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  • Chilli Beans.
    Chilli Beans. の遊び心を楽しんでもらえたら
    Chilli Beans. の遊び心を楽しんでもらえたら

    Chilli Beans.

    Chilli Beans. の遊び心を楽しんでもらえたら

     2024年12月4日に“Chilli Beans.”がMini Album『blue night』をリリースしました。今作には今年6月に配信シングルとしてリリースした「Mum」、アルバムからの先行配信楽曲として10月9日にリリースした「yesterday」など、全9曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“Chilli Beans.”のMoto(Vo.)による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、収録曲「 escape 」「 fu uh 」「 yesterday 」「 夢 」「 cyber 」のセルフライナーノーツです。それぞれの曲にまつわる想いを、歌詞と併せて受け取ってください。 「 escape 」 今日だけは君と2人で世界をescapeしたぃょ 今日だけは全部忘れていっしょに居ょぅょ 世界の小さな隙間で2人で夢を見てぃる その時間がすきだょとぃぅシンプルな自分を サウンドやアコースティックギターの音からも伝えられた 1曲になったかなと思います   「 fu uh 」 この曲は伝えたぃものはときには言葉がなぃ方が 相手に届いたりするよね とぃぅ思いから サビに言葉を入れずにfu~uhで表現しました 鼻歌みたぃに自然体で飾ってなぃもの ただ生きてる日常で感じたものってステキだょ とぃぅのを自分にも皆んなにも これを聞いたら思い出してもらえたらぃぃなと思います   「 yesterday 」 手と手はphantom 自由な自分に焦がれたり 戻らない時間を想ったり それもステキだったょね 嘘じゃなかったよねと 前に進んでるけど 私はまだ昨日に生きてるみたぃに 風に揺れてる青い夜を描いた曲です   「 夢 」 自分の終わりを描きました 光が時にはすごく痛く感じて 皆んなの声も届かないほど 私は私を保っていられなぃ日がある そんな光と暗闇の交差を サウンドと言葉で表現しました 1つの命が光にあたってジリジリしている inside versionではその痛みが内側で どれだけ攻撃的かをギターサウンドで表しています 「 cyber 」 この曲は『ダンダダン』という漫画と 『サイバーパンク』というアニメのサウンドトラックから インスピレーションを受けて作りました MVではこれをChilli Beans.として アニメで出したぃ!という話になり ずっと前から大好きで 作品を見させていただいていた sakiyamaサンという方にお願いをして cyberの世界を描いてもらぃました。 細部まで凄くステキで皆さんにも沢山楽しんでもらえる より自由に強くなれる作品になったと思います Chilli Beans. の遊び心を楽しんでもらえたら嬉しいです   <Chilli Beans. Moto(Vo.)>   ◆Mini Album『blue night』 2024年12月4日発売 <収録曲> 1 escape 2 yesterday 3 Mum 4 夢 5 夢 - inside ver. 6 fu uh 7 look back 8 ... 9 cyber

