となっております。さて、そんな彼女が【今日のうたコラム】のために、今作収録曲にまつわる歌詞エッセイを執筆!    スペシャルな内容を、3週連続でお届けしております。ついに今回は、 第1弾 、 第2弾 に続く、最終回です。一体、ラストのエッセイに綴られているのは、何の曲についてなのか…。それはアルバムを手にした方のお楽しみ。是非、最後までじっくりとご堪能ください。 ~M-(?):歌詞エッセイ最終回「しーちゃんへ」~ 音楽家をやりながら小説家をやっていると、時々どちらにも使えるネタが見つかることがあります。2018年の春から書き始めた私小説『檸檬の棘』の中に、飛鳥ちゃんという虚言癖の女の子が出てくるのですが、私にとって彼女は文学にも音楽にも使える素晴らしいモチーフでした。 虚言癖の子って学年にひとりくらいいませんでしたか? 息を吐くように嘘をつく子。とんでもなく非現実的な内容だったり、前に話したことと矛盾していたりもして、なんだか変だなあと思いつつも「それ嘘でしょ?」と断定できない気まずい感じ。あれってとても人間的な場面だと思うのです。意味のない悪意、理由のない嘘、宙ぶらりんの正義感。 クリエイターになってから、私はますます虚言癖に興味を持つようになりました。彼らの「嘘」にエンターテインメントを感じているのかもしれません。嘘をつきたいという衝動の奥に何があるのか知りたいという気持ちもあります。自己肯定感や全能感を味わうためなのか、それとももっと単純に寂しいからなのか。 小説『檸檬の棘』を書きながら、私は嘘つきの飛鳥ちゃんに同化して彼女の気持ちを理解しようと試みました。その結果、小説にとどまらず音楽まで生まれてきたのです。 飛鳥ちゃんの虚言は完成されたものでした。くだらない嘘よりはるかにエンタメだったし、退屈な少女時代を過ごしていた私にとってかなりインパクトのある出会いでもありました。そしていざ彼女になって嘘をついてみると、世の中を出し抜いてやったような清々しい気持ちと同時に、誰にも理解されない絶望感があったのです。 私はなぜか彼女を応援したい気持ちになりました。美しい嘘をつくためには孤独でなくてはいけません。飛鳥ちゃんが今もどこかで嘘をついていますように。 しーちゃんへ 結局、お別れも言えんままやったけん手紙書くことにしました。 私のことはみんなから色々聞いたと思います。 しーちゃんのものを勝手にとってごめんなさい。 悪いこととはわかっとったよ。 でも、私なりの理由もあった。 しーちゃんならわかってくれるよね? 新しい学校では今、合唱コンクールの練習をしています。 明るい曲は嫌い。 みんなで声を揃えて歌うのも気持ち悪い。 それでも毎日きちんと練習に参加しています。 ニコニコ笑って、控えめに受け答えします。 ねえ、しーちゃん。 嘘って音楽みたいやと思わん? 美しい旋律より、派手な演奏より、空白に一番意味がある。 私、人は空白に騙されるんやと思う。 しーちゃん。私の嘘は完璧やったかな。 何故かしーちゃんにはずっと騙されとって欲しかった。 うっとり騙されとるしーちゃんは綺麗やったよ。 純粋で、ひんやりと、氷みたいに透き通って。 できればそのままでおってね。 割れ物のまま、危うい大人になってね。 最後やけん、しーちゃんに本当のことを言わなやね。 たくさん嘘をついてしまったけど、これだけはほんと、信じてね。 私、しーちゃんのことが大嫌いやったよ。ばいばい。 飛鳥より <黒木渚> ◆ニューアルバム『檸檬の棘』 2019年10月9日発売 初回限定盤A ¥3,600+税 初回限定盤B ¥3,600+税 通常盤 ¥2,600+税 <収録曲> 01. ふざけんな世界、ふざけろよ 02. 美しい滅びかた 03. ロックミュージシャンのためのエチュード第0楽章 04. 檸檬の棘 05. Sick 06. 彼岸花 07. 原点怪奇 08. 火の鳥 09. タイガー 10. 解放区への旅

    2019/10/25

  • みきなつみ
    私を選ばないなんてセンス無いね。それくらいに胸を張って生きよう。
    私を選ばないなんてセンス無いね。それくらいに胸を張って生きよう。

