2014年6月23日にデビュー10周年を迎える“Salyu”が、10年間応援してくれたファンの方々への感謝を込めた1年間がスタートすることが発表され、その第1弾の内容が届いた。今回発表されたのは約2年ぶりとなるシングル「アイニユケル / ライン」の発売と2月28日(金)東京・中野サンプラザでのワンマンライブ、5月30日(金)からスタートするツアー「a brand new concert issue “m i n i m a” - ミニマ - Salyu × 小林武史 vol.2」だ。
2月26日(水)に約2年ぶりのリリースとなる「アイニユケル / ライン」は、小林武史プロデュースによる両A面シングルとなり、ともに映画主題歌として発売が熱望されていた楽曲だ。「アイニユケル」は2014年3月1日(土)公開の松山ケンイチ主演の映画「家路」の主題歌として書き下ろされた楽曲で、【キミに 会いに 行ける】という想いを温かく包み込むように歌い上げるSalyuの真骨頂ともいえるナンバー。 「ライン」は現在公開中の吉倉あおい、柳楽優弥主演の映画「ゆるせない、逢いたい」の主題歌となっており今年春のツアー時にも披露していた楽曲。生きていく中での葛藤を優しくも美しくしっとりと歌う楽曲だ。共にSalyuらしさを全面に押し出したバラードソングとなっている。
そしてシングルリリース直後となる2月28日(金)には、中野サンプラザでのワンマンライブが開催される。一夜限りのライブにはデビュー当時からSalyuのプロデュースを行う小林武史もメンバーに加わるバンド編成となり、名越由貴夫(Gt)、キタダマキ(Ba)、伊藤大地(Dr)とこの日しか体感できない新旧入り混じったSalyuライブお馴染のメンバーでのライブとなる。純粋にバンドと一緒に演奏する喜びを表現し、聞かせるライブそしてファンだけではなくミュージシャン自身も楽しめるライブをテーマに10年間積み上げてきた楽曲をバンドサウンドにのせて存分に展開していく内容になるという。
さらに、5月30日(金)からスタートする「a brand new concert issue “m i n i m a” - ミニマ - Salyu × 小林武史 vol.2」は2011年に東京と大阪のみで行われ大盛況のうちに終了したSalyuと小林武史による2人編成でのコンセプトライブで、再演が熱望されたライブの第2弾となる。今回はツアーとして全国6カ所での開催となる。2人のみという編成は変わらずも「エレクトロな打ち込みなども利用した演奏」と「ピアノによる生の音を響かせる演奏」との“人工と自然”という対比的音楽のコラボレーションを軸に最小編成が表現するライブは、よりSalyuの世界観に浸かり、どこか連れて行かれるようなトリップ感を味わえる内容になることは間違いないだろう。