    2024/12/06

  • さめざめ
    さめざめだからこそ歌えるテーマだと思う。
    さめざめだからこそ歌えるテーマだと思う。

    さめざめ

    さめざめだからこそ歌えるテーマだと思う。

     2024年11月20日に“さめざめ”がミニアルバム『黄昏ハッピービッチ(下)』をリリースしました。女の子の心情の代弁者として圧倒的存在感を誇るさめざめが結成15周年を記念してミニアルバム『黄昏ハッピービッチ』(上・下)を発売。第一弾は7月3日にリリース。そして第二弾には、唯一無二の新たなさめざめソングが全8曲収録されております。    さて、今日のうたではそんな“さめざめ”の笛田サオリによる歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回は第2弾。綴っていただいたのは、収録曲「 アフターピルベイビー 」にまつわるお話です。さめざめだからこそ歌えるテーマ。そしてみんなに知っていてほしい、毎日どこかのクリニックで広がっている景色。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 生まれてきたとき、私たちには環境も名前も選ぶことはできない。 物心ついたときには目の前に広がる生活の中でどう生きていくか決まっている。   小さな頃、ピンク色が嫌いだった。 ピンクは女の子の色って決めつけられてたから。 多分、私は「みんなと同じ」が嫌いだった。 大人になってからこんなにピンク色な楽曲や衣装を纏うことになるなんて想像もつかなかった。   私たちには性別も選べない。 気づいたら「女の子」で、思春期を経て「女性」になり、その頃には好きな人と手を繋ぐ以上のことになる。   今の時代の保健体育ではどういった教えがあるか分からないけど、私が思春期の頃、性に対しての知識をもっと知っておくべきだった。 確かアフターピルの存在もなんとなく知って、どうしたら手に入るのか自分で調べた記憶がある。友達にも恥ずかしくて聞けなかった。   72時間以内に服用をすれば8割強の妊娠を阻止できると言われる。  そのタイムリミットを計算して慌ててクリニックに行ったことがあった。   あの時の気持ちはその経験をした人にしか分からない不思議な感覚。 「今日、クリニック行ってアフピルもらってくるね」って、彼に伝えても 相手は「そうなんだぁ」くらいの感覚で、覚悟を持ってしているはずだけどそこにいつも落差を感じた。   これでもし服用しなくて、新しい命を宿してしまってもきっとあの人はそれを喜んでくれない。そうなったときもっと傷つくのは自分自身。 だから未来を潰すために服用をするもの。   そんな経験をした感覚をどうしても曲にしたかった。 さめざめだからこそ歌えるテーマだと思う。   実は10年以上前からこれをテーマにした楽曲を作りたいと思っていて、大体の歌詞はできていた。2014年に出版した本『誰にも言えない恋ばっか』にも「それぞれの景色」というタイトルでこの内容の詩を書いていてる。   10年以上の時を経て、やっとリリースすることができた。 この曲に共感できる人も、全く感覚が分からない人も、毎日どこかのクリニックでこのような景色があることだけは知っていてほしい。   <さめざめ・笛田サオリ> ◆紹介曲「 アフターピルベイビー 」 作詞:笛田サオリ 作曲:笛田サオリ ◆ミニアルバム『黄昏ハッピービッチ(下)』 2024年11月20日発売   <収録曲> 1. だってあたしはさめざめガール 2. 可愛くなぁれ 3. 最優秀ハッピーエンド賞 4. アフターピルベイビー 5. 裏SHIBUYA 6. 白昼夢と悪魔とワンピース 7. テイキュウ少女漫画 8. 生涯一の片想い

