「シャルル」などの大ヒット作を生み出したボカロP“バルーン”ことシンガーソングライターの須田景凪が、2020年1月9日から放送開始のフジテレビ系ドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』の主題歌を担当し、新曲「はるどなり」を書き下ろし提供することが決定。ドラマの予告映像が公開となり、楽曲の一部が初解禁となった。
ドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』は、月9に並ぶ看板枠“木曜劇場”の作品として、松下奈緒が主演を務め、木村佳乃が共演となる完全オリジナルドラマ。日本のドラマとしては初となる腫瘍内科<メディカル・オンコロジー>というがんに特化した診療科を舞台に、今の医療現場に最も求められているがんのスペシャリストたちの闘いを描くメディカル・ヒューマン・ストーリー。
また、彼らが伴走する患者たちの生き様や、2人の女医がそれぞれに痛みと秘密を抱えながらも、絆を深め合い人生を生き抜いていく姿を、繊細に描いていく、これからの時代を生きるすべての人に贈る"新たな医療ドラマ"。ドラマはフジテレビ系にて2020年1月9日より毎週木曜22時放送。
今回は須田景凪にとって初の実写作品での主題歌担当で、ドラマのために新たに書き下ろした楽曲となる。タイトルの「はるどなり」は“春がすぐそこまで来ていること”を意味する言葉「春隣」のことで、壮大でビビッドでありながら聴く人全ての痛みに寄り添うような楽曲。新年から春の訪れにかけ放送されるドラマの繊細な世界を、この「はるどなり」が彩る。
主題歌「はるどなり」の一部を聴くことができるドラマ予告映像は、フジテレビの番組予告やYouTubeで放送される。
<須田景凪 コメント>
今回、ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」の主題歌を担当させて頂きました。自分の中にある命への価値観とリンクする描写が多々あり、ゆっくり丁寧に制作しました。冷たくも温かい物語に添う楽曲になったと思います。ドラマと共に楽しんで頂けたら嬉しいです。「はるどなり」宜しくお願いします。
<ドラマプロデューサー 太田 大 コメント>
数年前にバルーン名義で活動されていた時の楽曲を聴き、痛みや悲しみを昇華させる力のある歌を書かれる、すごい才能の方だなと感じ、その後発表されてきた数々の楽曲も聴いてきて、いつかご一緒したいと思っていました。ご自身の初めての実写作品の主題歌を担当されるタイミングにご一緒できること光栄です。『はるどなり』は、今回のドラマのテーマである"生きる"ということを情感豊かに、かつ冷静に見つめた楽曲。辛くて立ち止まってしまうこともある毎日の中で、ほんの一筋の光は確実に差していて、それを頼りに前に進んでいく。深呼吸をして勇気を持って一歩を踏み出す後押しをしてくれるような曲です。須田さんが企画骨子を汲み取って書かれた胸を打つ歌詞と美しい旋律がドラマを包み込んでくださること、とても楽しみにしています。
ニュース提供:ワーナーミュージック・ジャパン