最強デュエットソングを発表!

 今年、4月4日に5周年を迎えた“Superfly”と5月13日でウルフルズのデビューから20周年を迎える“トータス松本”のコラボレーションが実現、デュエットソングをリリースする事を発表した。そしてその楽曲が「フジテレビ系 ロンドン五輪(オリンピック)テーマソング」に起用される事となった。

 この強力コラボレーションの経緯は、以前からトータス松本と一緒に歌ってみたいと思っていたSuperfly志帆が、2年位前、トータス松本に会った際に「いつか一緒に歌いたい!」と伝えており、トータス松本も「いつかね!」と話をしていた。そんな中、今年に入ってから、トータス松本がフジテレビからオリンピックテーマソングのオファーを受ける。トータス松本が気持ちよくシャウトできる歌、誰かと一緒に歌える歌(デュエットソング)を作ろうか…と楽曲の方向性を考え始めた頃、以前、一緒に歌おうと話していた志帆の歌声を思い出して、あの話を実現してみない?と連絡。もちろん志帆は快諾し、制作をスタートさせたという経緯である。

 まずはトータス松本のイメージしたものを形にしていき、志帆のアイデアもとり入れながら楽曲が完成。やりとりを重ねる中で、トータス松本は、昨年ゴスペルツアーを行い、Superflyも昨年のアリーナツアーでゴスペルパートを設けるなど、ゴスペルという共通点を持った2人の間で楽曲の方向性が固まっていった。アレンジとプロデュースには「タマシイレボリューション」などでSuperflyのアレンジ、プロデュースもしている蔦谷好位置を迎え最強の楽曲が完成。

 そしていざ、レコーディングをスタートさせると、2人のボーカルのぶつかり合いはまさに圧巻。二人はお互いが見えるボーカルブースに入り、2人同時に一発録りで歌入れを行ったが、まさに‘最強ボーカリスト対決’と言わんばかりのパフォーマンスを見せつけた。その歌声にはスタジオにいたスタッフ全員が興奮し、感動するほどのパワーがみなぎっていた。