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  • とた
    スカートの下にあの子が隠してたこと
    スカートの下にあの子が隠してたこと

    とた

    スカートの下にあの子が隠してたこと

     2025年3月25日に“とた”がニューアルバム『Sebone -脊髄盤-』をリリースしました。さて、今日のうたではそんな“とた”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。最終回は、収録曲「 螺旋 」にまつわるお話です。自分を信じたい。自分で信じられるものを見つけたい。そう考えたとき、思い出した記憶は…。 ひとり暮らしをはじめて、もうすぐ3年が経つ。   白い床はゴミが目立つと知った。トイレットペーパーは意外と早く無くなるし、郵便物の確認は面倒くさい。 それから、信じることは簡単じゃないと分かった。この話をするには3年より更に遡ろうと思う。   私はクリスチャンホームに生まれて、幼い頃から信じるものを与えられてきた。手を引かれてすごーく大事に育てられてきたから、迷子になることもあまり無かったと思う。 だからこそ手を離れようとした時に、私は自分がどこにいるのか分からなくなっていた。   上手くいくことがあれば神様のおかげって唱えてきたからか、自分の成果もどこか他人事。人のことはだいたい好き。怒りたいのについ許したようなフリをしてしまう。 好きな私も、悩むような私も、辿ったらそれは受け取ってきたもので出来た癖みたいなものだった。   私、自分が選択をしてるって確かに思いたい。自分のことを信じてみたい。それから、信じられるものを自分で見つけてみたい。こんなことを言えばサタンに惑わされてるって思われるかもしれないけど。 ひとりになって2年が過ぎた頃にようやく気付いたことだった。   こんな単純なことなのに、目を見て話そうと思えば言葉が詰まる。だからアルバムをつくりながら、これは私のために歌わなきゃいけないことだと思った。   歌詞をノートに書き殴ってたら、急にあの日を思い出した。それは休み時間のトイレで、あの子が誰にも言えない痛みをスカートの下に書いてたことを知った。私は何もできなかった。きっとどこか同じだったのに。何もできなかったんだ。   3年が流れて今ようやく、私の言葉として歌えるようになった。私のために、あの日の私のために、あの子のために。 そして私とどこか同じところを見つけてくれたあなたのために。   螺旋の真ん中になるまで聴いてよ   <とた> ◆紹介曲「 螺旋 」 作詞:とた 作曲:とた   ◆ニューアルバム『Sebone -脊髄盤-』 2025年3月25日発売   <収録曲> 01.なんとも思ってない 02.滅亡 03.neko 04.五月病 05.あげない 06.脱毛 07.薔薇の花_Sebone 08.螺旋

    2026/04/01

  • にしな
    私の原動力はシンプルで簡単なこと
    私の原動力はシンプルで簡単なこと

    にしな

    私の原動力はシンプルで簡単なこと

     2026年3月18日に“にしな”が3rdフルアルバム『日々散漫』をリリースしました。これまで発表されてきた「ホットミルク」「春一番」「シュガースポット」「輪廻」「パンダガール」などの楽曲に加え、新録8曲を含む全21曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“にしな”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第2弾は収録曲「Twinkle Little Star」にまつわるお話です。自身の現在地のようなこの歌。これまでも、今も、これからも、原動力となる大切な気持ちは…。 この曲をアルバムの最後にしたのは、 なんだかこの曲が自分の現在地の様な気がしたからです。   前作からの3年半は 音楽をやる意味を考える時間が少し増えました。 自分より若い素敵なミュージシャンが輝いて見えたり、 思ったように結果が出ないことも沢山あったからかもしれません。   けど、きっとそんなことは関係ないんだと思っています。 何もなくても楽しくて歌って、 誰に頼まれなくても自分の為に曲を書いてきました。   「グローリー」にも通じる部分ですが、 複雑な社会や感情の中で、 私の原動力はシンプルで簡単なことだったりします。   音楽が楽しいという気持ち 貴方が好きだという気持ち。 それをちゃんと大切にできる人間でいたいし、 その足でしっかりと立っていたいです。   それを忘れない限り私はきっと大丈夫、 みんなだってきっと大丈夫。   だって応援してくれる全ての皆様が私のお守りで光です。 私もそうだったらいいなと思います。 そうやって人は散らばって互いを照らしあって、 この世は回ってきたのかもしれません。   いけるとこまでいきましょう。 あいらぶゆー!   <にしな> ◆3rdフルアルバム『日々散漫』 2026年3月18日発売   <収録曲> -disc 1:日々- 01.intro 02.weekly 03.シュガースポット 04.bugs 05.婀娜婀娜 06.in your eyes 07.ドレスコード 08.輪廻 09.春一番 10.音になっていくよ 11.わをん   -disc 2:散漫- 01.今日も今日とて remix 02.クランベリージャムをかけて 03.plum 04.パンダガール 05.ホットミルク 06.It’s a piece of cake 07.ねこぜ 08.つくし 09.グローリー 10. Twinkle Little Star  

    2026/03/31

  • #KTCHAN
    自分の幸せを貫く勇気が、誰かの幸せに繋がる
    自分の幸せを貫く勇気が、誰かの幸せに繋がる

    #KTCHAN

    自分の幸せを貫く勇気が、誰かの幸せに繋がる

     2026年3月11日に“#KTCHAN”がDIGITAL EP『to face』をリリースしました。すでにSingleとしてリリースしている「ワンチャン」「our emotions」「ホントウノコト。」に新曲の「私の幸せは私が決める」「シンパシー mashi mashi」「日々を感じて」「移ろいを抱きしめる」の4曲を加えた計7曲が収録。。自身の現在地を確かめるために、自分自身と向き合う、まさに“to face”なリリックを落とし込んでおります。    さて、今日のうたではそんな“#KTCHAN”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、収録曲「 私の幸せは私が決める 」にまつわるお話です。自分自身のことよりも、他者の期待に応えることを優先してきた日々。けれど、改めて気づいたことは…。   周りの人の期待に応えることが自分の幸せで、やりたいことなんだって信じて生きてきた。   その気持ちを優先しすぎて、たまに自分の考えを後回しにしちゃったり、本音をうまく伝えられなかったりすることがあったの。   アーティスト活動を通して感じたのが、自分が本当にいいと思ったことをやっている時は、ちゃんと伝わっている感覚があって。 自分がのめり込めていないと、100%のことはできても、120%の奇跡は起こせないなと思ったの。   自分自身が納得してないと本当の意味で期待に応えられていることにはならない。 まずは自分が心から好きだと言い切れることをまっすぐに貫きたい。 他人を意志を尊重するように、自分の意志を尊重したい。 自分の「好き」に忠実に生きたい。 私の幸せの形は、他の誰でもない、私が決めたい。   「私の幸せは私が決める」は、この覚悟をテーマにした曲。 気持ちが溢れてまくし立てるようにラップしている部分があるから、注目して聞いてみて。 ピッピッ好きをchoice!   <#KTCHAN> ◆紹介曲「 私の幸せは私が決める 」 作詞:#KTCHAN 作曲:#KTCHAN・ESME MORI ◆DIGITAL EP『to face』 2026年3月11日発売 <収録曲> M1 : 私の幸せは私が決める M2 : our emotions M3 : シンパシー mashi mashi M4 : ワンチャン M5 : 日々を感じて M6 : 移ろいを抱きしめる M7 : ホントウノコト。