    みきなつみ

    私を選ばないなんてセンス無いね。それくらいに胸を張って生きよう。

     シンガーソングライター“みきなつみ”が、2019年10月16日に配信シングル「サヨナラあなたを好きだった私」を、11月6日にミニアルバム『ありのままピーチ』をリリース。世の中や日常への感情をリアルに映し出した歌詞、小さな体からは想像できない声量、エモーショナルなライブパフォーマンスで、全国各地に歌を届けている彼女。    今日のうたコラムでは、そんな“みきなつみ”の歌詞エッセイを3週連続でお届けいたします。今回はその第1回。綴っていただいたのは、新曲「サヨナラあなたを好きだった私」にまつわるお話。飾りのない、素の彼女による“コイバナ”をお楽しみください…! 歌詞エッセイ第1弾:目指せ、新発売のきびだんご? こんにちは、「埼玉が産んだ桃太郎」でお馴染み、みきなつみです。『きびだんごをもらった日に全部食べてしまい、作戦変更。鬼ヶ島に行くのはやめました。やはり、争いはない方がいいですね。めでたしめでたし。』と、こんな話で有名です。 、、、さあ!人生初コラム!という事で、すでに迷走してるのかと思いきや本当に、迷走しています(笑)。一体全体この先どうなってしまうのか、、、もう私を誰も止められない?!状態です。そしてこの状況をかなり楽しんでいます。 難しい事は話しません。いや、、正確には話せません。私を知っている方は察していると思いますが、知的キャラでも、文学少女ってわけでもないのです。単細胞、ど直球で、、、はははは。無理して繕わず、ありのままの私でお話していきますね。 さてさて、やっと本題です。今日は“コイバナ(恋愛の話)”をしていこうと思います。うきうき。2ndシングル「サヨナラあなたを好きだった私」について話すということは、そういう事です。 私くらいの年齢は、想像以上に恋愛のことしか頭にないんですよね。そうではない人に、まだ出会えていませんが、そんな人がいたら、恐らくど変態の天才しかいないと思います(偏見)。話を戻します。もちろん、趣味や仕事、将来の事だってそれなりにちゃんと、考えているんです。でも、友達と集まって話す事といえば「恋愛の話」になっていくものです。 どうしてなんですかね。恋愛って、悩みの種だったり、苦しい時だってあるのに、みんなしたがる。でも、しようと思ってすることじゃなくて、いつのまにか始まっているものですよね。その人に触れたい、と思ったら、いい匂いだなあ、と思ったら、好きなものが同じで嬉しいいぃ!やっふー!って思ったら、それはもう「好き」なんですよね。 私は、恋愛から逃げてしまいがちなので偉そうなことは言えません。振られそうになったら、自然と新たな恋を探しにいっています。そしてトキメキを見つけたら、即、一瞬、で、サヨナラ。なんてこともしてしまう(でしょう)。 最低!って思いましたかね。じゃあ、あなたはどうなんです! 胸にきびだんごをあてて考えてみるがいい! 目の前に大好きな桃とコラボした魅力的すぎる「新発売・桃の果実入りきびだんご(今限定!)」があるのに、たらふく食べて知り尽くした手のひらにあるきびだんごを食べ続けますか? 私だけが悪い?そんなことない! 私の心を引き止められないきびだんごにも原因があるわよ! もしかして例え雑すぎ?ついてきてない? まあ、大事なのはフィーリングだぜ。 と、こんな感じの独走わがままっぷりですが、ほとんどの女性はこんな感じだと思います(いいえ、違います)。とはいえ、男子諸君。口喧嘩で男は女に勝てないのです。正確には、負けたふりをしておけば平和です。とりあえず、言いたいこと言わせておけばそのうちおさまります。たぶん。ああ、また話がそれてる、、、。 もちろん私も、いつも恋愛から逃げているわけじゃなく、振られるとわかっていても、同じ人に3回告白して、3回振られた黒歴史くらいありますよ。他にも思い出せば、、、ううう泣。長くなるので今日はこの辺にして、明日、女子会を開きます。桃の木の下に24時集合で。 、、、しかし女性はこうやって何度も恋して、何度も傷ついて、傷ついた分だけ誰よりも強く、たくましく、美しくなっていくのだと思います。それが「サヨナラあなたを好きだった私」というわけです。ここまで長かったね~。変化に怖がらないで立ち向かう。私もそうでありたい、女の1人です。自信があるようで常にない、チョーーーーゼツにめんどくさい人間なので。 私を選ばないなんてセンス無いね。それくらいに胸を張って生きよう。それがたとえ、強がりでも、自分から幸せになろうとし続ければ、環境も、自分自身も、綺麗になって(目鼻立ちだけの話ではなくて内面的に)幸せに気づける、そして感謝できる。そう思うのです。ついでに自分をブスだと思うブスな心もサヨナラ!!!したいよね!しよう! 大丈夫。埼玉が産んだ桃太郎もがんばるよ。あなたが思っているよりあなたは、ずっとずっと美しいです。 私の初めてのコラム、最後まで読んでくれて嬉しいです。ありがとう。私はそろそろ絵本の世界に戻らなくちゃ!(最後の最後にどんな設定)。それでは、またね! <みきなつみ> ◆紹介曲「 サヨナラあなたを好きだった私 」 作詞:みきなつみ・渡邊亜希子 作曲:みきなつみ・GAKU ◆Digital Single 「サヨナラあなたを好きだった私」 2019年10月16日発売 ◆3rd MiniAlbum『ありのままピーチ』 2019年11月6日発売 <収録曲> 1.サヨナラあなたを好きだった私 2.ぼくにとってのヒーロー 3.ヒヤシンス 4.ニタモノドウシ 5.スッピン 6.come back to me ◆みきなつみ ワンマンライブツアー 「会いにいくから会いにきて! ~初めての東阪名ツアー2019~」 ・11/23(土)名古屋ell.SIZE open17:30/start18:00 ・11/24(日)心斎橋Live House Pangea open16:30/start17:00 ・12/06(金)代官山UNIT open18:00/start18:30 *オープニングアクト有り チケット代:¥3,300(別途1drink)

    2019/10/24

  • イチオシ!
    消えていくことを肯定したい。辿り着かないことを楽しんでいたい。
    消えていくことを肯定したい。辿り着かないことを楽しんでいたい。

    イチオシ!