    2024/12/04

  • Charisma.com
    デカい前歯
    デカい前歯

    Charisma.com

    デカい前歯

     2024年11月20日に“Charisma.com”がニューアルバム『ERROR40』をリリース! “異常なポップス集”と称された今作には、今年隔月でリリースされてきたシングルと新曲を合わせた全12曲が収録。参加アーティストには弓木英梨乃、MIDICRONICA、ポチョムキン(餓鬼レンジャー)、屋良朝幸らが名を連ねております。    さて、今日のうたではそんな“Charisma.com”のいつかによる歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回が最終回。綴っていただいたのは、収録曲「 powerful complex 」にまつわるお話です。みなさんには、コンプレックスはありますか? 大きな前歯がコンプレックスだったいつかが、今思うことは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 ごきげんよう。 しなやかなのに曲がらない、Charisma.com いつか です。   突然ですが、 私の前歯はとても大きい。   小さい頃、自転車で走行中に、 まさに生え途中の前歯から地面にダイブして、 刺激を与えすぎたのが原因なんじゃないかなと思います。   そしてその後、同級生の異性に、 前歯がデカすぎて笑顔がキモいと言われた事がありました。     さぁ、コンプレックスの始まりです。     バランスの悪いこの前歯をどうにかしようと、 手で口を押さえたり、 おしとやかに笑ってみせたり、 やすりで削ることを考えたり。   結局、私の前歯を敵視していたその子は、 私のことが好きだったという結末をゲットして、 この話は終わりです。     そんな思い出を胸に、 この度、他人には伝わることのないあのパワーを、 「powerful complex」と名付けて歌にしました。     コンプレックスは、日々、私たちを脅かしている。   自分以外の誰かによってスイッチが押され、 どんどん、どんどん大きくなる。   鏡は呪具だし、夜は不満が止まらない。   コンプレックスは、私たちを突き動かす。 謎に行動力が上がって、 異常にエネルギーが消耗する。   誰もが持ってて、誰もが拭い去りたい。     でもね、 前歯の大きさなんて、どうでも良くなった私が今思うことは、 問題は大いにそこじゃなかったってことだけです。     だって、今だって私の前歯はとっても立派ですし。 隣の歯の2倍はあるわよ。 あなたの2倍かもしれない。 あなたの歯の2本分が、私の前歯1本分かもしれない。   でもそれは、         グリルがめちゃ映える前歯を持ってるってこと。   いいだろ?   <Charisma.com いつか> ◆紹介曲「 powerful complex 」 作詞:いつか 作曲:いつか・土器大洋 ◆ニューアルバム『ERROR40』 2024年11月20日発売   <収録曲> 01. スーパースター 02. ローガイズ feat.弓木英梨乃 ver.ERROR 03. メンタルワープ 04. Shut up feat.shimimins 05. BKLV feat.屋良朝幸 06. fmfm feat.松嶋初音 ver.ERROR 07. 変身 feat.MIDICRONICA 08. Bon Clap feat.ポチョムキン(餓鬼レンジャー) 09. 星空フィーリング feat.Riyo Kurose 10. アラフォーマジック 11. powerful complex 12. カンブリアダンス ver.ERROR