    2026/03/30

  • GLIM SPANKY
    2025年 夏、フランスへ
    2025年 夏、フランスへ

    GLIM SPANKY

    2025年 夏、フランスへ

     2026年3月25日に“GLIM SPANKY”がニューアルバム『 É clore』をリリースしました。今作には全10曲中8曲が新曲として収録され、全曲GLIM SPANKYのみで作詞・作曲・編曲すべてを担い、GLIM SPANKYならではのロックと向き合い、音楽を通じて伝えるメッセージを探求。GLIM SPANKY純度100%といえる新曲たちが、新境地の扉を開きます。    さて、今日のうたではそんな“GLIM SPANKY”の松尾レミによる歌詞エッセイをお届け。初めて過ごした夏のフランス、9泊11日の旅。そこで見た景色、得たもの感じたもの、そして改めて思ったことは…。ぜひ、今作とあわせて、エッセイをお楽しみください。 アルバムができた。タイトルはフランス語で É clore(読み方:エクロール)。 孵化する、花が開く、才能が開花するという意味です。 今の季節にもぴったりでしょ!?   このアルバム制作期間中にはいろいろなことがあった。 出会いもあったし、別れ、家族の死、環境と心境の変化、旅、病気、 20年前の自分から手紙が届く、、、などなど 酸いも甘いも盛りだくさんの目まぐるしい期間だった。 しかし!満身創痍だったのにも関わらず 心はとっても穏やかで安心と刺激に満ち溢れていた。 とにかくわたしは変わりたかったし、何か行動したい時期だった。 そしていつでも恐れずに生きることを心がけた。なるようになるはず。   この文章を書くにあたって、 前回のコラム(2024.11) で自分は何を書いたかな、と読み返してみたら 「穏やかな海の近くで絵を描きたい」&「南仏の田舎でバカンスしたい」 と書いてあった。なんとそれ、2025年に達成してたよ! コラムを書いていたときはそんな予定も何もなかったのに、 この歌ネットの記事が予言になっていたなんてっっ、、、!   昨年、7年ぶりくらいにフランスへ行くことができた。 8月12日に出発して、21日に日本に戻る、9泊11日。 パリは人生で3回目、初めての夏のフランス(今まで2回とも真冬だった) ついにわたしは憧れの夏を、手に入れたのです!   エッフェル塔や凱旋門など特別有名な観光名所にはいかず、 いろいろなカフェでパンの食べ比べをしたり 古着屋や文房具屋に行って、ゆるりと穏やかに過ごした。   そしてフランス4日目にして、特急列車で数時間、初めての南仏へ。 夏の南仏はわたしの長年の夢でした。 3泊4日のトゥーロン、滞在させてもらう友達カップルの家は海のすぐ近くにあり、 毎日海に入った。朝起きたら、すぐに海へ向かった。 海のない長野県で育った自分にとってこんな生活ルーティーンは信じられないこと! 地中海は穏やかで波が無く、海初心者のわたしを優しく迎え入れてくれた。   泳ぎ(浮かび)疲れて眠たい昼下がり、友達が淹れてくれるエスプレッソと 新鮮な果物を齧りながら、キラキラ揺れる波を横目にゆるりと絵を描いたり、 歌詞や次のライブのセトリを考えながら、庭でぼーっとした。 このひとときは、なんの不安も感じず、太陽に守られている感じがした。   生き生きと風に揺れる植物のアーチや、どこまでも足にくっついてくる砂粒(海のおみやげ) ほそーく天に伸びる絵画のような糸杉、パチパチとウインクするかのように輝く海 それらに触れて、都会より深く息を吸えていることに気付き、自分は生き物だなと感じる。   夏のフランスは午後がとっても長い。 陽が落ちて、暗くなり始めるのはなんと夜8時すぎ! 美しいマジックアワーが長時間続くので、ずっと庭で過ごした。 夜ご飯を食べてお酒を飲んでいい感じになったら海を見下ろせるベランダへ行き 音楽を流しながらまったりおしゃべりをする。 夜の海風が心地よくてうとうとしていると友達はブランケットを掛けてくれて まるで自分たちだけの為の、秘密の国にいるみたいだった。 (きっとわたしが甘やかされている!優しくしてくれてありがとう。)   パリに戻る日、駅にいく前に街のカフェに寄ってもらった。 その店の隣に、小さいけれど立派で美しい教会があって 神父さんやシスターさん、信仰している街の人々がレモネードを配っていた。 わたしがひょこっと覗きにいくと、「初めて日本人が来た!」とザワザワ人が集まってきて 親切に教会を案内してくれたり、 「あなたの旅が良い旅になりますように、日本に帰ってもたまにここを思い出してね。」 と言って可愛いプラスチックのロザリオと、メダイをお土産にくれた。 知らない街で人の温かさを感じると本当に嬉しい。 こういう時に、国籍とか国境とか関係ないな、世界中の争いがなくなってほしいな、 全ての人が幸せであったらいいなと、心から思う。   そしてわたしはまた、特急列車に数時間揺られパリに戻り、 次の日にはシャルル・ド・ゴール空港から東京行きの帰路につくのでした。   夏のフランスがわたしにくれた何にも変え難いときめき、 今回アルバムのタイトルをフランス語にしたのは この旅が自分の殻を破るとっておきの経験になったからです。   『 É clore』制作途中、秋頃に喘息が悪化してしまい2ヶ月間療養しました。 その中でギターの亀本が、制作や活動を滞らせることなく できることを全て進めてくれたり、 マネージャーやディレクター、イベンターをはじめとするスタッフのみんなが スケジュールを支えてくれたり 身近な人々も生活をケアしてくれて、とうとう完成させることができました。 自分と時代とGLIMと音楽に向き合って、殻も破って、できた1枚です。   このアルバムが蝶々のようにひらひらと遠いところまで飛んでいって 出会ってくれたあなたの心の奥に、そーっと寄り添えたらいいなあと思います。 少しでも多くの人に、知って・聴いてもらえたら嬉しいです。   <GLIM SPANKY・松尾レミ> ◆ニューアルバム『 É clore』 2026年3月25日発売 <収録曲> 1.第六感 2.大天使 3.春色ベイビーブルー 4.あたらしい物語 5.麗らかな国 6.衝動 7.わたしはあなた 8.FLY HIGH 9.カメラ アイロニー 10.エクロール  

    2026/03/27

  • とた
    脱毛のPR依頼のDM、やめてください。受けませんから。
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    とた

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     2025年3月25日に“とた”がニューアルバム『Sebone -脊髄盤-』をリリースしました。今日のうたではそんな“とた”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾は、収録曲「 脱毛 」にまつわるお話です。ふいに目に入った、脱毛PRに対する猛烈な違和感。思考が自分自身へと向かったとき、改めて問い直される“ひとに届く”ことの意味とは…。 いつもおしゃれでかわいいな~なんて画面越しに見てた人が、いきなり脱毛のPRを載せ始めた。皮膚科の待ち時間でそれを知った私は、ショックのあまり蕁麻疹出る!と思った。   サカナクションのショックが頭の中をひとしきり流れた後、メモのアプリに書いて脳内整理しようとする。   興味すら無い人ならどうでも良かったのに!PRであることを隠そうとする姑息さも見ていられない!そもそもさァ!!毛が生えていることに危機感を煽るような文言やめようよ!!あなたはどうせ通ってないくせに!!!清潔感より誠実さが足りていないんじゃない!!!!??!!?!     指が猛スピードで走り抜けた頃、名前を呼ばれて我に返る。お会計を済ませた私は、帰路に着きながら悶々とした気持ちを晴らせないでいた。   色んな仕事があって社会が回るようにできてるってことくらい分かるけどさ、お金のために信用とか色んなものを失うようなことしないでいたい。   こんなこと、わざわざ歌にしなくてもいいのかもしれない。だけどこわくなったんだ。 自分も聴いてくれる人が1人ずつ増えてたはずなのに、ある時から桁が省略されるようになって、本当に画面の向こう側に人がいるのかって不安になったりした。 人に届いてほしくて歌ってるのに、ただの大きな数字みたいになった気がしてこわくなったんだよ。   だからまあ、この曲は自戒でもあります。 ちゃんと人がいて、そこには気持ちがあるってことを覚えておきます。   歪んだ気持ちのまま弾き殴りました。心臓に毛を生やして、私も図太く歌います。   <とた> ◆紹介曲「 脱毛 」 作詞:とた 作曲:とた   ◆ニューアルバム『Sebone -脊髄盤-』 2025年3月25日発売   <収録曲> 01.なんとも思ってない 02.滅亡 03.neko 04.五月病 05.あげない 06.脱毛 07.薔薇の花_Sebone 08.螺旋

    2026/03/25

  • さとう。
    「ああ、ちゃんとさとう。の歌だ」
    「ああ、ちゃんとさとう。の歌だ」

    さとう。

    「ああ、ちゃんとさとう。の歌だ」

     2026年3月4日に“さとう。”が2nd ALBUM『窓越し、その目に触れて』をリリースしました。昨年7月~12月にかけて配信された6か月連続リリース曲に加え、新録8曲を収めた全14曲を収録。「逃避行ハイウェイ」「決別」といったライブ定番曲から、「通過する故郷」「ライア」他書き下ろしの新曲まで、ノンフィクションにフィクションを織り交ぜ曲を作ることの多い“さとう。節”全開の一作となっております。    さて、今日のうたではそんな“さとう。”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。最終回は、今作の収録曲から、大きな別れをきっかけに生まれた「 ドーナツホール 」と、最速で本当の自身の言葉が綴られた「 ライア 」のお話を綴っていただきました。ぜひ、歌詞とあわせて、エッセイを受け取ってください。 3週連続でお届けしてきたコラムも最終回! 自分の言葉で、伝えるのっていいですねぇ 最後は2nd ALBUM『窓越し、その目に触れて』の中から新曲たち「ドーナツホール」「ライア」の2曲をピックアップして書いていきたいと思います。   2025年というのは、さとう。にとって素敵な出会いがたくさんあった一年でありました。 それと同時に、大きなお別れもありました。 さとう。にとって大切な人を春に亡くしてしまい、心にぽっかり穴が空いたまま、日々を過ごしていました。 思い返せば、「ネバーランドより」や、「風の便り」、「かぐや姫」など… 会えない人に向けての歌が多かったのは その寂しさの片鱗があったのかもしれないですね。   何かを失って、何かで埋めようとする。 それは誰しもが繰り返してきたことです。 でも、決してぴったり埋まりはしなくて それがずっともどかしかったのですが…   穴だらけのさとう。もちゃんと肯定してくれた皆さまのおかげで、「 ドーナツホール 」という歌は産まれました。 空いた穴が大きいのは、きっとそれだけ大事にしていた証拠で、ずっとそこにいてくれるという証明だと、今は思えます。 欠けてるところばかりの私たちです、 どうか無理に埋めようとしないでくださいね。 そのまんまを愛していけるように、 これからも大切に歌います。   今回のアルバムの中で、 書いたスピード競争をするならば 「 ライア 」が一番だと思うほど この曲はスラスラ~っと書けました。 (二位は「ドーナツホール」かなぁ、僅差です)   アルバムに向けて新曲を書かねばということで いつものようにカラオケにこもって ジャカジャカ弾いていたのですが、 この曲はさとう。の得意技、「メロディ、コード、歌詞を瞬時に同時に制作」が炸裂しました。 思いつくままギターを弾いて その場で歌ってそれをメモして…という感じです。   利点と言えば速くできる、なのですが やはり見返してみると歌詞がイマイチだったり 気持ちがあまり込められてなかったりすることがほとんどなので、 最近はあまりしてこなかった作り方でもありました。   でも、出来上がって、いざ歌ってみると 「ああ、ちゃんとさとう。の歌だ」と気づくのです。   曲を作り続けるにあたって 見上げれば名曲たちは産まれ続けていて 焦っている時ほど、言葉に縋ってしまう… 羨望と憎悪が混ざったような気持ちで書き殴り、 嘘はないだろうか、と慌てて見返した歌詞の中には、ちゃんとさとう。の言葉たちがいました。 なんだかそれが、嬉しくもあったのです。   「ライア」は嘘つき(liar)の意味を持った言葉ですが、 ある意味さとう。の本当が刻まれた曲となりました。   アルバムのリリース時、ライナーノーツで曲のことを書くことはありましたが、 ここまで細かに伝えたのは初めてな気がします… どうですかね、またこれを読んだ後に聴くと 新しい角度で楽しんでいただけるのではないでしょうか。   何度も言うようですが、 このアルバムには、いろんな形や色の曲たちが詰まっております。 でも、そのどれもがちゃんとさとう。を映しています。 あなたが窓を覗く度に さとう。の言葉を通じて見つめ合える。 どうか、皆さまの側に、このアルバムを置いていただけたら幸いです。   そして、ツアーで、ライブで、 直接皆さまにありがとうが言える日を楽しみに、 2026年も駆け抜けて参ります!!   3週連続コラム、ありがとうございました!   <さとう。> ◆紹介曲「 ドーナツホール 」 作詞:さとう。 作曲:さとう。 「 ライア 」 作詞:さとう。 作曲:さとう。 ◆2nd ALBUM『窓越し、その目に触れて』 2026年3月4日発売   <収録曲> 01.ネバーランドより 02.地平線 03.逃避行ハイウェイ 04.Saturday park friend 05.ドーナツホール 06.つよがり 07.明日 08.胸ぐら 09.ライア 10.ダイアログ 11.決別 12.通過する故郷  13.風の便り   Bonus Track [CD Only] 14.ぺちゃんこ

