i don't wanna

Re:name
i don't wanna
2026年3月25日に“Re:name”がニューアルバム『1626』をリリースしました。2016年に当時16歳の現メンバー3人で結成し、同メンバーで今年26歳になるという結成10周年に放たれた記念碑的なアルバム。この節目を飾る、珠玉の全8曲が収録(CDのみボーナストラック2曲収録)。Re:nameにしか鳴らせないポップロックの集大成を掲げ、次なる10年への旅が始まります。 さて、今日のうたではそんな“Re:name”による歌詞エッセイを4回に渡りお届け!第3弾は高木一成が執筆。綴っていただいたのは、収録曲「 i don't wanna 」にまつわるお話です。些細な選択で、大きく変わり得る未来。自身の過去を振り返ってみたとき、思うことは…。 あの人に出逢っていなかったら、今の自分はいないな。そう思えるような人がいる。僕の人格に、思想に、容姿に、強く影響を与えた人。その人の言葉も、行動も、好きも、嫌いも、全部覚えてる。その一つ一つに感心していたし、尊敬していたから。 そういえば、始まりは何だったっけ。いつ、どこで出逢ったっけ。ふと考える。ある夏、電車に揺られながら、顔と名前しか知らないその人に僕が突然連絡したんだ。たぶん、緊張も躊躇いもなかった。ふとした衝動だった。 じゃあ、その時連絡していなかったら?その時電車に乗ってスマホを見ていなかったら?その人とは出逢えてなかったかも。その時乗った電車はどこに向かってた?当時勤めていた会社に向かってた。もし車通勤の会社に勤めてたら?スマホなんか見れてないから、連絡もしてない。そのまま夜まで働いて、きっと別のことでも考えていた。 新卒でその会社に勤められたきっかけは、大学経由で知ったインターン。キャンパス内の掲示板の募集に乗っかって、上手く繋がったから。もしその日、歩いてる途中で友達に話しかけられて、別の道を歩いていて、募集を見逃していたら?僕は別の会社に就職していて、未来はまた違っていた。 「バタフライエフェクト」という言葉がある。蝶の小さな羽ばたきが、遠くで台風を起こす。ほんの小さな選択によって、未来が大きく変わるという意味の言葉。僕の人生にも、あなたの人生にも、バタフライエフェクトは常に起きている。 そんなことを、「i don't wanna」で歌った。あなたが今、この記事を読んでいるのは偶然?どこかでRe:nameを知ってくれたから?あの日、行き先にライブハウスを選んでいなかったら、Spotifyに流れてこなかったら、ラジオを聴いていなかったら、Re:nameを知らなかったら、今この瞬間は無かったかもしれない。 今日の帰り道に曲がる角。この後行くカフェで頼むメニュー。そんな些細な選択で、未来は大きく変わるんだと思う。どの選択が正解?とかではなくて、その選択の先にある未来しか僕らは見られない。それが歯がゆい。だけど、この未来が正解だったと思うために、僕は今日も生きているんだと思う。 <Re:name・高木一成> ◆紹介曲「 i don't wanna 」 作詞:高木一成 作曲:高木一成 ◆ニューアルバム『1626』 2026年3月25日発売 <収録曲> M1. MUCHU M2. Bedroom Angel M3. 愛はきっとLonely M4. i don’t wanna M5. OTHER SIDE M6. Vintage Car M7. Forever Always M8. one room M9. KISS ME HONEY ※CD限定 M10. I’ve ※CD限定

