    2024/12/03

  • SPYAIR
    自分の人生を諦める事なく、幾つになっても夢を追う。
    自分の人生を諦める事なく、幾つになっても夢を追う。

    SPYAIR

    自分の人生を諦める事なく、幾つになっても夢を追う。

     2024年10月30日に“SPYAIR”がニューシングル「青」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『青のミブロ』のSPYAIRが手掛けるオープニングテーマ。誰しもが通る青い時代を渡って、大人になっていく変化や決意が込められた楽曲となっております。さらに、カップリングには「ジャパ二ケーション (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5)」と「ROCKIN’ OUT (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5)」が収録!    さて、今日のうたではそんな“SPYAIR”のMOMIKEN(Ba.)による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回が最終回です。綴っていただいたのは、楽曲「 RE-BIRTH 」にまつわるお話。昨年、新ボーカル・YOSUKEを迎え、活動を再開し、初めて作ったこの歌。この歌にたどりつくまでのバンドの試練、そしてこの歌に込めた覚悟を明かしてくださいました。ぜひ楽曲と併せて、エッセイを受け取ってください。 SPYAIRのMOMIKENです。 さて、僕が3回に渡りお届けした「今日のうた」もこれで最後になります。 普段、心の中でまとまっていると思っていたことでも、人に伝えようと具現化することで自分の感情や言葉が明確になり、沢山の気づきを得られるのですね。 こんな素敵な機会を頂けたことを嬉しく思います。   そんな今回は楽曲「RE-BIRTH」についてお話ししていこうと思います。 この曲は去年、新ボーカルのYOSUKEを迎えて活動を再開した時に初めて作った曲です。   まず、曲の話をする前になぜ活動が止まっていて、どうして再開したのかをお話しします。   活動が止まっていた理由は簡単に言えば、2022年に前ボーカルが脱退したことによって、その先の活動が見通せずにいたからです。バンドのボーカルですから、日本で活動しているバンドのほとんどはその時点で解散、もしくは活休するでしょうね。   ただ、SPYAIRの場合、楽曲制作の大半を作曲はギターのUZ、作詞は僕、MOMIKENが担っていたので、そこの判断が非常に難しかったのです。今まで僕らが作ってきた大切な楽曲を手放すという判断は、なかなか簡単にはでませんでした。 「バンド名変えればいい」「別のバンド組んで歌えばいい」という声も世の中にはあったのですが笑。   楽曲というのは僕らにとっては古いアルバムのようなものです。 仕事終わりのスタジオ練習。自販機の灯りで自分たちの将来をあーだこーだ話した日々。駆け出しの頃、ライブの度に緊張で嗚咽していたメンバー笑。ギュウギュウの機材車でむかえる朝日。そういうのが曲にはたくさん詰まっていて、良かった事も悪かった事も「楽しかった」と思い出を話せるのは、僕らがSPYAIRをやっていればこそなんです。   ただ、それと同時にオリジナルメンバーでなければ、そのバンドじゃない。というバンド像に対しての見方もありました。なので、どうやって活動する云々の前に、足を止める、進む。その判断は誰も後悔のないように慎重にしました。 僕らはSPYAIRとして、およそ人生の半分を過ごしているので、これは単純にバンド活動の行末ではなく、人生の大きな判断でもありました。   そんなバンドの試練を乗り越えて、2023年にYOSUKEをボーカルオーディションで選出し、活動を再開しました。この辺りも大変だったのですが、これ以上は長くなりすぎてしますので割愛させていただきます笑。   さて、ここからは曲の話に戻します。「RE-BIRTH」には、SPYAIRの「再スタート」への意気込みと覚悟が強く込められています。   <止まらなけりゃ 何があるんだろう それを探しに行こう 大丈夫。まだ諦めないから>というサビの歌詞は当時の想いを飾らずに書きました。   しかし、言霊と言うのでしょうか? 書いた当時、この言葉は強がりにも近いただの意気込みだったのですが、この後に前回お話しした「オレンジ」のヒット、大型フェスへの出演、SPYAIRの野外ワンマンライブ『JUST LIKE THIS』の復活、そして、現在放送中のTVアニメ『青のミブロ』オープニングテーマ「青」へと繋がっていきました。何かを成そうとする時に言葉にするっていうのは大事ですね。   タイトルの「RE-BIRTH(再生)」が示すように、ここから僕らは新しい道を進み始めました。この曲はバンドの再スタートを象徴するアンセムであり、何度でも立ち上がる事の大切さをファンのみなさんにも感じていただけただろうし、僕らにも感じさせてくれた楽曲です。 ステージでは一際輝く曲なので、もしSPYAIRのライブに来られるようでしたら必聴です。   SPYAIRのライブ気になってきましたか? 行きたくなってきましたか? なんと!? そんなSPYAIRは現在、全国ライブツアー「AO」開催中です!!(宣伝下手かw) 是非是非、この機会にSPYAIRのライブを体感しにお越しくださいませ!   さて、いかがだったでしょうか? 僕自身は自分の内側の声を掬っていく、とても楽しい時間になりました。 ここまでお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。   最後に「自分の人生を諦める事なく、幾つになっても夢を追う。」 曲や歌詞の力も大事ですが、バンドなのでそういう姿勢を見せ続けることで、誰かの背中を押したり、支えたりできる存在でありたいと思っています。   では、またどこかで(できればライブで)お会いしましょう。バイバーイ   <SPYAIR・MOMIKEN> ◆紹介曲「 RE-BIRTH 」 作詞:MOMIKEN・YOSUKE 作曲:UZ・YOSUKE   ◆ニューシングル「青」 2024年10月30日発売   <収録曲> 青 ジャパ二ケーション (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5) ROCKIN’ OUT (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5) 青 (Anime Size) ※期間生産限定盤のみ収録 青 (Instrumental)

