新曲は、TBS日曜劇場「流星ワゴン」主題歌!

 去る9月10日、約1年ぶりにリリースされたシングル「東京VICTORY」が堂々のオリコンチャート1位を記録、活動発表のキャッチコピーにもあった通り、「進撃のサザン!」っぷりを大いに発揮している“サザンオールスターズ”。現在は、9年ぶりとなる年越しライブの開催に向け、リハーサルに入っており、まさにその進撃はとどまるところをしらない。

 そんなサザンオールスターズの、2015年年明けの最新情報が明らかとなった。サザンとしては、2004年のシングル曲「愛と欲望の日々」以来となるドラマ主題歌が決定となったのだ。そのドラマとは、2015年1月にスタートとなるTBS日曜劇場「流星ワゴン」。既に発行部数が100万部を突破している、直木賞作家重松清のベストセラー小説の映像化であり、西島秀俊と香川照之が父子の役を演ずるということで、すでに大きな話題を集めているドラマ。この作品は、プロデューサー・伊與田英徳、監督・福澤克雄のタッグ。昨年「半沢直樹」、今年に入って「LEADERS」「ルーズヴェルト・ゲーム」と、立て続けに話題作を制作しているチームによる作品ということで、多くのドラマファンからも期待が寄せられている。

 気になる新曲「イヤな事だらけの世の中で」は、ミディアムテンポのせつないバラード。歌謡曲の匂いも漂わせながら、タイトル通り、日々の生活に疲れた者たちの悲哀を歌い、聴く者の心にしみわたる情緒あふれる曲である。リストラ寸前・妻からは離婚・子供は引きこもりというサラリーマンが主人公であるドラマを大いに盛り上げるだろう。