    消えていくことを肯定したい。辿り着かないことを楽しんでいたい。

     今日のうたコラムでは、作家・作詞家として活躍している“高橋久美子”さんのスペシャル歌詞エッセイを3週に渡ってお届けいたします。今回は 第1弾 に続く、第2弾です。これまで、作家としての活動と並行して、大原櫻子、コアラモード.、私立恵比寿中学、ももいろクローバーZ、足立佳奈など、数々のアーティストに歌詞を提供してきた彼女。    2019年10月16日“原田知世”がリリースするバラード・セレクション・アルバム『Candle Lights』に収録される新曲「冬のこもりうた」の作詞も担当しております。尚、同アルバム収録の「銀河絵日記」と「2月の雲」も高橋久美子の作詞楽曲。そんな彼女が第2弾歌詞エッセイで綴ってくださったのは、自身が作詞を手掛けた、足立佳奈「この夕日は誰かの朝日なんだ」、原田知世「銀河絵日記」、コアラモード.「革命前夜」、Kaco「たてがみ」についてのエピソードです。是非、最後までじっくりとご堪能くださいませ…! 【歌詞エッセイ第2弾:辿り着くだけが旅じゃない】  「歌詞を書いていて降りてくる瞬間ってあるんですか?」と聞かれることがよくある。「そんな格好いいもんじゃないですよー」と答えるが、稀にそういうときはある。それは書斎ではあまり起こらない。普通の状況では起こらないみたい。  例えば、足立佳奈さんに提供した「 この夕日は誰かの朝日なんだ 」は、何も書けずに夕焼け小焼けが流れる道を、罪悪感いっぱいで自転車で登っていたときにできた。夕日が街中を赤く赤く染めて美しくて、私はふと、ああこの夕日は地球の裏側では朝日なんだなあ、と考えていた。 “この夕日はずっと 誰かの朝日なんだと気づいたの さよならだって悲しいだけじゃないよね”  私の今日は終わるけれど、誰かの朝が始まるのだと思うと何か嬉しくて元気が出てきた。書けそう、書けそうだぞ!私は急いでメモをして、自転車に乗って帰路を急いだ。  先週リリースされた原田知世さんのバラードセレクションアルバム『Candle Lights』にも収録されている「 銀河絵日記 」の歌詞は私の失敗の産物だった。    昨年の夏、実家に帰っていた私は、出演予定のイベントに向かうため電車を待っていた。私は考え事をしていることが多く、東京でも度々やってしまうのだが……逆方向の電車に乗ってしまったのだ!  走り出して車内アナウンスを聞いて我に返った。ああ、またやっちまった。急いで隣駅で降り、時刻表を見ると、次の松山行きは一時間半後であった。そうここは愛媛。蝉が大合唱の無人駅のホームで私はひたすら電車を待った。特急電車が目の前を猛スピードで走り抜けていく。ああ、宇宙の小さな星にぽっかりと自分一人だけが取り残されたようだ。私は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を思い出していた。 “ジョバンニ 夜汽車にゆられて ライン川を眺めてる 君とまた旅をしてみたい 帰りの予定も決めずに”  真夏の昼下がり、どんどんと言葉が溢れてきた。原田さんの世界観は宮沢賢治にも通ずるものを感じたからだと思う。私は失敗をしてしまったけど、失敗ではなかった。猛烈に旅をしていると感じた。スマホができて以来、こんな状況ないもの。楽しくて仕方ないと思った。 “辿り着くだけが旅じゃない” “自分を抜け出して初めて 自分があることを知ったの”  ジョバンニとカンパネルラも銀河を旅しながらそんな風に思ったかもしれない。死生さえも超えていける世界観は実は私達のすぐ傍に転がっているのかもしれなかった。銀河を旅する原田さんの色をイメージしたとき「エメラルド」がいいなあと思った。消えていくことを肯定したい。辿り着かないことを楽しんでいたい。原田さんに、そんな少年のような部分を感じたのかもしれない。 “エメラルドの夜の中 言葉はいつも流れ星 ひとつ ふたつ みっつ よつ 消えてゆくから美しい”  一時間半後、「銀河絵日記」の大部分が完成した。  ご本人に会って書くのか、会わないで書くのか…これもけっこう重要なところである。アイドルの方達には会わずに書くことが多い。シンガーソングライターやバンドマン達には会って話をしてから書くことが多いかな。楽曲の殆どを自作しているからこそ、歌詞も自分の言葉に近い方がいいと思うからだ。    コアラモード.に今年春に歌詞提供した「 革命前夜 」もそうだった。カフェでお二人と会ってお茶をしながら一時間半くらい、いろんな話をした。音楽のこと最近気になること、地元のこと、好きなお店の話、葛藤。これまではあまり自分のリアルな物語を歌うことは少なかったそうだけれど、彼女たちにとっても自分に近い物語を歌う、そういうタイミングなんじゃないかと思ったりして、いろいろとお話をしてから書いた。 “ああ、月が満ちて また欠けて満ちて ふと終わる瞬間が明日ならば 私はきっと 歌うのだろう”  いつでも真摯に音楽に向き合う彼女たち。それは二人の姿をみていたら本当によくわかる。そして同時に同世代の子達が持つ悩みだって同じように感じる瞬間はあるのではないかと思ったりもして。空想も交えながら、2曲作ってしまった! 好きな方に曲をつけてねと渡した。あんにゅちゃんは、より等身大な方の歌詞を選んでくれた。自分に近すぎる歌を歌うのはしんどいのではないかとも思うけど、でもそちら選んでくれたことが私は嬉しかった。  本人達が気に入ってくれたとき、本当に嬉しい。書いてよかったなあと心から思える。ライブで歌っている姿を見た時、楽しんでいるファンを目にした時、やっと曲が完成したと感じる。  共作の場合は、さらに面白いことになる…最近だとKacoさん(同じ愛媛出身)と、三作品を共作した。ご飯屋さんでまず食事をするはずだったが、早速ディスカッションが繰り広げられ、あれよあれよという間に「 たてがみ 」が完成してしまった。その場で面と向かって一回りも年上の作詞家に「うーん、それはちょっと違うなあ」というのは勇気のいることかもしれないが、彼女はお構いなし、清々しい笑。    年齢も経歴も関係ない。とにかく最高の曲にすることだけだ。どんどん二人は言葉を出し続ける。ノートはすぐに真っ黒になっていった。一枚上手な言葉を絞り出してやろうじゃないの! とわたしも必死! 帰りにはマラソンでも走ったかのようにくたくたになって、でも世界はさっきより輝いていた。    シンガーソングライターだから一人で書かないといけないなんてことはない。音楽と一緒で、二つの脳みそで言葉のセッションをすれば、思いもしなかった奇跡が起こる。それがたまらなく楽しくて依頼してくれるのだと思う。私も挑むところだ!と待っている。作詞にも音楽にも本当のところ何のルールもない。「痺れる!」その一瞬を見つけるために私は書いている。 “正しさも 間違いも全部 どうだっていい 味方でいるから あなたはあなただ 幸せになれ さあ 生きるの”    来週で最終回です!お楽しみに!  Kacoさんと11/8イベントを開催しますよ。第二部では愛についてを語るトークセッションも。生で二人の言葉セッションが見られます! http://kaco-official.com/information/news/2413/  高橋久美子の作詞講座も11月2日の朝、開催されます。朝活の一環として、気軽にご参加くださいね。 https://ps.uta-net.com/qhfl <高橋久美子> ◆原田知世バラード・セレクション・アルバム 『Candle Lights』 2019年10月16日発売 UCCJ-2171 3,000(+tax) <収録曲> 1. Love Me Tender - Haruomi Hosono Rework 2. 冬のこもりうた (新曲) 3. ソバカス 4. 2月の雲 - Hiroshi Takano Rework 5. 夏に恋する女たち 6. イフ・ユー・ウェント・アウェイ 7. ハーモニー 8. 銀河絵日記 - Goro Ito Rework 9. いちょう並木のセレナーデ 10. ベイビー・アイム・ア・フール 11. SWEET MEMORIES 12. 夢のゆりかご

