リーガルリリーの新曲「東京」の先行配信が、3月19日(金)より各種配信ストアにてスタートした。
「東京」は2021年4月7日にリリースする1st EP『the World』の収録曲となっており、轟音が加速していくイントロからキャッチーなサビへ流れながらも、後半部分では仄暗い雰囲気を帯びたサウンドで構成された、静と動が入り混じったロックチューン。
この世界に対して鋭く風刺を効かせた「何にも問題ないです。ファンタジーは素面です。」という歌詞が印象的な中、現実とファンタジーの狭間で、目の前に確かに存在する大切なことについて歌った楽曲。
あわせて、Vo.Gt.たかはしほのかの散文コメントも公開され、横田基地のある街、東京都・福生近くで育った自身が、東京を俯瞰した時に感じた情景が綴られている。
さらに、3月24日(水)の21:00に「東京」のMusic VideoがYouTubeにてプレミア公開されることも決定。イントロにあわせて東京のビル街が目まぐるしく変化するグラフィカルな予告映像が公開となっており、エフェクトを多用したリーガルリリーの新機軸な側面を垣間見ることができる。ぜひ視聴予約をして、プレミア公開まで楽しみに待とう。
<Vo.Gt.たかはしほのかコメント>
「東京」
神奈川県の生田緑地へ遊びに行った時、
山の頂から東京を見渡す瞬間があった。
生まれて初めて俯瞰して見た東京は本当に綺麗で、
難しいことは何一つ考えられなくて、私はその景色に夢中になった。
山から降りて東京の一人暮らしの家に戻ると、
ピントを合わせるものが自分に寄り添うものに変わっていた。
目に見えるものが絡み合って、
他人同士が繋ぎ合わさって、
景色になっていくんだなって思った。
同時にその景色の中から、自分にとって居心地の良いものを拾えたら良いなとも思った。
あの時、山の頂から見た、東京の景色の宝物集めができるだろうか。
私は部屋で拾い集めたゴミを袋につめて、家から放り出した。
きっとそれは焼却炉で燃やされて地球を覆い、
空を見る時の穏やかなきもちになるんだ。
ニュース提供:キューンミュージック