    2026/03/24

  • にしな
    知らない遠くまで伝播することを願って。
    知らない遠くまで伝播することを願って。

    にしな

    知らない遠くまで伝播することを願って。

     2026年3月18日に“にしな”が3rdフルアルバム『日々散漫』をリリースしました。これまで発表されてきた「ホットミルク」「春一番」「シュガースポット」「輪廻」「パンダガール」などの楽曲に加え、新録8曲を含む全21曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“にしな”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第1弾は、収録曲「 グローリー 」にまつわるお話です。社会も人間も複雑で、わからないことばかり。そんななかでも、ただひとつだけ、はっきりとしている気持ちとは…。 私はたぶん、ものすごく記憶力が悪いです。 インタビューで制作を振り返るたびに痛感します。 この曲も、なにがきっかけで書いていたのか、正直あまり思い出せません。   恋愛と同じで、終わったら次に進むために勝手に消去してるのかもしれないです。笑 困ったものです。   なので今回は、制作当時の話というより、 改めてこの曲を聴いて思うことを書いてみます。   ぱっと聴くと、世界とか社会とか、大きなことを歌っているように聴こえるかもしれません。 でも私は、ただ自分と向き合っていたのだと思います。   何かを否定したいわけでもないし、 「恵まれてるんだから」って言いたいわけでもありません。   社会のことも、人の気持ちも、 マクロからミクロまで本当に複雑で、 私には分からないことだらけです。 無知な自分には何も言えないな、と思うことも多々あります。   でも、そんな中でもひとつだけはっきりしていることがあります。 穏やかに、大切な人達のそばで生きていたいという気持ちです。 たぶんそれは、遠くにいるどの子も同じなんじゃないかなと思っています。   だから、願いを歌にしました。 私ひとり歌っても小さな歌かもしれないけど、 隣の人が歌って、 またその隣の誰かが歌って、 どこまでもどこまでも 知らない遠くまで伝播することを願って。   <にしな> ◆紹介曲「 グローリー 」 作詞:にしな 作曲:にしな ◆3rdフルアルバム『日々散漫』 2026年3月18日発売 <収録曲> -disc 1:日々- 01.intro 02.weekly 03.シュガースポット 04.bugs 05.婀娜婀娜 06.in your eyes 07.ドレスコード 08.輪廻 09.春一番 10.音になっていくよ 11.わをん   -disc 2:散漫- 01.今日も今日とて remix 02.クランベリージャムをかけて 03.plum 04.パンダガール 05.ホットミルク 06.It’s a piece of cake 07.ねこぜ 08.つくし 09.グローリー 10. Twinkle Little Star  

    2026/03/23

  • とた
    今日地球滅亡するならどうする?
    今日地球滅亡するならどうする?

    とた

    今日地球滅亡するならどうする?

     2025年3月25日に“とた”がニューアルバム『Sebone -脊髄盤-』をリリースしました。さて、今日のうたでは“とた”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾は収録曲「 滅亡 」にまつわるお話です。今日、地球が滅亡するらしい。そんな噂から生まれた歌。もしも本当に滅亡するとしたら。改めて想像してみたとき、思い浮かんだ答えとは…。 私は記憶力が乏しい。友達にはラクダとか呼ばれたりするし。でも特別だった日のことはぎりぎり覚えてる。小学生の記憶、ほとんどないけど覚えてる日がある。   その日は世界が終わるとか噂されてた。休み時間の度にクラス中がソワソワして、なんでもない昼間に噂された時刻へ迫る秒針をみんながじっと見つめてた。私は、んなわけあるかーい、とか思いながらも針が進む度にわくわくしてた。あの時間はきっと特別だった。私はすっかり忘れてた。2025年になって、そんな日を思い出すような噂を耳にする。 7月、大災害が起きるらしいよ。   「滅亡」という曲は、そんなあてにもならない噂から生まれたものです。   今日地球滅亡するならどうする?   んなわけあるかーい!って言いたい気持ちは置いといて、さあ、どうするよ? 私は絶対走って好きな人に会いに行く。 ていうか逆に自分が滅亡する日を決められるなら、好きな人と会って滅亡させる。野望だ。   噂を信じて生活を狂わせている人の存在を知って、バカな…と思いながら羨ましくもなった。 もし本当に滅亡したなら、それだけ必死になった人の方が生き遂げている。滅亡したなら、なんであの時言えなかったんだと思うことばかりだ。 そもそも当たり前に明日が来る気がしてるけど、そんなわけが無かった。毎日が特別になり得るんだった。私はすっかり忘れてた。   パソコンを前に、金平糖みたいな音のシンセを打ち込んでたら、私の奥歯に潜ませてる野望がガリっと小さな音を立てて出てきた。 今日地球が滅亡するかもしれないから、 いつかに預けて言えないでいたことも言おう。 手始めに、今日地球滅亡させたいな。   <とた> ◆紹介曲「 滅亡 」 作詞:とた 作曲:とた ◆ニューアルバム『Sebone -脊髄盤-』 2025年3月25日発売   <収録曲> 01.なんとも思ってない 02.滅亡 03.neko 04.五月病 05.あげない 06.脱毛 07.薔薇の花_Sebone 08.螺旋

