ヒルクライム、RSP、CLIFF EDGEの3マンライブがスタート!

 日本レコード大賞新人賞、第42回日本有線大賞新人賞、レコチョク着うた・着うたフル(R)新人賞と、新人賞のトリプル受賞と快挙成し遂げたヒルクライムを中心に、RSPそしてCLIFF EDGEによる3マンツアーが、12月12日名古屋ell. FITS ALLよりスタートした。

 ツアー初日という事もあり、会場前から女子中高生を中心としたファンが列をなし、開始時刻には会場前に多くの人だかりが出来るほど。トップを飾ったのはCLIFF EDGE。のっけからテンポの速い曲を畳み掛けるように熱唱し、ファンの心を掴んだステージングは、会場の温度を急上昇させた。中盤からは「LIV 〜大切なあなたへ〜」「SA・YO・NA・RA 〜君を忘れないよ〜」といったミディアムテンポの楽曲を披露し、手数の広さを知らせたライブとなった。

 続いては「かわいい〜」という歓声に包まれて登場したRSP。暖かく、心地よい2人の優しさに満ちあふれた歌声がフロアーいっぱいに響き渡り、ヒット曲を次々に披露した。「恋哀歌 〜あの日に帰りたい〜」では恋愛から生まれた想いを次々と美しいメロディに乗せ、オーディエンスは自分の恋愛と重なり合わせているかのように両手を胸に当て聴き入っていた。

 そして、このツアーのトリを務めたのはヒルクライム。登場とともに高まった歓声に、ファンの期待の高さがうかがえた。タイトなラップ捌きの中から滲み出た貫禄は、現場を積み重ねてきた証であった。「純也と真菜実」のアウトロから綺麗に繋がれた、今年の話題曲「春夏秋冬」が流れると、会場のヴォルテージはツアー初日の最高潮に。改めて、日本人が忘れていた言葉の力を痛感させられるライブパフォーマンに会場は一つになった。

 このツアーは@peps!ミュージック、歌詞検索サイト歌ネットモバイルと連動したもの。出演アーティストの楽屋での風景や、ステージに登場する直前のアーティストの写真がリアルタイムで閲覧できるという、携帯電話と連動したツアーとなっている。次回は18日、大阪FAN-J twiceにて開催。生のパフォーマンスを是非体験して欲しい。

<@peps!ミュージック×Uta-Net presents
「JUMP UP LIVE TOUR!vol.1」>
12月18日(金) 大阪FAN-J twice
12月20日(日) 福岡DRUM SON
12月21日(月) Shibuya O-WEST