Superflyの20枚目のシングルが12月2日リリースされるが、その表題曲で、現在フジテレビの水曜夜22:00放送の『無痛〜診える眼〜』の主題歌となっている『黒い雫』のミュージックビデオが完成した。
今回のテーマカラーは白と黒。「同じ方向を向いていてる(行動をしている)人たちの中で、ただ1人だけ違う方を向いている志帆。そして志帆の行動が他の人たちの行動を変えていく」というメッセージが表現されている。5月にリリースされたアルバム『WHITE』が様々な色に染められるというコンセプトで、顔にたくさんの色を塗ったが、今回は真逆の白と黒。監督は初のタッグとなる東市篤憲。
今回の衣装も『黒い雫』のジャケット写真に引き続き、和柄を取り入れた。ビンテージの着物を解体して制作。今の服とMIXすることでモダンに仕上がるように拘り、和柄と洋服とテンションが馴染むような色を選び大胆かつ洗練されたイメージ、大人で妖艶に見えるように仕上げた。現在、志帆がテーマにしているJapanese modernを表現したオーダーメイドの衣装となる。
撮影は午前8時からスタート。スタジオに真っ白い円形のステージが用意され、白と黒の不思議な衣装を着た6人のダンサー。シンプルだが、洗練された空間。ダンサー衣装は頭のシルエットに拘り、マスクの下に更にお面を被っている。前と後ろで同じものを被る事により、前後を分かりづらくすることで不思議な世界観を表現。志帆は右の指を黒く塗り、指先の動きにも念入りなチェックが行われ、指の動きは本人も拘ったポイント。終始、和やかなムードで撮影は25時に終了。Superflyのミュージックビデオの中で、1番大人の表情を魅せた作品に。