デビュー30周年を迎えたスピッツが、1999年にリリースしたスペシャル・アルバム『花鳥風月』にインディーズ盤『ヒバリのこころ』から4曲を加え、新たに『花鳥風月+(プラス)』として2021年9月15日にCD・アナログ盤としてリリースすることが発表された。
インディーズ盤『ヒバリのこころ』は、1990年3月にインディーズ・レーベル ミストラルよりリリースされたスピッツのメジャー・デビュー前唯一の6曲入りミニ・アルバムCD。初回生産分のみの流通だったため、ファンの間では、幻の作品として話題となっていた。1999年版のスペシャル・アルバム『花鳥風月』ではここから2曲をピックアップしており、今回リリースされる『花鳥風月+』にて初めて全曲収録されることとなった。
また、今回スペシャル・アルバム『色色衣』(2004年)、『おるたな』(2012年)の2タイトルも同時にアナログ化されることが併せて発表された。スピッツのスペシャル・アルバムは、シングルのカップリング曲やオリジナル・アルバム未収録曲、録音されながら未発表だった曲などが収録されたもので、『花鳥風月』、『色色衣』、『おるたな』の3タイトルが現在リリースされており、『色色衣』、『おるたな』がアナログ盤としてリリースされるのは初となる。
『 花鳥風月+(プラス)』のCDは全曲スティーブン・マーカッセン氏によるリマスター、さらに今回リリースのアナログ盤はすべて180g重量盤レコードで、小鐡 徹氏によるカッティングと、こだわりの内容となっている。各アナログ盤は完全受注限定生産となるため、ぜひ早めにチェックしてほしい。
ニュース提供:ユニバーサルJ