シンガーの“Salyu”が3月23日に“salyu × salyu”という名義でCORNELIUSこと小山田圭吾プロデュースによるアルバムをリリースすることが決定した。
これまでも映画「リリィシュシュのすべて」に登場するアーティスト“Lily Chou-Chou”としてデビューし、その後も“Bank band with Salyu”や“Bradberry Orchestra”など様々なプロジェクトの中でその歌声を聴かせて来たが、今回の“salyu × salyu”ではSalyu自身がシンガーとして“声”をどう楽器として音楽にしていくか、ということをテーマにしたプロジェクト。その第1弾となるアルバムがCORNELIUSこと小山田圭吾プロデュースによる「s(o)un(d)beams」だ。
アーティスト、クリエイターとして尊敬しているというCORNELIUSにSalyu自身がコラボレーションを依頼し、数曲作成した後に意気投合し、アルバム作成に至ったもので、『声の多重録音』というボーカリストであることにこだわりを持つSalyuならではの作品になった。また作詞陣も、元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎、いとうせいこう、七尾旅人が参加し、Salyu、CORNELIUSと作家陣のコラボレーションもファンならずとも気になるポイント。
◆「s(o)un(d)beams」album
2011年3月23日発売
TFCC-86345
¥3,000(税込)