“go!go!vanillas”のギター・宮川怜也が、脱退を発表…!

 “go!go!vanillas”ギターの宮川怜也が、7月4日に行われたツアー「バイリンガールとマザーアイランドツアー」ファイナル、恵比寿リキッドルーム公演をもって、バンドを脱退することを発表しました。
 
 バニラズは、2014年11月にアルバム「Magic Number」でメジャー進出し、新世代ネクストブレーカーに名乗りをあげた4人組バンド。今年の4月1日には、メジャー1stシングル「バイリンガール」をリリースし、ボーカル・牧達弥が、歌ネットのインタビューにも登場してくれました。先日、ワンマンツアーも無事終了し、一皮も二皮も向けたバニラズがここから!という時だけに、正直かなり残念な気持ちもありますが、ここから!だからこそ、新たな“go!go!vanillas”として進むために決断した、宮川とメンバーの想いを受け止めたいですね…。
 
 インタビューの際、「バニラズの強みは?」と尋ねるとボーカル・牧は「武器をいっぱい持っているところ」と答え、「人生は短いし、歌もいつまで歌えるかわからない。そういうことを考えたときに、吸収したらそれをどんどん出していかないと」と続けました。きっと今回の“宮川脱退”という経験も、またバニラズの一つの武器として、彼らの音楽に取り入れられていくのではないでしょうか。すでに新しいギターも決まっているとのことなので、これからの“go!go!vanillas”、そして宮川怜也の活躍に、さらに期待していきましょう!

以下、宮川怜也によるコメントです。

 「いつも応援してくれているファンの皆さん、関係者の皆様、突然のご報告になってしまい申し訳ありません。私、宮川怜也は先日の恵比寿リキッドルーム公演を最後に、go!go!vanillasを脱退いたします。

 昨年末ごろから、自分自身の中で音楽活動ではない、実現したい別の目標が生まれてきました。日を重ねるごとに、その思いは少しずつ大きくなり、今年春頃には、その思いを隠しながら音楽活動を続けていくことが果たしてgo!go!vanillasにとって良い事なんだろうか?と疑問を感じるようになり、メンバー、スタッフと何度も話し合い、自分としても何度も考え抜いた結果、今回の結論に至りました。

 脱退することはツアー前には決まっていましたが、ツアーが終わった今ではなく、もっと早いタイミングでご報告するべきかとも悩みました。しかし、僕らのライブをファンの皆さんには純粋に楽しんでもらいたいという思いが強く、勝手ながらこのようなタイミングでのご報告とさせていただきました。

 思い返せばgo!go!vanillasに入ってから4年間、色々なことがありました。19歳の4月、初めて牧とプリティに出会い、その日に彼らのライブを見ました。お客さんはまだ両手で数えるほどでしたが、それでも彼らはステージ上で輝いていました。そして、バンドでギターを弾くなんて初めてだったにもかかわらず、ただ好きな音楽が一緒というだけで僕をバンドに入れてくれました。それから翌年の2月にジェットセイヤが加入しました。熱い性格のセイヤは、大人しい自分にも優しく接してくれて、色々なことを話しました。

 バンドで一緒に色々な場所に行き、飯を食って寝て酒を飲んで、喧嘩したり、たくさんの思い出がありますが、本当に良いメンバーに恵まれて楽しかったです。ありがとう。そして皆でツアーを通して日本中をまわり、たくさんの景色を見れた事はこれからもかけがえのない財産です。

 いつもステージから見えるファンの皆さんはキラキラしていて、多くの勇気や元気をもらいました。ありがとうございました。感謝してもしきれないくらいです。これからもgo!go!vanillasは前に進んでいきます。go!go!vanillasを応援してくれている方。これからgo!go!vanillasに出会う方。関係者の皆様。時にバカでおっちょこちょいなメンバーですが、どうか温かく見守ってあげてください。

 そして既に決まっている新しいギタリストも、3人と同じく大好きな音楽に真摯に向き合っているミュージシャンです。これからのバンドの音楽性を更に面白いものにしてくれると思います。僕が大好きなgo!go!vanillasをこれからもよろしくお願いします。いつか、またどこかで。」