    2024/12/02

  • Crystal Kay
    「Love Myself」──25周年を迎えた私の想い
    「Love Myself」──25周年を迎えた私の想い

    Crystal Kay

    「Love Myself」──25周年を迎えた私の想い

     2024年11月22日に“Crystal Kay”がデビュー25周年の第二弾リリースとなる新曲「Love Myself」をリリースしました。Misako Sakazumeが作詞作曲、音楽プロデューサー・UTAが編曲を手がけた同曲。25年に渡るキャリアの中でJ-POP、R&B、HIP HOPなど多様性を広げ、人種、性別、年齢を超えたアーティストへと更なる進化を遂げているCrystal Kayが歌う最新の応援歌となっております。    さて、今日のうたではそんな“Crystal Kay”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 Love Myself 」にまつわるお話です。この楽曲に出会った瞬間の思い、とくに自身に響いたフレーズ、歌うときに意識したこと…。ぜひ楽曲と併せて、エッセイを受け取ってください。 2024年、Crystal Kayはメジャーデビュー25周年を迎えました。四半世紀にわたり、J-POP、R&B、HIP HOPといったジャンルを自由に行き交い、時代や国境、人種、性別を超えて音楽を届けてきたCrystal Kay。   この記念すべき年にリリースされた楽曲「Love Myself」の作詞作曲を手掛けたのは、「恋におちたら」や「幸せって。」など、Crystal Kayの数々の名曲を生み出してきたMisako Sakazumeさん。そして編曲には、日本を代表する音楽プロデューサーUTAさんが参加。豪華なクリエイティブ陣が描き出した楽曲をCrystal Kayは次のように振り返ります。   Crystal Kayが語る「Love Myself」──25周年を迎えた私の想い   この楽曲と出会った瞬間、どストレートでパワフルな曲だと思いました。またイントロからサビに向けてストーリーがどんどん展開していき、目の前の風景が広がっていくような前向きにさせてくれる曲だなという印象がありました。   この曲の中で、特に響いたフレーズは<自分自身を大事にするのはナルシストじゃない>という2番の歌詞です。   日本では、他者を優先し、自分のことは後回しにするのが美徳とされる文化もありますよね。でも、それが当たり前になってしまうと、気づけば自分を見失っていることもあると思います。私自身、これまでにそうしてしまったことや、そう感じたことが何度もありました。   ただ、この曲は、「まずは自分を大切にしよう」と優しく、力強く背中を押してくれる。自己を愛することは決してエゴではなく、それが周りを愛する第一歩になるんだと気づかせてくれるんです。   また<Only you can do it, 満たすこと 手放すことも>。このフレーズも好きです。歌うたびに、自分の人生の舵を握るのは他の誰でもない“自分”だということ、全ては自分次第だということを、改めて気付かせてくれます。       この曲を歌う上では特に“言葉に表情を持たせる”ことを意識しました。メロディがどれだけ美しくても、ただ流れるように歌ってしまうと、この曲の核心が伝えきれなくなってしまう気がしたんです。だから、役になりきるように、言葉を一つひとつ丁寧に、力強く伝えることを心がけました。それは少し大げさに聞こえるかもしれませんが、それくらいこの曲には強いメッセージが詰まっているんです。   Misako Sakazumeさんの歌詞は、私にとって特別な存在です。彼女の書く言葉は、とにかく素直で、真っ直ぐ。私自身も、綺麗事ではなく、誰かの想いを代弁できるような音楽を届けたいと思っているので、彼女にはとても信頼を置いています。   この曲を自分に自信をなくしているすべての人に聴いてほしいです。何かに傷ついて、自分を愛しきれていない人。何歳であっても、どんな状況であっても、周りと比べて落ち込んだり、人生に迷いや焦りがでてくることってあると思うんです。でもそんな時、この曲を唱えるように歌って、自分自身を励まし前に進む力になれたら嬉しいです。   そして、25周年を迎える今、ファンの皆さんに伝えたいことがあります。本当に、本当にありがとうございます。25年も支えてくれた皆さんがいたからこそ、今の私がここにいます。そして、この周年をただのお祝いではなく、自分自身を応援するセレブレーションにしてほしいです。私たちの頑張りを認め、愛し、喜びを分かち合う一年にしましょう!   <Crystal Kay> 真っ直ぐで、深みがあり、愛に溢れる彼女が贈る「Love Myself」は、聴く人それぞれの人生にそっと寄り添い、希望を灯してくれるに違いないでしょう。 ◆紹介曲「 Love Myself 」 作詞:Misako Sakazume 作曲:Misako Sakazume