    2026/03/20

  • 藤川千愛
    愛すべきおじさんの狂気
    愛すべきおじさんの狂気

    藤川千愛

    愛すべきおじさんの狂気

     2026年3月4日に“藤川千愛”がフルアルバム『半径3メートル』をリリースしました。今作には、TVアニメ『死亡遊戯で飯を食う。』エンディングテーマ「祈り」、TVアニメ『盾の勇者の成り上がり Season 4』エンディングテーマ「永遠に一回の」、デジタルシングルとしてリリースされた「誰も言ってくれないから」の他、多彩な楽曲が収録。    さて、今日のうたではそんな“藤川千愛”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。最終回は収録曲「 誰かへ 」にまつわるお話です。古着屋の片隅での、とある“おじさん”との出会い。偶然のような導きと自身の決断を経て、改めて気づいたことは…。 古着屋の片隅で、私はゴルフバッグを抱えたおじさんと、かれこれ30分以上も見つめ合っていた。   といっても、実在する人物ではない。  目の前のハンガーに吊るされた、ヴィンテージのスウェットにプリントされたおじさんだ。プリントされたおじさんには、おじさんを囲うように『次にまたゴルフに行ったら離婚すると妻が言っている……寂しくなるよ!』と書かれている。 それなのに、おじさんは今日も嬉々としてコースへ向かおうとしているのだ。 いったいおじさんはどれほどの頻度で通い、妻からそんな最終通告を突きつけられるのだろうか。そして、そこまで言われてもなおゴルフクラブを握るおじさんの情熱はなんなのだ。 私は、私の好物でもある「愛すべき狂気」をおじさんに感じてしまった。   もしも私が、おじさんのように未来の夫から「次にまたライブに行ったら離婚する」と天秤に掛けられたらどうするだろう。 そういうことか……答えは簡単だ。 私も間違いなく、悲しくも、やっぱりライブハウスの重い扉を押し開けるはずだ。 そう気づいた瞬間、私はこの見知らぬアメリカのおじさんに、他人とは思えない強烈なシンパシーを抱いてしまったのだ。   そして、このスウェットだ。 前の持ち主によっぽど愛され、酷使されたのだろう。カリフォルニアの凶暴な西日を浴び続け、洗濯のたびにアメリカの無慈悲な乾燥機の中で、おじさんも気絶するほど回され続けたに違いない。 もはや「水色」と呼ぶのもおこがましい、息絶え絶えの「疲れた青」に退色している。冷静に考えれば、ただの「汚れた古い布」である。しかも値札には、私の財布をひっくり返しても、小銭をすべて並べても足りないような恐ろしい金額が躍っているのだ。   胃がキリキリと痛み始め、悲しくもおじさんに別れを告げようかと思ったその時だった。店内のBGMがふと切り替わり、チャック・ベリーの「Too Much Monkey Business」が流れ始めたのだ。   「セールスマンが話しかけてきて、“買ってみなよ、来週払えばいいさ”って言うんだ」   なんて、歌っているではないか。 その瞬間、私の脳内に都合のいい落雷があった。 間違いない。 これは古着の神様がチャック・ベリーの口を借りて、「お前がこのシミごと歴史を受け継げ。来月のカードの引き落とし日なんて気にするな」と囁いているのだ。   私は何かに憑かれたようにおじさんを抱きかかえ、レジへと直行し、震える手でカードを差し出した。  見えざる運命の導き。あるいは、単なる理性の欠如である。 自分の無計画な衝動を、私は「見えない誰か」のせいにして正当化した。我ながらひどく都合のいい解釈だが、そうでもして笑い飛ばさないとできない決断だってあるのだ。   しかし、時々ふと思う。ただの偶然だと思って見過ごしている些細な現象も、本当は「誰か」がそっと背中を押してくれているサインなのかもしれない、と。   やたらと風が強く吹く日は、一歩を踏み出せない背中を、見えない神様がそっと押してくれている。雨でなにもかもが霞む日は、余計なものを見すぎて思い悩まないように、神様が優しい目隠しをしてくれている。 その「誰か」の正体は、きっと一つじゃない。   あの古着屋で妄想したように、この先の未来で今の悩みを笑い飛ばしている「未来の自分」、はたまた気まぐれな神様が、私を正しい方向へ導こうとしているのかもしれない。そう考えれば、ゴルフ狂いのおじさんとの出会いも必然だった。   「出会わなかった未来が許さず、僕らをここに連れてきたんだ」   我が家の小さなベランダでは、洗濯を終えたあの「疲れた青」が風に揺れている。 東京の西日に照らされたおじさんが、風に煽られて一瞬、ウインクをしたような気がした。  「それでいいんだ。お前はそのまま好きな道へ進め」  と、背中を押されたような気がした。   海を越えて私のベランダへと流れ着いたおじさんの、謎の「熱」が東京で私に伝染した。 ゴルフクラブから、マイクに握り替えた愛しき熱だ。 やたらと強く吹く風の中で、私は少しだけ笑ってしまった。     願いがもし形を持つなら きっと呼吸のように見えないものさ   風がやたら強く吹く日はね 悩んで踏み出せぬ君の背中 神様がそっと押してるのさ 気付けなくたって愛はそこに   雨でなにもかもが霞む日はさ 見えすぎることで悩まぬように 神様が目隠ししてくれたの 気付けばほらそこに愛がいるよ   都合よすぎじゃない? それじゃ顔見せて 疑り深い僕は罪ですか? 認めたくないよ 今更なんでさ? その手もっと早く差し伸べてよ   君が泣いた分だけ世界は濡れて 僕が笑った分だけ風は眠りにつく 未来なんてさ 僕らの夢の 裏側にひっついた影 そんなもんさ 間違えてばかりの僕の横で なんでもない顔して笑う君は 笑う君はさ ずるいよ ほんと 嗚呼 もう   昨日が何処へも行くなとぐずる 置いてきた言葉が胸を刺すの 神様が忘れものとノックする 気付かないふりしても痛いんだ   君が今ここでぼくの歌を 聴いている理由を知っているかい? 出会わなかった未来が許さず 僕らをここに連れてきたんだ   信じてもいいの? 出来すぎた世界 疑り癖がついた僕の心 君がほどいてよ まだ絡まってる 君が触れた場所だけ熱いんだ 嗚呼   願いがもし形を持つなら きっと呼吸のように見えないものさ 君の熱を僕に預けてよ 君がここにいる理由を 僕はまだ 信じていたいだけなんだ ただ信じていたいだけなんだ   君を泣かせた世界に僕は歌うよ 僕らを此処に放り込んだ誰かに届けよ 未来なんてさ 僕らの夢の 端っこで震えてる影 そのまんまさ 拗らせてばかりの僕の手を なんでもない顔して握る君は  握る君はさ ずるいよ ほんと 嗚呼 もう     <藤川千愛> ◆紹介曲「 誰かへ 」 作詞:藤川千愛 作曲:竹田祐介(Elements Garden) ◆フルアルバム『半径3メートル』 2026年3月4日発売 <収録曲> 1 なかったことに 2 痛いけど 3 誰かへ 4 悪口 5 祈り 6 嘘つき 7 不可逆 8 なんどでも 9 誰も言ってくれないから 10 永遠に一回の 11 ア!ニ!メ!

    2026/03/19

  • 石崎ひゅーい
    地図はもういらない。
    地図はもういらない。

    石崎ひゅーい

    地図はもういらない。

     2026年3月18日に“石崎ひゅーい”がニューアルバム『Tokyo City Lights』をリリース! 新たな幕開けの楽曲となった「Season2」、TVドラマ『いつか、ヒーロー』主題歌「HERO」、セブン銀行CMソング「Sunny Days」に加え、アルバムのために新たに書き下ろした新曲を多数収録。    さて、今日のうたではそんな“石崎ひゅーい”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。最終回は収録曲「 宝島 」にまつわるお話です。子どもの頃、胸を躍らせた、地図の上の宝島の存在。では、大人にとっての宝島探しに、必要なものは…。 子供の頃、宝島は地図の上にあった。胸を躍らせながらページをめくった大冒険記。×印の下には金貨が埋まっていて、蛇と骸骨をかき分けて進む勇気さえあれば辿り着けると信じていた。宝は遠くにあって、手に入れれば人生が一変する。そんな単純で真っ直ぐな希望が幼い僕らの冒険心を掻き立てた。   けれど大人になって気付く。宝島は地平線の向こうではなくて、日常の隙間に浮かんでいるのだと。忙しない朝の静かな光、失敗のあとに差し出されるさりげない励まし、誰かの笑顔に救われる瞬間。かつては見向きもしなかった小さな出来事が、胸の奥で静かに輝く。   子供の宝は「手に入れる」ものだが、大人の宝は「気付く」ものなのかもしれない。奪い合うんじゃなくて、分かち合うことで増えていく。地図はもういらない。代わりに必要なのは足もとを照らすまなざしだ。   遠くへ航海しなくてもいい。今日という一日の中にまだ見ぬ宝は眠っている。そう思えたとき、世界は少しだけやさしい島になる。   <石崎ひゅーい> ◆紹介曲「 宝島 」 作詞:石崎ひゅーい 作曲:石崎ひゅーい ◆ニューアルバム 2026年3月18日発売 <収録曲> 01. 宝島 02. Tokyo City Lights 03. HERO 04. someday 05. 白熱 06. ポーカーフェイス 07. Sunny Days 08. しょうが焼き 09. 手品 10. Season2

    2026/03/18

  • さとう。
    他の誰でもない“さとう。”という人間のまんまで歌っていたい。
    他の誰でもない“さとう。”という人間のまんまで歌っていたい。

    さとう。

    他の誰でもない“さとう。”という人間のまんまで歌っていたい。

     2026年3月4日に“さとう。”が2nd ALBUM『窓越し、その目に触れて』をリリースしました。昨年7月~12月にかけて配信された6か月連続リリース曲に加え、新録8曲を収めた全14曲を収録。「逃避行ハイウェイ」「決別」といったライブ定番曲から、「通過する故郷」「ライア」他書き下ろしの新曲まで、ノンフィクションにフィクションを織り交ぜ曲を作ることの多い“さとう。節”全開の一作となっております。    さて、今日のうたではそんな“さとう。”によるエッセイを3週連続でお届け。第2弾は、ライブにまつわるお話です。大好きなライブは、自身にとってどんな存在なのか。そして、どんな思いで臨むものなのか…。ぜひ、今作とあわせて、エッセイを受け取ってください。 先週はアルバムのお話をさせていただきましたので、 今回はライブのことを書こうと思います。 何を隠そうさとう。はライブがとにかく好きでして、 毎年いろいろなところでライブができているありがたみを噛み締めております。   なぜ、どんなところが好きなのか と聞かれると少し困っちゃうくらい 漠然と大きな愛を持っていたのですが 1月2月と約2ヶ月ライブがなかった間 さとう。の心はずっと寂しさと共にありました。   ふと、ツアー中やワンマンの写真を見返した時なんかは ライブがしたくなって 一人ぼっちなのがとてつもなく寂しくなったり えぇいやめだやめだ、と思い立って SNSをひらけば、誰かがステージで歌っていて やっぱり悔しさと寂しさがごちゃ混ぜになって やるせない日々にうじうじしたりして… 自分でも嫌気がさすほど、呆れてしまうほど、寂しがりやな人間なのだと改めて気付かされていました。   「会いに行くよ」と歌いながらも 誰かに会いに行かなくちゃやってられないのはこっちのほうで、 「一人にはしない」と歌いながら 本当は一人になりたくないのはさとう。のほうだったりするのです。   ステージの上というのは キラキラしていて みんなにかっこいいさとう。を見てもらえる場所だと少し前まで思っていました。 もちろん、間違いではないです。 今でも変わらず、「やるからには全力で、ばちばち!ジャカジャカ弾くぞー!やったるぞー!」の気持ちです。   でも最近は、本当はその逆なのかも、とも思えてきました。 目と目を合わせるライブだからこそ、 他の誰でもない“さとう。”という人間のまんまで歌っていたい。 弱さも寂しさも持つ同じ人間として あなたの陰にも気づいていたいのです。   ライブではそれができます。 だからでしょうか、ライブをしている時が、なんだか一番生きている心地がします。 大袈裟な言い方に思うかもしれませんが、 さとう。にとってはそれくらい、ライブというのは大きな存在なのです。   2nd ALBUM『窓越し、その目に触れて』を携えて、6月からツアーが始まります。 バンドセットになろうと、弾き語りだろうと さとう。はさとう。のまんまでライブに挑む覚悟です!! あなたの弱さも寂しさもどんとこい、です。 ぜーんぶ見せ合いっこしましょう。   LIVE TOURのタイトルは『その目を心の窓と呼ぶ』 窓の外を見る自分と不意に目が合うように あなたの心の窓にさとう。が映る時 またひとつ、本当の自分の姿に気づけるのです。 ライブハウスで、その目を合わせる瞬間を 楽しみにしております!   <さとう。> ◆2nd ALBUM『窓越し、その目に触れて』 2026年3月4日発売   <収録曲> 01.ネバーランドより 02.地平線 03.逃避行ハイウェイ 04.Saturday park friend 05.ドーナツホール 06.つよがり 07.明日 08.胸ぐら 09.ライア 10.ダイアログ 11.決別 12.通過する故郷  13.風の便り   Bonus Track [CD Only] 14.ぺちゃんこ

