ベストセラー作家・東野圭吾が20年前に発表し、そのスケール感の大きさと原発テロを描いた内容から、長く映像化不可能と言われてきた作品を堤幸彦監督の手により今年待望の映像化が実現した話題の超大作クライシス・サスペンス映画『天空の蜂』の主題歌として書き下ろされた楽曲だが、この度、そのMVが完成し、YouTube Augusta Channelにて公開された。
今回のMVを手掛けたのは、数々の日本を代表するアーティストの映像作品を手掛け、多くの受賞歴を誇る番場秀一監督。秦基博サイドは、これまでも何度か番場監督にオファーを試みるも、多忙な互いのスケジュールがなかなか合わず実現してこなかったが、今回、「Q & A」のアグレッシヴでエモーショナルな楽曲の世界観を映像化出来るのは番場監督しかいない、と改めてオファーし、初のコラボレーションが実現した。
撮影は、8月の中旬、AM3:00に集合。日の出と共にスタートし、炎天下の中、休むことなく陽が落ちるまでおこなわれた。気球を使用した躍動感のある映像や、黒く塗られた秦の右腕、そして黒く焼け焦げたギターなど見どころの多い作品だが、何と言ってもファンが悲鳴をあげるであろう衝撃のシーンは、秦と見られる人物が崖を勢いよく転げ落ちていくアクションシーン。監督が納得するまで、何度も何度も繰り返し転げ落ちるシーンを撮影したということで、迫力のある映像に仕上がっているので、是非、注目して欲しい。
秦自身、撮影終了後に、「これまで見たことのないようなかっこいい作品になると思います」と語ったように、近年、ミディアム、バラード調のシングルが続いていたMUSIC VIDEOでの穏やかなイメージとは違う、秦 基博のワイルドで強い印象的な佇まいは、ファンならずとも新鮮に映るに違いない。
◆ニューシングル「Q & A」
2015年9月9日発売
初回生産限定盤 AUCL-185 ¥1,700(税込)
通常盤 AUCL-186 ¥1,300(税込)