季節と同じで音楽にも不思議な力がある
TRACK15
季節と同じで音楽にも不思議な力がある
みなさま、明けましておめでとうございます!『第66回 輝く!日本レコード大賞』や『第75回NHK紅白歌合戦』など様々な音楽番組をご堪能されましたでしょうか。今年はいったいどんな歌詞との出会いが待っているのでしょうか。2025年も歌ネットを何卒よろしくお願いいたします。そして、早速ですが、今年最初の今日のうたをお届け…! 2024年12月4日に“TRACK15”がニューシングル「ふゆのうた」をリリースしました。肌寒くなってきて、ふと誰かに会いたい気持ちが湧き上がってくるこの季節にピッタリの1曲。今日のうたではそんな“TRACK15”の蓮(Vo.)による歌詞エッセイをお届け! 新曲「 ふゆのうた 」の持つ不思議な力とは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 新年あけましておめでとうございます! TRACK15 ボーカル 蓮です。 もう2025年。はやい。はやすぎる。 今始まったばかりですけど、昨年みたくあっという間に過ぎ去ってしまいそうな気がしてるのでエンジンは最初から全開で行こうと思います! 僕は今も大阪に住んでいるのですが、 毎年新年を迎える瞬間は地元の友達と集まってその日のノリで 自転車で京都へ行こう!とか、 車で東京まで行って東京タワーの真下で年越しを迎えよう!とか、 ずっと馬鹿なことをして過ごしてきましたが、 なにがどうなってTRACK15というバンドを組んで、どう成長したのか。 なぜか今はこのエッセイを書かせていただいてます、、笑。 この時期になると家族に限らず、友人、自分の人生に関わってくれてる人みんな、なにしてるかな? 元気にしてるかな? とか考えたりします。 そんな季節と同じで音楽にも不思議な力があると思います。 あの曲を聴くと誰かを思い出す。とか あの頃この曲よく聴いてたな。とか 僕は嵐さんの楽曲を聴くと、喉の奥が、グッと。お腹の底がウッと。これこれ、あの時の、それそれ。と勝手に1人でなります、、笑。 僕はそんな音楽の不思議な力が大好きで、何か分からない正体というか、言葉にできない感情を音楽で表せるなんて素敵だなと思っていつも楽曲を制作しています。 今回リリースさせていただいた僕たちの新曲「ふゆのうた」は、そんな力がすごくあるなと感じる作品です。 言葉にできない音の色? なんやろ、再生ボタンを押した瞬間、その世界に瞬間移動したかのような感覚。音楽に匂いなんてあるわけないけど匂うんです。当時の見えてたものが蘇ってくるというか。 例えば、これを聴くのが真夏の8月でもちょっとだけ寒くなっちゃいそうなくらいのパワーがある気がしています。 少しだけ歌詞に触れると、 自分の気に入ってる箇所は沢山あるけど、んー、、 <サンタの代わりに僕の名前を> ですかね。 現実でもこんな台詞言えたらいいんですけどね、、笑。 僕の書く歌詞は切り取った箇所のみで読み取れる感情があったり、前後のフレーズを通して意味がまた違う風に聴こえたり、1曲通して聴いた後にまた細かいところに注目すると、これまた違う意味に聴こえたり。 そんな風なことを意識しながらツラツラと書いてます。 それぞれ違う人生を生きてるからもちろん、思い出す場面、思い出す人、違うと思いますが、この楽曲を通して音楽の力を存分に感じられる体験をしてもらえたら、これ以上なく幸せだなと思います。 色んな楽しみ方で何度も何度も味わってもらえると嬉しいです。 好きなように「ふゆのうた」をあなたの生活の一部にお邪魔させてあげてください。 よし。 言語化するのがすごい苦手な自分ですが、今回なんとかはじめてエッセイを書かせていただきました。ちゃんと伝わったかな、、?笑。 また機会があれば挑戦したいですね。 それじゃ2025年もTRACK15をよろしくお願いします!!! <TRACK15・蓮> ◆紹介曲「 ふゆのうた 」 作詞:蓮 作曲:蓮