    2019/10/23

  • 果歩
    君が起きたら、話そうと思う、今日の夢の事。
    君が起きたら、話そうと思う、今日の夢の事。

    果歩

    君が起きたら、話そうと思う、今日の夢の事。

     2019年10月9日、新潟出身・19歳のシンガーソングライター“果歩”が初の全国流通盤となるEP『水色の忘備録』をリリースしました。2018年4月に上京し、下北沢や渋谷を中心に活動する彼女。今日のうたコラムでは、今作の収録曲についての本人歌詞エッセイを3週に渡ってお届けしております…!今回は 第1弾 、 第2弾 に続く、最終回です。綴っていただいたのは収録曲「テトラポットとオレンジ」にまつわる“僕と君”の物語。とある夢の話。是非、歌詞と併せてご堪能あれ。 ~M-4:「テトラポットとオレンジ」歌詞エッセイ~ 僕の好きな人はいつも美味しそうにご飯を食べる。 僕の好きな人はいつも何でもないとよく笑う。 僕の好きな人は時々寂しそうな顔をする。 僕は僕の好きな人の事がよくわからない。 でも好きだ。 「もし明日、世界が終わるなら何をしたい?」 こんな悲惨な事を聞くようになったのは、いつからだろう。 「えー、なんだろう。普通に暮らしたいかな、いつも通りに」 「そっかぁ」 正解がわからないのはきっと僕だけじゃないだろう。 「おやすみ」 僕はこんな夢を見た。どこまでも続く、青くて綺麗な海の真ん中、小さな島に、君と2人で手を繋いで向かい合っていた。風が強くて、人の気配は全くしない。きっと、この世界には本当の意味で“ふたりきり”なのだと確信した。 風の音と波の音でうるさいはずなのに、不思議と君の声はしっかり聞こえたのだ。夢の中の君は、真っ白なワンピースに裸足で、茶色い髪と裾が強く揺れていた。君となんでもない話をした。両手を繋いで向かい合いながら笑った。 「いつか香川のうどんを食べたいね」 「そうだね。でもわたしは海外にも行ってみたいな。なんかさ、もっと遠いところ」 「例えばどこだろう、イタリアとか!」 「ユウくんは王道だなぁ。」 何でもない会話、何でもありすぎる状況、胸騒ぎがする、でもなんだか心地が良かった。 「今日で終わりだね、ユウくん」 君は全てを分かっている神様みたいだった。 「そうだね。」 どうやら、今日で世界は終わるらしい。 「楽しかったな~!なんだかもうちょっと生きたかったよ~」 君がパッと手を離して伸びをする。ぴょんぴょんっとゴツゴツした大きな岩の方へ渡る。危なっかしい。君は本当に危なっかしいよ。 「ユウくんは、生まれ変わったら何になりたい?」 「ヒーローとか!僕は、大切な人を守れるかっこいいヒーローになりたい!」 「なんだか子供に夢を聞いてるみたい。ふふ」 幸せだった。世界が終わるっていうのに。僕は身体が浮くような気持ちだった。身軽で、今なら上手にダンスが踊れる気がした。僕もぴょんぴょんぴょんっと大きな岩の上へ上がった。 「ガタン!」 と足元の岩が崩れていく。ついに来たか、と悟った。僕は君のいる方に飛び乗った。膝を擦りむいたけど、不思議と痛くなかったし血も出ていなかった。これが世界の終わりか…とも思った。波は激しかったけど、音はうるさくない。風は止む事を知らず相変わらずゴーゴー木々を揺らす、それから君の茶色い髪が可愛い顔を隠した。僕は必死で髪を掻き分けて、冷たくひんやりとした頬を両手で覆った。夕方のオレンジが、いつも見ている色よりも赤くて明るくて、君が笑うその唇と同じ色をしている。 その時、僕はこれが幸せか、とじんわりあったかい気持ちになった。音が何も聞こえなくて、君と目が離せない。泣きながら笑う君が、すごく綺麗だったよ。僕の全ては、君だったと気づいた。もう変なことは聞かないから、泣かないで。 それから、僕は君の手を引いて海へ飛び込んだ。不思議なことに、苦しくない、すぅと息ができる。ワンピースも髪の毛もふわふわと海の中で浮遊し、人魚みたいだった。僕らは、多分世界で一番幸せなふたりだと思う。ここでキスをして、もう死んでもいいと思った。僕がどんな風に笑っているか、どんな顔で泣いているか、その色を君がその目に焼き付けて覚えていてくれればそれでいいと思った。十分だった。それが今の幸せだと思っていた。 目が覚めたのは、朝の5時くらいで、眠い目をこすりながらカーテンのレースを被り外をぼんやり眺めていた。まだ人通りが少なくて、なんだか緑色のにおいがする。 君が起きたら、話そうと思う、今日の夢の事。それから向き合おうと思った事、もっと素直になろうと思った事。