都内某所で行われた「太陽の女神」発売記念TSUTAYA presents PREMIUM EVENTには、応募抽選で選ばれた150名のファンが参加。「太陽の女神」制作秘話など楽曲の話や、先日大成功をおさめたばかりの2ndワンマンツアー、来年3月から予定されている3rdワンマンツアー、そして先日迎えたばかりの“19歳”の心境についてなど、客席とのQ&Aを含むMCとのクロストークを中心にイベントは進行。
誕生日にはワンホールのケーキを食べたいと言っていたという噂については、「さすがにワンホールは…(笑)。でも誕生日にケーキは食べました。女の子なので甘いものは大好きです」と語るなど、当日のやり取りでは19歳らしい素顔も随所に見受けられた。トーク・コーナーを受けては、家入から歌のサプライズ。「太陽の女神」歌唱の後には、「来年1月29日に発売することが決まったニュー・シングル『チョコレート』を今日は特別に歌いたいと思います!」と、サプライズ発表とともに新曲「チョコレート」も披露された。
新曲「チョコレート」は、家入が地元・福岡から上京した16歳の頃に制作され、2012年のデビュー・タイミングでのイベントライブなどでのみ披露されるなど、ファンの間ではリリースを強く待望されてきた楽曲であり、その後は今年1月に行われた初ワンマンツアー東京公演(@渋谷クラブクアトロ)限定で歌われるなど、家入自身にとっても大事に育ててきた1曲。子供でもなく大人でもない世代特有の葛藤やそこで見出す希望を歌にしてきた家入は、昨年発売の1stアルバム「LEO」収録曲やシングル・カップリング楽曲では恋愛的世界観も発表してきていたが、表題曲としてラブソングを発表するのは今回が初。
楽曲タイトルからも連想されるように、バレンタインデーの甘くて切ない淡い思い出をテーマにティーンならではの真っ直ぐな気持ちを情景描写とともに綴ったこの曲は、12歳の頃の家入レオの実体験が元になっているそうで、「誰もが一度は通ったことのある、そんな穢れない気持ちをこの先も大事にしていきたい。そんな気持ちを込めて、10代最後の19歳を迎えた今歌っておきたくて、リリースを決めました。この曲はたまたまラブソングですが、過去発表したヒリヒリしたテーマの楽曲と同様に嘘偽りのない思い・忘れたくない穢れない気持ち、という意味では自分の中では今までと一緒。リリースを待ち望んでいただいたファンの皆さんはもちろん、沢山の方に、普段とはちょっとだけ違う私を感じてもらえたら嬉しいです」と、語った。
ファンにとっては嬉しいサプライズとなった歌唱パートが終わると、今度は家入本人へのサプライズの時間に。突然、最前列のファンも一緒になって鳴らされたクラッカーとともに19歳を祝うバースディ・チョコレートケーキが登場すると、会場も一緒になってのサプライズ演出にビックリ!の表情とともに2日遅れの誕生祝いに満面の笑みを浮かべた家入。見事一吹きでロウソクの火を吹き消すと、会場全体から一斉に祝福を受けた。19歳を迎えての心境について聞かれると、「今はひたすら真っ直ぐ走る時期だと思うので、変わらず音楽をしっかりやっていきたいと思います」と、19歳シンガーソングライターとしての真っ直ぐな決意を日頃の感謝とともに会場のファンへコメントした。