“愛・夢・友達”の3つを口にする人は信用できないと言うタモリ…。とくに“夢”を持つことについては“向上心=邪念”であると批判的。「向上心がある人は、今日が明日のためにある。向上心がない人は今日が今日のためにある。これがジャズな人だよね」「夢が達成される前のその区間は、まったく意味のないつまんない世界になる。これが向上心がある人の生き方なんだよね。悲劇的な生き方」と、独自の考えを率直に語りました。
さらにタモリは、恋愛について「若い人が言う愛は、恋にすぎない。恋と愛は違う」と述べた上で、ある名曲の歌詞を称賛!
“理由なく始まりは訪れ
終わりはいつだって理由をもつ…”
これは浜崎あゆみが2000年にリリースしたシングル「M」の歌詞。「あんまりジャズ以外は聴かないんだけど、浜崎あゆみの歌で感心したことあるんだよ。(このフレーズは)よく言い表してると思って。意外とジャズだったな」とタモリ。ジャズ好きの彼から意外な(?)アーティスト名も飛び出し、非常に印象的な回でした!
もちろん“愛”や“夢”が自分にとってどんな存在であるかは人それぞれですし、今回の数々のタモリ名言にも正しい・間違いはありません。しかし、タモリの頭の中をほんの少しのぞくことができる貴重な『ヨルタモリ』は、今後も注目していきたい番組ですね!