優しくなろうと思った事。君の話をちゃんと聞いてあげようと思った事。 静かに眠る君の事をこうやって見守れる幸せを夢の中の僕は知っていたのになぁ、なんて、思い返しながら、僕はまたゆっくり世界に溶けていった。この何でもない世界に。平和な地球に。 もし明日世界が終わるなら何をしたい? 寂しい が言えない 君のわかりづらい口癖 優しい僕なら笑って君の答えに寄り添えるかな いつか光が包む頃 何色に照らしてあげようか <果歩> ◆紹介曲「 テトラポットとオレンジ 」 作詞:果歩 作曲:果歩 ◆初の全国流通となるEP『水色の備忘録』 2019年10月9日発売 MKLP-004 ¥1,500+税 <収録曲> 1.紀行日記 2.彼女たちの備忘録  3.法則のある部屋から  4.テトラポットとオレンジ  5.ぷりん(Acoustic ver.) T.1,2,3:mulle(t 會田茂一&中村圭作)アレンジ T.4:a crowd of rebellion 丸山漠アレンジ

    2019/10/21

  • erica
    本物の恋がどんなものなのか分からないけれど、あえて言うなら…。
    本物の恋がどんなものなのか分からないけれど、あえて言うなら…。

    erica

    本物の恋がどんなものなのか分からないけれど、あえて言うなら…。

     今年、5ヶ月連続配信リリースを発表した“erica”が、2019年10月25日に第3弾配信シングル「ぎゅ」をリリース。さて、歌ネットでは併せて、5ヶ月連続で“erica”本人が歌詞エッセイを連載中!今回は 第1弾 、 第2弾 に続く、第3弾をお届けいたします。第2弾で綴られていたとある女の子の恋物語と心模様。新曲「ぎゅ」ではどのように変化しているのか…。是非、歌詞と併せてご堪能ください…! ~「ぎゅ」歌詞エッセイ~ さっき会ったばかりなのに なんでこんなにもう会いたいんだろう さっき声を聞いたばかりなのに なんでこんなにまたすぐ声が聞きたいんだろう 抱きしめてくれた温もりも 服の匂いもあなたがくれた部屋のスペアキーも 私を彩る世界は全てあなたでできていて シュークリームみたいに甘くてふかふかで 雲の上にいるようなずっと夢を見ているような そんな気持ち 「恋のはじまり」 そんな名の歌が聴こえてきそうだ いつでも会えるわけじゃない だから会えた日は 時を止めたくなるくらいくっついていたいし どんな仕草も逃したくない ご主人様を待つ子犬みたいに 帰ってきたら玄関まで走って駆け寄って ぎゅーって抱きしめてもらう時 頭をいっぱいなでなでしてくれる時 たまに意地悪して困らせる時 ふてくされた私を もう一度愛おしくぎゅっとしてくれる時 そのどれもが私に「好き」の意味を教えてくれる この曲はそんな大切な人との 一瞬一瞬を切り取った時に感じる 甘い甘いラブソング 夢じゃないんだって ずっと大好きだった人と今一緒にいられているんだって あの時片想いをして 毎日泣いていた私が知ったらなんて言うかな 当たり前じゃない 大げさかもしれないけど奇跡のようなこの幸せを いつか私は不満に思ったり それ以上を求めたりする時がくるのかな? そんな日がもしも訪れたら 「そばにいられることの大切さ」 を 忘れてしまった時なんじゃないかと思う この先、喧嘩だってするだろう 相手の好きなところばかりじゃない 部分も見えてくるだろう 重ねていく月日は時に 二人に試練を与える日があるかもしれない でもそれは愛が薄れているのではなく 愛が深くなっているからこそ感じる想いであり その想いをどれだけ大切にできるかで未来は変わる 本物の恋がどんなものなのか分からないけれど あえて言うなら重ねていく月日の中で生まれる 「好き」以上の想いの深さ どんな時も味方でいること そして二人の信じる気持ちがあれば 甘いだけのシュークリームも、少しビター味になって よりおいしくなるのではないだろうか 隠し味は二人だけが知るものでいい レシピは一つじゃなくていい 今大切な人がそばにいることに感謝して その一瞬一瞬を心のアルバムに並べて 宝物のようにその愛が深く永遠に続きますように 抱きしめてくれた数は愛をもらった数だということ どんなものより魔法の力があることを あなたは知っていますか? 今日は何回ぎゅっとしてくれるかな あなたに出会えた幸せを私はずっとずっと忘れない <erica> ◆紹介曲「 ぎゅ 」 作詞:erica 作曲:erica・nao 【第4弾に続く!】

