新曲「ヒーロー」ミュージックビデオ完成!

 復活を発表したウルフルズの約6年半ぶりとなるオリジナルアルバム「ONE MIND」が、5月21日にリリースされる。そのアルバムからの新曲で、テレビ朝日系木曜ミステリー「刑事110キロ」の主題歌にもなっている「ヒーロー」のMusic Videoが完成した。

 デビュー22年の長いキャリアの中で、ウルフルズは合計36本のMusic Videoを制作してきたが、どの作品もウルフルズらしい、ユーモアのある作品となっている。そしてウルフルズとして37本目のMusic Video「ヒーロー」は、一発撮りの早着替えに挑戦するという何とも大胆な企画。

 新曲「ヒーロー」の歌詞の中に「ヒーローってどんなやつの事?」というフレーズが出てくる。誰しもが憧れるヒーロー…それは人それぞれあって、自分にとってのヒーローってなんなんだろう?というところから、ウルフルズのメンバーがそれぞれヒーローになる為に努力する姿を演じるという構成になっている。

 撮影は埼玉にある大きなスタジオで行われた。早朝から準備が進められ、メンバーがスタジオに到着すると、まずは衣装の重ね着を試し、その後、4時間にも渡る入念な動きのチェックが行われた。今回の撮影のポイントは早着替え。なかなか、スムーズに次のカットに移れず、何度も何度も繰り返しテストが行われ、スタッフ総動員で早着替えの手伝いを行うこととなった。

 そして本番。一発撮りの為、現場スタッフにも緊張が走り、かたずを飲んで見守る中、撮影は無事終了。「どうでもよすぎ」に続きメンバーのポテンシャル頼み(笑)の企画に…。メンバーも「そもそも、何でこの企画やったんやっけ?(笑)」と一言ポツリ。ウルフルズの長い歴史の中でもひときわユーモアのあるMusic Videoが完成した。今作も「どうでもよすぎ」と同じ、岡川太郎監督。必死で撮影するメンバーの表情に是非、注目して頂きたい。