今年5月にリリースしたシングル「SUN」がパッケージ、配信ともにチャートを席巻、まさに今年の春夏を代表する大ヒットを記録中の星野源。この夏も野外フェスやイベントへの出演など、精力的な活動を展開する中、8月12、13日本武道館公演『星野源のひとりエッジ in 武道館』が開催された。
2014年に復活ライブを行った日本武道館で、自身2度目となるワンマンは弾き語りを中心とした完全ソロライブ。センターステージで各日超満員の観客が360°ステージを取り囲む。1日13,000人、2日間で26,000人の動員!「今もっともチケットが取れないアーティスト」といわれるとおり、チケットは即日ソールドアウトし、大争奪戦となった。
今回のライブは「BUDOKAN」(通常の弾き語りパート)、「ROOM」(星野の一人ぐらしの部屋をイメージしたステージセットが組まれたゆったりしたパート)、「RHYTHM」(ラジカセから流れるリズム、ステージ上に用意されたドラムをステージ上で簡易にレコーディングし、そのリズムとともにパフォーマンスをおこなうなど“リズム”を取り込んだパート)の3ブロックとアンコールにわかれており、単なる弾き語りとはひと味もふた味も違う、エンターテイメント要素たっぷりのパフォーマンス!両日とも全23曲、3時間近いステージを展開した。
弾き語りスタイルながら、圧倒的な存在感とパフォーマンスで観客を魅了した星野源。途中途中で少しゆるくて面白い、星野節全開のMCでも会場を盛り上げる。第二幕の「ROOM」パートでは「ひとりでさみしいなあ」とつぶやく星野にこたえるように、各日トークゲストがサプライズ登場。突然のゲスト初日はドラマ共演経験もある、神木隆之介さん、2日目にはイベントでの共演以来親交がある、Perfume・かしゆかさんが登場!どちらも仲のいい友人ということで、ステージ上で13,000人の前とは思えないようなまったりしたトークを展開。
本編終了後、アンコールが起こる中、ステージについに“あの男”、ニセ明が現れる。いつもどおり圧倒的(?)な世界観で「君は薔薇より美しい」を熱唱!会場を盛り上げる。その後、ステージ上でまさかの生着替えを敢行し、アンコールラストに『SUN』を披露。紙ふぶきが舞う中、今年の春夏を代表するこの楽曲で充実の2日間は大団円を迎えた。
【セットリスト】
-BUDOKAN-
M1. バイト
M2. ギャグ
M3. 化物
M4. ワークソング
M5. 地獄でなぜ悪い
M6. 透明少女
M7. Snow Men ※新曲
M8. フィルム
M9. Crazy Crazy
-ROOM-
M10. ばらばら
M11. くせのうた
M12. 営業
M13. くだらないの中に
M14. 老夫婦
M15. Night Troop
M16. レコードノイズ
- RHYTHM-
M17. マッドメン
M18. 海を掬う
M19. いち に さん
M20. 桜の森
M21. 夢の外へ
EN1.君は薔薇より美しい
EN2.SUN