    2019/10/18

  • 黒木渚
    この火が消えてしまったとき、私の創作は死にます。
    この火が消えてしまったとき、私の創作は死にます。

    黒木渚

    この火が消えてしまったとき、私の創作は死にます。

     2019年10月9日に“黒木渚”が、ファン待望の4年ぶりとなるニューアルバム『檸檬の棘』をリリースしました。さらに、11月5日には新作小説『檸檬の棘』を刊行。2020年には2年ぶりとなる単独公演も決定。目が離せない活動内容となっております。さて、そんな彼女が【今日のうたコラム】のために、今作収録曲にまつわる歌詞エッセイを執筆!    スペシャルな内容を、3週連続でお届けしております。今回は 第1弾 に続く、第2弾です。綴っていただいたのは小説『檸檬の棘』と新曲「檸檬の棘」のどちらにも通ずる想い。歌詞の世界観と併せて、じっくりとご堪能ください。 ~M-4:「檸檬の棘」歌詞エッセイ~ 2018年の頭から、私小説を書き始めました。小説家として5冊目の作品として書き始めた『檸檬の棘』はその後の一年間、私を苦しめることとなります。 11歳の私から今の私に至るまでを書きながら「記憶しないことにしたこと」まで掘り起して第14稿まで書きました。あまりに自傷的な作業だったので、途中で自分が何をしたかったのかを見失ったり、現実逃避したりもしました。 そして今年の頭、私は14回書き直した原稿を捨て、一番最初に書いた原稿を提出しました。時間も原稿ももったいないような気がしましたが、きっと14回書かなければ出せなかった答えです。ようやく納得いく答えが出た頃、この小説の中で象徴的に描かれるシーンに音楽を流そうと思いました。 世界が壊れた記念に檸檬の苗を植えた これは17歳の私が、庭に家庭崩壊の記念樹を植えたというエピソードが元になった一文です。私はそのとき初めて檸檬の木に棘があることを知りました。そしてその棘が素晴らしいと思い、シンパシーのようなものを感じたのです。 あの時は言葉にすることも音楽にすることもできなかったけれど、今の私ならばきちんと作品にすることができます。報われない思春期を過ごしていた17歳の私のために、私は「檸檬の棘」を作りました。 今となって思うのですが、人様に語れる不幸があるのは幸せなことです。それは私が音楽家であり小説家だからかもしれません。怒りをもって創作に向かえることに感謝さえしています。この怒りは私の聖火なのです。絶やさぬように守り続けていかなければいけません。この火が消えてしまったとき、私の創作は死にます。 戦って戦って戦っていなくちゃ  抗っているからこそ私だって言える 水になって炎になって風になってみたいな 粒子になった体はどこへだってゆける 生み出して生み出して生み出していかなきゃ 吐き出しているからこそ私だって言える 鳥になって獣になって魚になってみたいな 自由になった心はどこへだってゆける <黒木渚> ◆紹介曲「 檸檬の棘 」 作詞:黒木渚 作曲:黒木渚 ◆ニューアルバム『檸檬の棘』 2019年10月9日発売 初回限定盤A ¥3,600+税 初回限定盤B ¥3,600+税 通常盤 ¥2,600+税 <収録曲> 01. ふざけんな世界、ふざけろよ 02. 美しい滅びかた 03. ロックミュージシャンのためのエチュード第0楽章 04. 檸檬の棘 05. Sick 06. 彼岸花 07. 原点怪奇 08. 火の鳥 09. タイガー 10. 解放区への旅

    2019/10/17

  • イチオシ!
    菜奈ちゃんが生きていたら…。
    菜奈ちゃんが生きていたら…。

    イチオシ!

