青春さよなら…と口にする前に「リアル鬼ごっこ」を聴いてください!

みんな高校卒業のとき
青春さよならって言って
二十歳の時も、青春さよならって言って
何回もさよならしてるくせに
ついつい何かの節目が来ると
あぁついに青春さよならって思うんですって。

 三木聡脚本のドラマ「帰ってきた時効警察」にそんなセリフがありました。辞書によると“青春”とは<夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの>を指すそうです。若い時代というと“学生”というワードがパッと思い浮かびますが、一方で「いつまでも若いなぁ!」と圧倒されてしまうくらいパワフルな大人もたくさんいますよね。自分が輝き続けている限り、たとえいくつになろうと“青春”の中にいると言って良いと思うんです!

 だからこそ『何かの節目』が来るたびに、何度でも人は“輝きのタイムリミット”を感じるのかもしれません。リミットに追いつかれないように、前へ前へと駆け抜けてゆく…これぞまさに「リアル鬼ごっこ」ではないでしょうか…!
 
“生き急ぐとき 誰もがいま美しい
命短し 走れよ乙女よ
どこへ逃げても 追い掛けて来る影を
振り返らずに 光へ進めよ”

 男女2人組ロックユニット“GLIM SPANKY”の新曲「リアル鬼ごっこ」のひとフレーズ。この曲は、7月11日に公開されたばかりの映画『リアル鬼ごっこ』のイメージソングとなっております。園子温監督×トリンドル玲奈・篠田麻里子・真野恵里菜のトリプルヒロインでおくる同映画は、とにかくひたすら鬼に追われる「全国のJK=女子高生」がテーマ。誰がJKを追うのか、何故JKが追われるのか、園監督が新たに描く「リアル鬼ごっこ」の世界を、GLIM SPANKYが音楽で表現したのが上記の曲なんです。

 今作について、ボーカルの松尾レミは「本音は、死ぬまで青春真っただ中でいたい。いつまで経っても何かと闘い、駆け抜け続けていたい。誰だって常に何かに追いかけられ、また何かを追いかけているはず。そんな事を考えていると、人生そのものがリアルな鬼ごっこであると気付きました。でも、逃げ切ってしまったら、捕まえてしまったらそれはそれでつまらないので、鬼ごっこから一抜けする事をしないで、遊び続けるのもどうですか?駆け抜けている時が一番、人はキラキラしている様な気がします」とコメント。
 
 すでに7月1日にシングルリリースされた「リアル鬼ごっこ」は、7月22日にリリースされるGLIM SPANKYの1stフルアルバム「SUNRISE JOURNEY」にも収録されます。もちろん歌ネットで歌詞公開中!今、あなたが何歳であっても「青春さよなら…」なんて言わずに、“GLIM SPANKY”の「リアル鬼ごっこ」を聴いて、まだまだ先へ先へ、駆け抜けましょう♪

◆1st アルバム「SUNRISE JOURNEY」
2015年7月22日発売
TYCT-60066 ¥2500+税