“10年に1度の名曲”「かたむすび」は父の日に聴いてほしい愛の歌…

「お世話になりました」

冗談っぽく言ったくせに
泣き出した君

かたむすびで結んだから
上手くほどけないね
こんな強く こんな強く
結んだ僕は馬鹿だ

 今週、“10年に1度の名曲の誕生”と言われる楽曲の歌詞が届きました。南壽あさ子の「かたむすび」です。この曲はとにかく歌詞の全フレーズを読んでほしい…。

 「かたむすび」は、娘を想う父親のココロを女性が歌う、今までにない不思議な設定の楽曲。作詞を手がけたのは、植村花菜の「トイレの神様」などで知られる、作詞家の山田ひろしです。YouTube上の同曲MVには「家族の大切さを再確認しました。」「純粋に泣けました」「感動」などのコメントが多く寄せられすでに、一日1000回以上再生され話題となっています。

 家族にはいろいろなカタチがあるので、「かたむすび」のように強い絆で結ばれているという人もいれば、固く結ばれすぎていつまでも離れられなかったり、逆に今にもほどけてしまいそうな人もいるでしょう。でも、子を持つ親なら誰しも、ココロの根本にあるものは、この曲に込められた愛と同じなのかもしれません。6月21日は父の日なので、「かたむすび」を聴いて、改めて家族について考えてみることも大切ですね…。

 この「かたむすび」を歌う“南壽(なす)あさ子”は、2013年にメジャーデビューを果たした女性シンガーソングライター。唯一無二の透明感のある声を持つアーティストとして支持され、CM歌唱・ナレーション等でも活躍中。風景画家の祖父や70年代の音楽に影響を受けながら独自の世界観を生み出すその作風は、何処か懐かしい情景や心象風景を思い起こさせます。

 そんな彼女は、6月10日に1stアルバム「panorama」をリリース。これからも歌い継がれてゆくであろうリード楽曲「かたむすび」をはじめ、透明感あふれる唄声・シンプルなピアノ・研ぎ澄まされた歌詞、と“南壽あさ子”の魅力が詰まった今作、大注目です。

◆1stアルバム「Panorama」
2015年6月10日リリース
初回盤(CD+DVD) TFCC-86520 ¥3,704 +税
通常盤(CD) TFCC-86521 ¥2,778 +税