    2026/03/17

  • 夜々
    0:00を越えた先で
    0:00を越えた先で

    夜々

    0:00を越えた先で

     2026年3月4日に“夜々”が1stアルバム『0:00』をリリースしました。時計の針が夜の0時をさす瞬間に広がる魔法の世界をテーマにした作品となっております。透明感のある歌声、0時から夜明けまでの心の動きを追うように構成された楽曲が集められた本作。夜々のアーティスト像を象徴する1枚に。    さて、今日のうたではそんな“夜々”による歌詞エッセイをお届け。今回のテーマである“夜の入り口”。0:00を過ぎた夜の時間とは、自身にとってどんな存在なのか…。ぜひ今作とあわせて、エッセイを受け取ってください。 小さい頃から、魔法が本当にあると信じていました。   ハリー・ポッターやディズニープリンセスの物語に、本気で胸をときめかせていた子どもでした。   大人になって、魔法は簡単には起きないと知ったけれど、 0:00を過ぎる瞬間だけは、少しだけ世界がやわらぐ気がして。   楽しかった日も、うまく笑えなかった日も、 全部を一度リセットしてくれるような静かな時間。 ほんの少し輪郭がぼやけて、終わりと始まりが重なるあの感覚に、 私はずっと魔法みたいなものを見ていました。   1st Album『0:00』は、 そんな夜の入り口を音楽で表現したくて制作しました。   夜はひとりになれる時間。 でも本当は、いちばん誰かを思い出してしまう時間でもある。 強がったり、矛盾したり、 忘れたいのに忘れたくなかったり。   このアルバムでは、 そんな揺れ動く気持ちを否定せず、 そのまま物語にしています。   恋が重力みたいに心を引っ張る夜もあれば、 逆にふわっとほどけていく夜もある。 報われなかった気持ちも、 手放すことでやっと呼吸できた瞬間も、 どれも私にとっては必要な時間でした。   明るい言葉では救えない夜もあります。 でも、沈みながら見つけた小さな本音は、 きっと誰かの灯りになると信じています。   このアルバムを聴いている時間だけは、 私がそっと手を引いて、 12曲の物語とともに幻想の世界へ連れていけたら。   眠る前の、ちいさな魔法になりますように。   そして0:00を越えた先で、 また新しいあなたに出会えますように。   <夜々> ◆1stアルバム『0:00』 2026年3月4日発売 <収録曲> 1 0:00 2 Lonely Night 3 Coffee 4 YOU 5 Gravity 6 I Hope 7 Let go 8 Nonsense 9 Gloomy 10 センセーショナル少女 11 Ray 12 Lonely Night(Acoustic ver.)

    2026/03/16

  • Furui Riho
    美しい世界
    美しい世界

    Furui Riho

    美しい世界

     2026年3月4日に“Furui Riho”が3rd Album『Letters』をリリースしました。今作はそのタイトルのとおり、Furui Rihoが誰かに向けた手紙のように想いを綴った楽曲を集めており、聴く人の心に寄り添う、温かくも芯のあるメッセージが詰まった作品。TVアニメ『CITY THE ANIMATION』オープニング主題歌「Hello」などを含むシングル曲に、新曲を加えた全11曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“Furui Riho”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第2弾は収録曲「 Letters 」にまつわるお話です。「この世界は美しい」と信じ込んで生きてきた自身。本当の悲しみに触れ、絶望を知り、それでも思うことは…。 就活の面接で 「あなたは運が良いですか?」と聞かれることがあるらしい。   正解は「はい、運が良いです」と答えることだそうで、 逆境にどう向き合うか、前向きに努力できる人間かどうかを見ているのだという。   実際私は、自分は運が良いほうだと思っているので、 もし私が就活をしていたら、 「はい!」と答えて、採用にぐっと近づいていた可能性もあるが、 そもそも後先考えず、就活もせず、 結果世間から長い間“お祈り”をもらい続けてきた私は、社会に適合することすら難しかった。   なんだか昔から妙な自信があって、 運が良いと自負していたからなのか、 「自分はなんでもできる」と、恥ずかしながら本気で思っていた。   でも振り返ると、私をここまで運んできたのは、私の力というより、私を導いてくれた人がいたからだと思う。 そうやって沢山愛され、恵まれてきた私は、 この世界は「美しい」と信じ込んでいた。   お節介にも人の心をこじ開け、 自分なりの“愛のレシピ”を差し出せば誰かを救える気になり、 そんな勘違いで舞い上がると、愛は簡単に消え失せた。   人は簡単には変わらない。自分の無力さに気づいた。 その無邪気な「傲慢さ」でこれまで誰かを傷つけてきたことが、今とても恥ずかしい。   そうやって世の中の美しさを疑い始めたとき、 とある人に出会った。私と違って、 「生きている意味なんてない」と諦めて笑う人だった。   希望はなく、今にもこの世を終わらせてしまいそうな目で、 悲しそうに泣いていた。 あの夜、その悲しみに私は触れ、本当の絶望を知った。   聖書に「この世は空しい」という言葉があるが、 その時初めて現実になった気がして、 私の中の「美しい」世界は静かに沈んでいった。   体がどんどん重くなり、椅子に張り付けられたまま動けなくなった。 「Letters」は、そんな絶望を悟って生まれた曲だった。   確かに全てが偶然に誕生して、 年月の果てに私が生まれたのなら、 人生は「無」なのだろう、 意味などないのだろう。   でも、本当にそうだろうか。 探すことを諦めているだけじゃないだろうか。   私がとある人にもらった手紙には、 希望が書いてあった。 生まれた意味を教えてくれて、 そこには愛があった。   この世界は、確かに残酷だけれども、 それでも、このくそみたいな世界で、 生きていかなきゃいけない。   どうせ絶望で終わるのなら、 私はその先にあるかもしれない希望に賭けてみたいと、 そう思ってカラカラの体から、絞り出してこの曲を書いた。   激動の日々は過ぎ去っていって、 ついにアルバムがリリースされた。   書き上げたあとに何か変わったかというと、 正直よくわからない。 でも心は、以前よりも深く静かで、 ほんの少しだけ優しくなった気がしている。   <Furui Riho> ◆紹介曲「 Letters 」 作詞:Furui Riho 作曲:Furui Riho・knoak ◆3rd Album『Letters』 2026年3月4日発売