    菜奈ちゃんが生きていたら…。

    今日のうたコラムでは、作詞家・作家の“高橋久美子”さんによるスペシャル歌詞エッセイを3週に渡ってお届けいたします。今回はその第1弾です。これまで、作家としての活動と並行して、大原櫻子、コアラモード.、私立恵比寿中学、ももいろクローバーZ、足立佳奈など、数々のアーティストに歌詞を提供してきた彼女。    2019年10月16日に“原田知世”がリリースしたバラード・セレクション・アルバム『Candle Lights』に収録される新曲「冬のこもりうた」の作詞も担当しております。尚、同アルバム収録の「銀河絵日記」と「2月の雲」も高橋久美子の作詞楽曲。そんな彼女が第1弾歌詞エッセイで綴ってくださったのは、新曲「冬のこもりうた」にまつわる“原田知世さんと菜奈ちゃん”のお話…。是非、最後までじっくりとご堪能くださいませ。 【歌詞エッセイ第1弾:原田知世さんと菜奈ちゃん】  朝、パジャマのまま夢の続きを書くことがある。電車の中でふとあの子と似た人を見つけて物語ができることもある。洗濯物の取れたボタンを見て思いつくこともある。美しい景色を見て…というのはあまりないかもなあ。不思議だけど、書く必要のない完璧なものだからかもしれない。何気ない生活の中で、道行く人達が気づいてないだろう細やかな発見をしたとき私はメモをとる。同じ道を何百回歩いても何を見ているかは人によって違う。傍にあるものほど見えなかったりするし、映画を見た後にいつもの部屋に帰ると全く違う風に見えたりもする。じっと机に座っていても何も出てこない。締切が迫っても出てこない。町を歩き人々の営みを見つめる。家事をしながら、お風呂に入りながら、本を読みながらふとした気づきにニヤリとする。依頼をいただいてから作るので、もちろん歌い手を思い浮かべて書くけれど、どうしたって心にないことは書けない。  原田知世さんの新しいアルバム『Candle Lights』が10月16日に発表された。冬の美しい寒さの中にCandleが灯り、静かに包みこんでくれるバラードセレクションアルバムだ。この中に収録された新曲「冬のこもりうた」と前作『L'Hetre Bleue』に収録され、今回リ・ワークされた「銀河絵日記」「2月の雲」の三曲の歌詞を担当している。作曲・プロデュースの伊藤ゴローさんが歌詞を先にどうぞと言ってくださるので、いつも詩を先に紡がせてもらう。実は私は詩先の方がちょっぴり得意で、そう言ってくださると胸が躍る。もちろん曲先には曲先の良さがあるけれど、書きたいことを羽をうーんと伸ばして書けるのはやっぱり楽しい。ありがたい。  今作のボーカル録りは、原田さんが主演の“菜奈ちゃん”を務めたドラマ『あなたの番です』の最終回の前日行われた。私も半年間ずっと楽しみに見てきていたので「犯人は誰なんでしょうねえ」「それは明日のお楽しみですよ」なんて話しながら、原田さんと菜奈ちゃんを一緒に見ているような不思議な感覚があった。作詞していた8月頃はまさに『あな番』一色。亡くなった菜奈ちゃんと血眼で犯人を探す夫、翔太くんが少なからずこの歌詞にも投影されているだろうと思う。原田さんは原田さんであり、菜奈ちゃんは菜奈ちゃんなのだからそんな風に書くべきではないと言い聞かせながらも、どうしても拭い去ることができなかった。もし菜奈ちゃんが生きていたら…翔太くんとどんな冬を過ごしたかなあ。 “曇った窓ガラス 指でらくがきした ストーブのそば 子猫はまるまって眠る” “粉雪 街中を染めて 眠れないね 降り積もるメロディー”  「冬のこもりうた」なのに眠れないほど楽しい日々を送ったに違いない。 “さようなら また会おう 今頃 好きだよ”  妻亡きあとに、気づく愛はたくさんあるだろうと思う。天国で続いていく愛も同じく。レコーディング終わりで、原田さんに「実は、菜奈ちゃんと翔太くんを思い浮かべながら書いたんです」とお話した。「それだけドラマに感情移入してくださったということだから、とっても嬉しいです。私も菜奈ちゃんの気持ちがまだ残っているんですよ」という言葉を聞いて何だかほっとした。  前作「銀河絵日記」の歌録りにお邪魔したとき、原田さんの朗読するような歌がなんて心地いいんだと思った。言葉を私達の心にポンポンと置いていく。自然で、佇まいにフィットした歌い方だと感じた。きっと敢えて余白を残していて、だからこそ聞き手は様々なイメージを描く。  歌録りも中盤の出来事だった。プロデューサーの伊藤さんが「やっぱり、こういうメロの方がいいかもなあ」と新たなAメロをキーボードで弾きはじめた。ええ!今から! 内心びっくりの私だが、原田さんは「そうですね。今の良かったんじゃないですか」と真摯に向き合う。歌録りは一時中断。「それじゃあ、ここの言葉はこう入れた方が面白いですね」と私も参加しながら、歌とメロディーと言葉が、その場の化学反応を起こす。すごいライブ感! バンドで曲のアレンジを考えている時みたいなドキドキワクワクする時間だった。デビュー35年を超えても、今にもたれかかることなく制作に没頭するお二人の姿に痺れたのだった。  原田さんの透明感、可愛らしさ。その奥にある凛とした姿、逞しさ。そこに菜奈ちゃんと翔太くんの物語ものせて、冬の日々を彩ってくれる静かで美しい曲は完成したのだ。次回も引き続き、原田さん他、担当した歌詞の制作秘話を書いていきます!お楽しみに。 <高橋久美子> ◆紹介曲「 冬のこもりうた 」 作詞:高橋久美子 作曲:伊藤ゴロー ◆原田知世バラード・セレクション・アルバム 『Candle Lights』 2019年10月16日発売 UCCJ-2171 3,000(+tax) <収録曲> 1. Love Me Tender - Haruomi Hosono Rework 2. 冬のこもりうた (新曲) 3. ソバカス 4. 2月の雲 - Hiroshi Takano Rework 5. 夏に恋する女たち 6. イフ・ユー・ウェント・アウェイ 7. ハーモニー 8. 銀河絵日記 - Goro Ito Rework 9. いちょう並木のセレナーデ 10. ベイビー・アイム・ア・フール 11. SWEET MEMORIES 12. 夢のゆりかご

