2021年9月29日にSalyuの新曲「器」のデジタル配信リリースが決定した。
約7ヶ月ぶりのリリースとなる本楽曲は小林武史がプロデュースを担当。多彩なSalyuの歌声が自由に謳歌しているかのような本楽曲はプロデューサーの小林武史が、Salyuというアーティストの魅力を存分に引き出した楽曲となっている。
また「器」のティザー映像も完成したので、こちらもぜひチェックしていただきたい。
<Salyuコメント>
歌は、共に奏でてくれる相手があって、はじめて、その真価を発揮するものだと思います。たった一つの要素から、音楽の要である調和(ハーモニー)は決して生まれません。
長きにわたり、私にそんな調和の体験を与えてくださった小林武史さんから届いた楽曲"器"は、人が歌う意味を描いた作品です。
♪ 私が歌う時は
土を捏ねて泥になり
それで器をつくろう
そこに伸び縮みする命を飾ろう
歌という役割の深みとは、
それ自体が光を浴びることではなくて、そのメロディーたらしめる他の要素にこそ、光を当てることなのではないか。
そんなことを、勝手ながら
考えさせられた楽曲との出会いになりました。そんな歌を、いつか歌えるようになりたいです。
<小林武史コメント>
「to U」を歌う彼女、Lily Chou-Chouのようにオルタナっぽかったり、はたまたデジタルがち、エディットがちな彼女、そしてアコースティックだったりと、実に多彩で多様な表現方法を選んで、歌い手として、アーティストとしてやってきた。この曲は、天真爛漫に(?)いろんな歌にのめり込んできた彼女の、例えば名刺に入れるロゴマークみたいなものではないかな。漢字の形も「器」って、なんとなくロゴっぼい。今までの全てを、これからの想いを、全てSalyuが盛り付けていけたらいいなと思う。
ニュース提供:トイズファクトリー