    2026/03/13

  • 藤川千愛
    もしも私が吉田なら…
    もしも私が吉田なら…

    藤川千愛

    もしも私が吉田なら…

     2026年3月4日に“藤川千愛”がフルアルバム『半径3メートル』をリリースしました。今作には、TVアニメ『死亡遊戯で飯を食う。』エンディングテーマ「祈り」、TVアニメ『盾の勇者の成り上がり Season 4』エンディングテーマ「永遠に一回の」、デジタルシングルとしてリリースされた「誰も言ってくれないから」の他、多彩な楽曲が収録。    さて、今日のうたではそんな“藤川千愛”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾は収録曲「 悪口 」にまつわるお話です。心をざわつかせる、どこの誰だか知らない人たちの悪意や悪口。だけど、もっと厄介で悲しいものは…。歌詞とあわせて、エッセイを受け取ってください。 本当はちょっとドジな犬の動画が見たいだけなのに、SNSを開いたらいつの間にか、知らない人の悪口を読まされている。   知らない人から私が会ったこともない人への悪口だ。誰かが軽はずみな発言をしようと、誰かが不倫をしようと、誰かが楽して稼ごうと、誰かの顔が変わろうと、べつにどうでもいい。そんなんで私は意気投合したくない。   たまの休みに観光でもしようと神社仏閣に向かえば、参道の竹林には小銭で削られたような雑な「死ね!」の文字、いったい誰に向けられた言葉なのだろうか? ひょっとしたら、この竹林には誰かの睡眠を妨害するような、夜な夜な爆音で『シングルベッド』を熱唱する寂しがり屋さんでもいるのだろうか。   そして、強烈な尿意の中、探せど探せど見つからず、やっと出会えた公衆トイレの壁には小さく書かれた、「出ていけ!吉田」の文字。当然ながら私は吉田ではないので、これは私宛ではない。言われなくとも用が済めばさっさと出ていく。少なくとも私はトイレで弁当を食べたり爪を磨いたり、無駄にトイレに渋滞を作ったりはしない。   しかしながら、もしもここがお腹を壊した吉田がやっと辿り着いたトイレだったなら、彼は「なぜ?」を通り越してトイレットペーパーの芯を見つめながら途方に暮れていたはずだ。それとも、ひょっとしたら竹林で熱唱するのが吉田なんだろうか…、これは寝不足に悩む隣近所の切実な嘆きなのかもしれない…、そんな馬鹿げた妄想が頭をよぎった。それでも苗字が吉田じゃないことに、私は少しだけ安堵した。   どこの誰だか知らない人たちの悪意や悪口は、遠い分だけいくらかまだマシだ。 防護服を着て、安全な場所から眺めることができるから。「吉田、大変だな」とやり過ごすことができる。それでもやっぱり気分の良いものではない。   でも、本当に厄介なのは、もっとずっと身近な場所、私の「半径3メートル」の距離で放たれる悪口だ。   大好きな友人や、心を許しているはずの人と向かい合っている時。不意に彼らの口から、誰かを呪うような醜い言葉がこぼれ落ちた瞬間、私はいつも息の仕方を忘れてしまう。反論する勇気もなくて、空気を壊したくなくて、「へえ」「そうなんだね」と、赤べこのように首を縦に振りながら曖昧に苦笑いをする。そのたびに、相手に対する愛情が少しずつ、本当に少しずつ、削り取られていくのを感じる。反論でもして、「愚痴くらい聞いてくれよ、冷たい奴だな」なんて言われるのはもっと嫌だし。愚痴も悪口も聞かされる方からしたらほとんど一緒なのに。   そして帰り道、そんなふうに誰かの悪意に同調してしまった自分のことが、とてつもなく嫌いになるのだ。   もちろん、私だって清廉潔白な聖人君子じゃない。自分の思い通りにいかない世界で、やり場のない苛立ちを誰かのせいにして、毒を吐いて自分を守ろうとした夜はいくらでもある。悪口は、不器用な弱さの裏返しなのだ。それは痛いほどわかる。   それでも。それでもやっぱり、大好きな人には、出来る限り美しくいてほしい。手持ち無沙汰の煙草みたいに毒を吐かないで欲しい。誰かを下げる言葉で黒く染まらないでほしい。   悪口を言わない世界なんて、きれいごとだと言われるかもしれない。偽善だ、理想論だと笑われるかもしれない。でも、たとえ上っ面でも、形だけの偽善だったとしても、「優しさを選ぼうとする心」を持ち続けていれば、いつかそれは本物の優しさに変わる。そう信じていたいのだ。   どうか吉田が、これ以上トイレの壁で怒られませんように。竹林のまわりの住民が、夜は静かに眠れますように。そして、私とあなたの半径3メートルが、ほんの少しでも優しい世界になりますように。   祈りを込めて、きみというこの世界へ。『悪口』。     きみが きみが悪口を言わなかったら きみの きみのこと好きになるかも きみが悪口を捨てるならば きみの彼女になってあげるよ   きみがこぼす悪口に相槌を打つ私 気を遣ってまた苦笑い そんな私が私は嫌い そんな私が私は嫌い そんな私が私は嫌い   きれいごとだって片付ければ悩む必要もないけれど そんなに難しいことかな?悪口を言わない世界 世界   悪口を言うきみは醜い その悪口がきみに宿る またきみが汚れていく またきみが汚れていく 欲しいのは毒じゃない 花を育てようよ きみが きみが悪口を言わなかったら きみの きみのこと好きになるかも きみが悪口を捨てるならば きみの彼女になってあげるよ   きみが吐いた悪口が少しずつ愛を冷ましてく きみの弱さだって分かってる それでも受け取りたくない それでも受け取りたくない それでも受け取りたくない   完璧なんて求めてないよ 自分で黒く染まらないで そんなに難しいことかな? 悪口を言わない世界 世界   きみの話で笑ってたいよ きみの美しさを知ってるから 優しい世界が好きな 優しい世界が好きな馬鹿かな 嗚呼 欲しいのは痛みじゃない 愛を育てようよ   悪口のない世界で踊ろう 悪口のない世界に帰ろう 悪口のない世界を歌おう 悪口のない世界を創ろう   …創ろう 創ろう   きみが きみが悪口を言わなかったら きみの きみのこと好きになるかも きみが悪口を捨てるならば きみの彼女になってあげるよ きみが きみが悪口を言わなかったら きみの きみのこと好きになるかも きみが悪口を捨てるならば きみの彼女になってあげるよ   そんなに難しいことかな?悪口を言わない世界 世界   <藤川千愛> ◆紹介曲「 悪口 」 作詞:藤川千愛 作曲:近藤世真(Elements Garden) ◆フルアルバム『半径3メートル』 2026年3月4日発売 <収録曲> 1 なかったことに 2 痛いけど 3 誰かへ 4 悪口 5 祈り 6 嘘つき 7 不可逆 8 なんどでも 9 誰も言ってくれないから 10 永遠に一回の 11 ア!ニ!メ!

    2026/03/12

  • 石崎ひゅーい
    小ひゅーい達の会議。
    小ひゅーい達の会議。

    石崎ひゅーい

    小ひゅーい達の会議。

     2026年3月18日に“石崎ひゅーい”がニューアルバム『Tokyo City Lights』をリリース! 新たな幕開けの楽曲となった「Season2」、TVドラマ『いつか、ヒーロー』主題歌「HERO」、セブン銀行CMソング「Sunny Days」に加え、アルバムのために新たに書き下ろした新曲を多数収録。    さて、今日のうたでは“石崎ひゅーい”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾は収録曲「ポーカーフェイス」にまつわるお話です。内心は忙しいけれど、「何考えてるかわからないよね」と言われがち。そんな自身がポーカーフェイスを外す瞬間とは…。 「何考えてるかわからないよね」って、割とよく言われる。まぁ心当たりが無いわけではないし、たぶん伏し目がちだからだと思う。先日あった撮影の時も自分ではおもいきり柔らかな顔をしているつもりなのに、「怒っていますか?ひゅーいさん」と突っ込まれてしまう始末。顔ってむずい。   別にクールぶってるわけでも感情が欠けてるわけでもない。ただ、顔に出る前に一回頭の中で渋滞が起きるタイプなだけだ。   内心は割と忙しい。「それ面白いな」と思う一方で、「いや、でもリスクあるよな」とか、「今笑っていい場面?」みたいな小ひゅーい達の会議が同時開催されている。その結果、表に出ない感情と「なるほどね」という無難な一言。便利だけど、ちょっと誤解されがちだ。   ポーカーならポーカーフェイスは武器になる。動揺を隠して相手に読ませない。人生も似たようなもので、全部を顔に出してたら身が持たない。焦ってるのを悟られたくないときもあるし、正直そこまで興味ない話に全力リアクションするのもしんどい。そういうとき、真顔はちょうどいい逃げ道になる。   でもずっとそれだと「自分ってこんなキャラだっけ?」って思う。だから安心できる人達の前では、ポーカーフェイスをそっと外す。ライブの時とかは特にそうだ。僕の歌を待ち望んでいてくれる人達の幸せそうな顔を見ると、自然と顔の筋肉がほぐれていくのがわかる。   カードは全部見せなくていいけど、1枚2枚くらいは表にしてもいい。   <石崎ひゅーい> ◆ニューアルバム 2026年3月18日発売 <収録曲> 01. 宝島 02. Tokyo City Lights 03. HERO 04. someday 05. 白熱 06. ポーカーフェイス 07. Sunny Days 08. しょうが焼き 09. 手品 10. Season2