    2019/10/16

  • 果歩
    本当は明日なんて来ないで欲しかったよ。
    本当は明日なんて来ないで欲しかったよ。

    果歩

    本当は明日なんて来ないで欲しかったよ。

     2019年10月9日、新潟出身・19歳のシンガーソングライター“果歩”が初の全国流通盤となるEP『水色の忘備録』をリリースしました。2018年4月に上京し、下北沢や渋谷を中心に活動する彼女。今日のうたコラムでは、今作の収録曲についての本人歌詞エッセイを3週に渡ってお届けしております…!今回は 第1弾 に続く、第2弾です。小説形式で綴ってくださった「法則のある部屋から」にまつわる物語。歌詞と併せてご堪能あれ。 ~M-3:「法則のある部屋から」歌詞エッセイ~ 眠れない。今日はなんだか眠れない夜だ。空は薄っすら白く、藍色をしている。この街は本当に“眠らない街”なんだろうな、とか、本当の意味で“夜”になることは、きっとないんだろうな、なんてボーッと考えていた。本当にボーッとだ。恋人は隣で静かに眠っている。 「サユ」 返事はない。はーっとため息が出る。身体中の力が抜けていくのがわかる。俺は愛する人の前でも気を張っているのか、となんだか悲しくなった。長い睫毛に白い肌。彼女は特別美人という訳ではなかったが、瞼のホクロが本当に、凄く素敵だった。目を開けていればわからないホクロ。こうやって君が眠っている時にしかじっくり見る事が出来ない。僕が君に教えてやったんだ。君のホクロを。 サユとはこうやって暮らし始めてもう1年と6ヶ月と18日が経つ。刺激のない生活、堕落した生活、僕もサユもこんな生活に慣れてきて正直、飽き飽きしているに違いない。付き合いたての頃は色んなところへ出かけた。サユが行きたいところには絶対に行くと決めていたし、サユも僕が行きたいところには嫌な顔をせず、付いてきてくれた。 ああ、最近はこの部屋から出ていないなぁ。僕はバイトに行かなくなって、サユは夢だった美容師になった。なんだかちょっと老けた気がする。でも何も言わない。僕にも何も言わないのだ。 ベッドの上にはすぐエアコンがあってこんな残暑には少し寒いくらいだ。エアコンの緑を指で挟んでは消し、また緑の光が差し込む。昔友達とやった隠れんぼみたいだな…。押入れから差し込む光に似ている。暗いところに一人で閉じこもって怖くてたまらなかった。誰も見つけてくれなかったらどうしよう、ずっと一人だったらどうしようって。でも僕の事を見つけてくれたのは、間違えなくサユだ。 もしこの先この生活が続くなら、この部屋にふたりでいるのなら と考えるとそれはそれは恐ろしい。僕には幸せというものが何なのか未だによく分からないのだ。 サユが笑うたび、心がぽっと明るくなる。あったかくなる。サユに手を握られるたび、これが続けばいいな、と感じる。サユの柔らかい唇が触れるたび、溶けるような思いに駆られる。サユが泣くたび、僕まで泣きそうになる。サユ、サユ、サユ、サユ。僕はサユと一心同体なのではないか?と時々思う。思って怖くなる。いつか別れが来たら? 「あのね!わたし内定が決まって、渋谷の憧れていた美容室でこれから働けるの!それでね、」 苦しくなる。 「疲れた…。ご飯…何か作ろうか?」 何も出来なくてごめんね。 「薬品でね、どんどん手が荒れるの…ははは」 どうしていつも笑うの? 「サユ…」 返事はない。カーテンを開ける。見えるのは青白い光に照らされた顔、ホクロ。死んでいるみたい…。綺麗だった。こっちの方がよっぽど。細い首にそっと両手を当てた。 「好き」 弱々しい声だった。それはそれは か細い声。届かないと思った、届くはずもないと思った。サユは太陽みたいな人間だ。だから一緒にはなれないと思う。僕はこんな夜みたいな人間だ。たぶん、きっと。一生だ。でも飛べる気がしたんだ。ふたりなら、どこまでも遠いところまで。何かが降ってきて化学反応が生まれたりしないかな。もう次の季節の匂いがする。本当は明日なんて来ないで欲しかったよ。 「おやすみ、サユ」 どこにでもあるワンルーム どこにでもある設定で どこにもない、有り触れたふたりで 何処と無く寂しさ持ち寄って 足りなくなって欲張りになって 昔みたいにって願いたくないって泣いていたの 安心と快楽で窓を開けて 今夜はふたりで月を眺めよう この部屋にふたりで居れば この部屋の法則で幸せな世界を夢にまで見て 明日が来なくてもって思ってしまうほど ふたりが居れば どこまでも いけるのさ <果歩> ◆紹介曲「 法則のある部屋から 」 作詞:果歩 作曲:果歩 ◆初の全国流通となるEP『水色の備忘録』 2019年10月9日発売 MKLP-004 ¥1,500+税 <収録曲> 1.紀行日記 2.彼女たちの備忘録  3.法則のある部屋から  4.テトラポットとオレンジ  5.ぷりん(Acoustic ver.) T.1,2,3:mulle(t 會田茂一&中村圭作)アレンジ T.4:a crowd of rebellion 丸山漠アレンジ

    2019/10/15

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