    2026/03/11

  • さとう。
    出会えたすべての人に会いにいける一枚。
    出会えたすべての人に会いにいける一枚。

    さとう。

    出会えたすべての人に会いにいける一枚。

     2026年3月4日に“さとう。”が2nd ALBUM『窓越し、その目に触れて』をリリースしました。昨年7月~12月にかけて配信された6か月連続リリース曲に加え、新録8曲を収めた全14曲を収録。「逃避行ハイウェイ」「決別」といったライブ定番曲から、「通過する故郷」「ライア」他書き下ろしの新曲まで、ノンフィクションにフィクションを織り交ぜ曲を作ることの多い“さとう。節”全開の一作となっております。    さて、今日のうたではそんな“さとう。”によるエッセイを3週連続でお届け。第1弾はアルバム『窓越し、その目に触れて』にまつわるお話です。今作を作るにあたり、大きな存在となったのは、1st ALBUM『産声みたいで、』の曲たち。その理由は…。 さとう。2nd ALBUM『窓越し、その目に触れて』が3月4日にリリースとなりました。 6ヶ月連続リリースの楽曲も含め全14曲収録です。 むっちゃボリューミーなのです。 もちろん曲数が多いという意味でもそうですが バンド編成から弾き語り、ピアノの曲が入っていたり 恋愛ソングからさとう。自身の曲だったり… 一曲一曲が本当に違った顔を持っていて まさしくそれぞれの窓から違った生活を覗くような、 そういう意味でもずっしりとしたアルバムになりました。   今作のことを考えていく中で、 不思議なことに、 1st ALBUM『産声みたいで、』の曲たちがさとう。の中で大きな存在となっていった気がします。 2025年の秋冬に行った全27公演のツアー、 車での移動中にラジオを聴いたり、 音楽を聴いたりして過ごしていました。 そして『産声みたいで、』を聴いていると、 ふと我に返って、 夢みたいなことばかりが起こっている現実に、 心が洗われる瞬間が幾度とありました。   このアルバムを作った時のさとう。は 目の前のことに必死で、 自分の音楽を残すことに必死だったような気がします。 それなのに、 顔も知らない誰かに想いを馳せて、 その人に会いに行こうとしている… そしてまた、同じように さとう。に会いに行こうと思ってくれる人がいる…   線路沿い1K、もう誰にも届かないと本気で思っていたさとう。が、ちゃんといたから 会いに行けること、会いにきてくれること、 それがどんなに尊いことか 何度でも、再確認できるのです。   自分の音楽が、一枚のCDとなって、 いざこの手で持った時、真っ先に思うのは一つ。 CDって、アルバムって、いいなぁーって 人並みなことですが… やっぱり、これに尽きます。   振り返る度に、誰かの顔が浮かんだり その一枚ができるまでの時間が思い出されて… 特に今作は、先ほども書いた通り2025年の「この芽の色を知る人へ」ツアーを経て出来上がったアルバムなので 曲を聴く度に、ツアーで見た景色や出会った人がより浮かびます。   1stアルバムが、“あの時のさとう。に会いにいく一枚”であるならば、このアルバムは“出会えたすべての人に会いにいける一枚”なのだろうと気づきました。   サブスクで音楽を聴く人が多いでしょうし、 実際CDを買わない人も多いでしょう。 でも、それでもやっぱり 自分が残した言葉や声が ちゃんとこの手にあること、その手にあること、 それは他の何にも変え難い喜びです。 ぜひアルバムを手に取って聴いていただければ嬉しいです!   アルバムを携えて、またツアーに行きます 全6箇所、バンド編成でのワンマン さあ、どんな出会いが待っているのか! その先でさとう。はどんな歌を歌うのか! アルバムの曲たちを聴きながら、 ずっとわくわくしています!!   <さとう。> ◆2nd ALBUM『窓越し、その目に触れて』 2026年3月4日発売 商品リンク: https://amzn.asia/d/0jg4IE6N https://lnk.to/darari_madogoshi   <収録曲> 01.ネバーランドより 02.地平線 03.逃避行ハイウェイ 04.Saturday park friend 05.ドーナツホール 06.つよがり 07.明日 08.胸ぐら 09.ライア 10.ダイアログ 11.決別 12.通過する故郷  13.風の便り   Bonus Track [CD Only] 14.ぺちゃんこ 

    2026/03/10

  • リュックと添い寝ごはん
    Life is beautiful
    Life is beautiful

    リュックと添い寝ごはん

    Life is beautiful

     2026年2月25日に“リュックと添い寝ごはん”が4th Album『生きるは愛』をリリースしました。約2年ぶり4枚目のオリジナルアルバムとなる今作。日々の生活のなかで抱く、様々な“愛”の形を表現した全12曲入りの作品となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“リュックと添い寝ごはん”の松本悠による歌詞エッセイを2回にわたりお届け。第2弾は収録曲「 Life is beautiful 」にまつわるお話です。恋”というものの捉え方を改めて考えてみたとき、自身がしっくりきた今の答えは…。ぜひ、歌詞とあわせて、エッセイをお楽しみください。 贅沢とは一体何なのでしょうか。 ____________________________   お宅訪問!こちらのタワーマンション!家賃はおいくら?! ○○百万円! うひゃーー!!すごいですね! こちらの時計、おいくらでしょうか! ○○千万円!! うひゃーー!!すごいですね! _____________________________   昔から世の中の贅沢に対してずっと疑問を持っていました。 僕にとっての贅沢とは。タワマンに住むことでも高級車を買うことでもない。 家で過ごす“時間が有ること”“何気ない大切なものを見つけること”こそが 何よりも豊かで、贅沢であると思うわけです。   映画『PERFECT DAYS』はその象徴である気がしています。 主人公の清掃員はお金があるわけでもなく、誰かとご飯に行くわけでもなく、旅行をするわけでもない。 ただ、押上にある小さな家の中に広がる好きな本や写真や植物、自分の大切なものを誰よりも愛しています。   「これだ、これなんだよ。」 映画を見ながら僕はそう呟いていました。 この美学を大切にしたいと強く共感しました。   今回の曲では“あなた”という大切な人がいることこそが“贅沢”であり、“幸せ”である。と伝えたく制作しました。 制作をしている過程でMVの情景も想像していましたが、 若い男女二人が出てくる想像は全くできませんでした。 歳をとった二人が古民家という自分たちの空間で幸せに踊る映像が鮮明に浮かび、 歌詞の作業に取り掛かりました。   <ずっと君のとなりで恋をしてるよ> この歌詞を書いた時に 「これだ、これなんだよ。」 と僕は呟いていました。   昔から僕は どこか若者の言葉である“青春”を 「そうではない。いつだって僕たちは青春なんだ。」と歌い続けてきましたが この曲では “恋”というものの捉え方を考えてみてほしいと思っています。   あなたの癖も匂いも目もくしゃみも。 1年経っても3年経っても10年経っても、 白髪になっても仏になっても生まれ変わっても愛していたい。という 一種のプロポーズでもあり、あなたとの日々がこの上ない贅沢な時間であると歌ったこの曲が これから先みなさんの心の、人生のアンセムになったら幸せです。   <リュックと添い寝ごはん・松本ユウ> ◆紹介曲「 Life is beautiful 」 作詞:松本悠 作曲:松本悠   ◆4th Album『生きるは愛』 2026年2月25日発売   <収録曲> 1.Life is beautiful 2.満漢全席 3.クラクションレイニーブルース 4.恋煩い 5.会社員 6.灯火 7.敵いませんかね 8.タイムマシン 9.風は山から 10.冬になって 11.渇き 12.ネットルーザー

    2026/03/09

  • Furui Riho
    人生ハードモード
    人生ハードモード

    Furui Riho

    人生ハードモード

     2026年3月4日に“Furui Riho”が3rd Album『Letters』をリリースしました。今作はそのタイトルのとおり、Furui Rihoが誰かに向けた手紙のように想いを綴った楽曲を集めており、聴く人の心に寄り添う、温かくも芯のあるメッセージが詰まった作品。TVアニメ『CITY THE ANIMATION』オープニング主題歌「Hello」などを含むシングル曲に、新曲を加えた全11曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“Furui Riho”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第1弾は収録曲「 ハードモード 」にまつわるお話です。自身に立ちはだかる高い壁。年々高くなってゆく壁。明るい言葉を口にする気力すらなかったからこそ、生まれた歌とは…。 「こんな明るい歌、かけるかよ!」   数ヶ月前に書いた、やけにHAPPYなサビ。 私はそれを、少し恨めしく思っていました。   「みんなが元気になるような曲を書きたい」 そう願いながら、自分で貼った“明るい人”というラベルを 剥がすまいと必死に演じてたような気もします。   昨年は、私の人生で一番のハードモードでした。 毎年、目の前に高い壁が現れて 「もうこれ以上は登れない」と 自己最高記録を更新し続けているのですが 不思議なことに、壁は年々高くなっていきます。   まるで神様が、 「はい、この壁は越えられたね。じゃあ次!」 と言って、私をどんどん強化しているかのようです。   そんなわけで、2025年もまた高い壁を登ることになりました。 そこで立ちはだかったのが、この曲「ハードモード」   毎日目が覚めても、また目が覚めても、 アイディアは浮かびません。 世界に自分だけ取り残されたようで、 時間ばかりが過ぎていきます。   「今日もまだ何もできていない。」 それが口癖になり、心の中は曇り空。   曲作りをする中で 人を元気づける歌を書くのは本当に難しいです。 「元気出してね」 「大丈夫だよ」 そんな言葉は、上辺だけならすぐに書けます。 でも本心が伴っていなければ、すぐに見抜かれてしまいます。 ましてや、そんな明るい言葉を口にする気力すらありませんでした。   「誰がこんな奴の歌を聞きたいんだよ」 そう独り言を呟きながら、曲と睨めっこしていると ふと気づきました。 これを、そのまま歌詞にすればいいのではないか。   アルバム『Letters』に収録する曲たちは 誰かのために書いていたのですが わがままに、自分に宛てて書いてみようと思ったのです。 それがアルバムのリード曲になるとは知らず。   結局この曲が完成したのは、 レコーディング当日、スタジオに着いてからでした。 数時間前までメロディも決まっていませんでした。 まさにハードモード。   リード曲なのに、こんなにも正直で、少し投げやりで、 どこかふざけている内容に スタッフもきっと驚いたことでしょう。   この人生出来たらイージーモードで生きたいのですが 誰かを本気で感動させたいのなら 物語を語り、愛を歌うのなら 私はきっと、少し遠回りをしなければならないのだと思います。 光が強ければ、影もまた濃くなるのかもしれません。   「でも、あの時もやれたじゃないか」 自分に宛てたこの手紙は、 2026年の私への応援ソングになるのでしょう 今年もやってくる壁をよじ登っていこうじゃないか   そうやって続くのさ 人生は 人生は   <Furui Riho> ◆紹介曲「 ハードモード 」 作詞:Furui Riho 作曲:Furui Riho・Sayo Oyama・knoak  ◆3rd Album『Letters』 2026年3月4日リリース

    2026/03/06

  • 藤川千愛
    好きな気持ちがそうさせる『嘘つき』
    好きな気持ちがそうさせる『嘘つき』

    藤川千愛

    好きな気持ちがそうさせる『嘘つき』

     2026年3月4日に“藤川千愛”がフルアルバム『半径3メートル』をリリースしました。今作には、TVアニメ『死亡遊戯で飯を食う。』エンディングテーマ「祈り」、TVアニメ『盾の勇者の成り上がり Season 4』エンディングテーマ「永遠に一回の」、デジタルシングルとしてリリースされた「誰も言ってくれないから」の他、多彩な楽曲が収録。    さて、今日のうたでは“藤川千愛”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾は収録曲「 嘘つき 」にまつわるお話です。好きだから、愛に誠実だから、ついてしまう嘘。今も、そんなやっかいな愛情表現に振り回されているあなたへ。ぜひ、歌詞とあわせてエッセイをお楽しみください。 これから恋が始まるかどうか、この想いは成就するのか。そんな絶妙なタイミングには、確実に魔物が潜んでいる。 恋の匂いがした途端、足元から地獄の魔方陣でも湧いて出てきたのかと思うほど、私は「私ではない別の人間」に完全に乗っ取られてしまうのだ。   いちばん正直でありたい好きな人の前に立つと、私の思考回路には決まってバグが生じる。「すこしでも自分をよく見せたい」「一ミリだって嫌われたくない」。そんな欲にどっぷり漬かった本音が脳みそを狂わせ、口からは勝手に、やたらとぬるい嘘が零れ落ちていく。そうなるともう本来の自分のリズムなどそこにはなく、ただひたすらに薄っぺらい自分が自滅への道を全力疾走しているのだ。   「なんであんなことを言ってしまったんだろう」「どうして素直に伝えられなかったんだろう」。翌朝、布団の中で天井のシミを見つめながら、自分という生き物の馬鹿さ加減に心底情けなくなる。振り返れば、恋というやつはその失敗の連続だ。   たとえば、三度目のデートで「何が食べたい?」と聞かれたとき。たとえ、どんぶりのふちまで背脂がギトギトに浮いた凶暴なラーメンを無心ですすりたいくらい腹ペこだったとしても、「なんでもいいよ、あえて言うならあっさりしたものかな」なんて、心にもないぬるい嘘をつく私。   嫌われたくない一心でついたその嘘が、結果として本来の自分という人間のリズムを根底から壊していく。完全なる自滅である。   帰り道、本当は一番行きたかったこってりラーメンの店の前を通り過ぎながら、換気扇から漂う匂いの中で、「なんであんなことを言ってしまったんだろう」と途方に暮れる。ひょっとしたら彼だって、翌日まで鼻の奥にまで匂いが残るようなくっさいとんこつラーメンが好物かもしれないのに。そんな裏表のない女がタイプかもしれないのに。   嘘というものは本来、誠実とは真逆のところにあるはずだ。それなのに、愛に誠実だからこそ付いてしまう嘘というものがある。これほどやっかいで、始末に負えない愛情表現が他にあるだろうか。   好きな気持ちがそうさせる『嘘つき』     声は届かないのに想いは溢れてく 手を振るくせにまだ離れたくなくて 愛されたいと願って嘘ばかり増えて 本当の自分を隠して悔やんで   もうどうすればいいの? 欲しいのは逃げ場所じゃないよ じゃあどうすればいいの? ただ許されたいだけなんだ 嗚呼 また 嘘   間違いだって分かっているのに この弱さだけがまだ息をしてる 壊れないように抱えた嘘が 君の愛に触れようと深く溺れてく 嗚呼 嘘で塞いだ心臓の穴が 君の温度を欲しがって疼いてる 本当は『ごめんね』じゃなくて『愛してる』って ただ言えたなら…嘘つき   長い夜を紐解く短い言葉が 見つからなくてただ吸い殻だけ増えて 熱い本音飲み込んでぬるい嘘が残る 積み上げた空き缶やけにむなしくて   どうにもならないのなら それでもいいさって顔して 気休めみたいな時間に 本気でしがみついてるなんて 嗚呼 また 嘘   永遠を誓いたいのにさよならを練習してさ 大切なほうから順番に台無しにしてる…笑えないよね   間違いだって分かっているのに この弱さだけがまだ息をしてる 壊れないように抱えた嘘が 君の愛に触れようと深く溺れてく   嗚呼 嘘で塞いだ心臓の穴が 君の温度を欲しがって疼いてる 本当は『ごめんね』じゃなくて『愛してる』って ただ言えたなら…嗚呼 嘘つき   <藤川千愛> ◆紹介曲「 嘘つき 」 作詞:藤川千愛 作曲:藤永龍太郎(Elements Garden) ◆フルアルバム『半径3メートル』 2026年3月4日発売 <収録曲> 1 なかったことに 2 痛いけど 3 誰かへ 4 悪口 5 祈り 6 嘘つき 7 不可逆 8 なんどでも 9 誰も言ってくれないから 10 永遠に一回の 11 ア!ニ!メ!

    2026/03/05

  • ハンブレッダーズ
    ハンブレッダーズ ムツムロ アキラ 行きつけのコーヒー屋で。
    ハンブレッダーズ ムツムロ アキラ 行きつけのコーヒー屋で。

    ハンブレッダーズ

    ハンブレッダーズ ムツムロ アキラ 行きつけのコーヒー屋で。

     2026年1月28日に“ハンブレッダーズ”が5thアルバム『GALAXY DRIVE』をリリースしました。今作は、「地球から銀河系をドライブし、帰ってくるまでの車内で流れるプレイリスト」をコンセプトに、楽曲やアートワークを構築。幸せな情景が浮かぶラブソングから、新機軸となる挑戦的な楽曲まで、ハンブレッダーズの音楽性の幅広さと進化を感じられる全15曲を収録しています。    さて、今日のうたではそんな“ハンブレッダーズ”のムツムロ アキラによる歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、自身が歌詞を書く場所、歌詞を書く方法にまつわるお話です。そして、アルバムの感想をエゴサーチしてみた結果は…。ぜひ、今作とあわせてエッセイをお楽しみください。 歌ネットをご覧の皆さんこんにちは、ハンブレッダーズというバンドでギターとボーカルを担当しております、ムツムロといいます。読んで頂きありがとうございます。そして一介のバンドマンである私に寄稿させてみようという気概のあるキャスティング権を持った歌ネット内部の方、どうもありがとうございます。現在ライブに向かう道中の東海道新幹線7号車、岐阜羽島付近にてこれを書いています。「歌詞のことならフリーテーマ」と伝えられまして、そうと言われますと逆に筆が進まなくなるのが人間の性というものでして、ダラダラと前置きで文字数を稼いでいる間に何かアイデアが思いつかないかなとアイドリングをしている次第です。   さて、僕はいつも行きつけのコーヒー屋で歌詞を書いています。行きつけのコーヒー屋というと、いかにもゴールデンタイムの街ブラロケ番組に出てきそうな「かの文豪も愛した名店」のような荘厳なたたずまいの店を想像されるかも知れません。がしかし、実際のところはコーヒー1杯300円台の、ひとたび街に繰り出せばよく目にするチェーン店で歌詞を書いています。多くの方は学校や会社に通っている真昼間に、多い時は週5で姿を現し、カフェラテを注文して長時間居座る得体の知れない男、それが僕というわけです。カフェラテに併せてレタスドックを頼むことも多いことから、きっと従業員さん達はバックヤードで僕のことを「レタスドック」というあだ名で呼んでいると推察できます。   ついでにもう一つ、作詞家という仕事のパブリックイメージを破壊しておきましょう。「歌詞」という名刺に接続される動詞として、一般的な「書く」の他に、「綴る」「紡ぐ」が使用される事も多いかと思います。「あの人の綴る言葉は素晴らしい」「昭和に紡がれた名曲」そんな見出しを目にした事が、一度はあるのではないでしょうか。   がしかし、僕は常日頃iPhoneで作詞作業を行っています。親指で液晶をタップしてメモアプリに書き溜めていく一連の動作を「綴る」「紡ぐ」というのは、さすがに烏滸がましいのではないか?という考えから、ここ最近は歌詞を「書く」と表記することが多いです。うんうんと唸りながら、あれでもない、これでもないと、書いた歌詞ごとキャンパスノートの1ページを丸めてゴミ箱に投げ捨てるような時間は、僕の人生には一度もありません。よくよく考えると、フリック入力は「書く」という作業なのかどうかも怪しくなってきました。これからはハンブレッダーズの作曲&フリック入力担当を名乗った方が、よいかもしれません。   そんな私の本業である、ハンブレッダーズというバンドの新作『GALAXY DRIVE』が好評発売中です。「好評発売中」はよくあるセールスワードですが、今回は発売したタイミングでメンバーがエゴサーチをするという企画を実施し、3日間アルバムの感想を覗いてみたところ、概ね好評でした。すなわちこれは、客観的事実に基づいた「好評発売中」となります。書いた場所、書く方法に関しては先述した通りのありさまですが、肝心の詞についてはほんとうに素晴らしいものが作れたと自負しております。よろしければ一度、聴いてください。   <ハンブレッダーズ・ムツムロ アキラ>   ◆5thアルバム『GALAXY DRIVE』 2026年1月28日発売 <収録曲> 1 プレイリスト 2 ビリビリ 3 アイズワイドシャット 4 SUPER TOMODACHI 5 バタフライエフェクト 6 わっか 7 夜明けの歌 8 アクション! 9 MUSIC 10 フィードバックを鳴らして 11 オカルティック・ラブ 12 ちょっとロンリー 13 着陸 14 恋の段落 15 ピース

    2026/03/04

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