    2024/11/29

  • GLIM SPANKY
    自分自身の心へのプレゼント
    自分自身の心へのプレゼント

    GLIM SPANKY

    自分自身の心へのプレゼント

     2024年11月27日に“GLIM SPANKY”が、メジャーデビューから10周年を記念したベストアルバム『All the Greatest Dudes』をリリースしました。今作の収録曲は、ファンからのリクエストをもとにGLIM SPANKYメンバーが選曲。さらにベストアルバムのために新たに書き下ろしたチャレンジングな新曲も複数収録と、まさにGLIM SPANKYの軌跡と進化がひとつのパッケージとなった究極のベストアルバムとなっております。    さて、今日のうたではそんな“GLIM SPANKY”の松尾レミによる歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、生活の中での気づき。「自分自身の心へのプレゼントってできているか?」というお話です。自分の心のため、松尾レミが行動してみたこととは…。ぜひ今作と併せて、エッセイをお楽しみください! ハロー、GLIM SPANKYの松尾レミです! デビューから10年が経ち、ベストアルバム兼ニューアルバム『All the Greatest Dudes』をリリースしました。 超楽しいから是非聴いてね~新曲もいっぱい入ってるのです!! ただのベストアルバムじゃない。 本当に意味のある作品になったので私はとても満足しているし、 自信を持っている。 みんなに楽しんでもらいたい! 来年は全国ツアーもあるんだ、楽しみすぎる、、、。是非遊びにきてね!     ちょっとみんなと話したいことがある! 最近、生活の中で気が付いたことがあったのよ! 1日の中で、悩みや心配事と向き合っている時間が長いこと。 身近なしあわせと、しっかり向き合う時間が全然足りてないこと。   みんなどう?   例えば、食べ物があること、家族がいること、生きていることなどなど それはもう、それだけで尊くて有り難いことなんだけどさ! (音楽やって生きていることも最高に幸せなんだけどさ!)   自分自身の心へのプレゼントってできているか?と疑問が湧いたのよ。 ワクワクしたりジーンとしたり、命燃やしてるぞー!っていう喜びを、 たくさん体験させてあげられているのか?!   もっと、わたしと向き合おうって思ったんだ!   大好きだったけど、近年全然やっていないことがあった。 それは友達と語り合ったりご飯に行ったりすること。 いろいろな人と話したり刺激をもらったりすることで、パワーが出るし、創作の種にもなる。   そこで数年ぶりに、友達の家に泊まりに行ったり、中華食べに行ったり、 喫茶店で語り合ったり、飲み会に行ってみたり、行動した。 すると、忘れていた幸福感がじんわりと滲んでくる。 お風呂に浸かったような、柔らかくて温かな喜びと刺激だった。 わたし、どんなに忙しくても友達と会うことが大好きだったんだな~ 生きる糧になってたことを、忘れてた!   もう一つ、本をたくさん読むこと。 誰もが言うことでもあるけど、やっぱり本を読むって凄く大切だよなあ。 忙しいからって後回しにしがちだった。   本を読むって精神統一と似てる。瞑想とも似てる。サウナの整いとも似てる。 例えば、喫茶店で読書を始めると周りのザワザワが気にならなくなる瞬間あるじゃん。 「本」 と「自分」だけの世界に入ることができる。 そしてその魔法が解けた時、自分のために時間を使えた気持ちになれる。   本を読んだり、勉強することで知識がついて 色々な悩みも乗り越えられたり、自分が成長できるって 本当なんだなあと実感することが多い日々です。 今まであんまり分かんなかったんだよなー。 読書の時間って、自分へのプレゼントだと思ってる。   もう一つ、なるようになる、転がるままに、が今の私のモットーです! 未来の自分へのワクワクを用意するのも良い。想像だけでも良い。 「穏やかな海の近くで一日中絵を描きたいな~」とか 「いつか南仏の田舎でバカンスしたいな~」とか 具体的に妄想すると、これから先の人生、なんでもありな気がしてきてちょっと心躍る。 別に実現できなくてもいいけど、希望があることを忘れない!   あとは、キャンドルの光でお風呂に浸かって 「自分今日もおつかれー!」って思うだけで笑えてきてちょっといい気分になる。   当たり前のようで当たり前じゃないことがたくさんあるし 忘れてる喜びも多いなあと気付く。 色々経験することで、意味がわかる曲もある。 今まで苦手だったものも好きになったりする。 発見の多い毎日を過ごしています!   みんな色々悩みがあったり忙しい毎日だと思うけど、 行き詰まったら、自分の心が喜ぶことを思い出して、栄養を与えてみて! ゆるりとした気持ちを忘れず、お互い楽しんでいこう! GLIMの曲、パワーが出る曲もあれば穏やか~な曲もあるから ぜひ日常のBGMにしてください!   <GLIM SPANKY・松尾レミ> ◆GLIM SPANKY10周年記念ベストアルバム 『All the Greatest Dudes』 2024年11月27日発売  

    2024/11/28

  • シユイ
    あなたのためだけに歌う。
    あなたのためだけに歌う。

    シユイ

    あなたのためだけに歌う。

     2024年11月27日に“シユイ”がニューシングル「ホロウ」をリリースしました。タイトル曲は、アニメ『魔王2099』オープニングテーマ。シンガーソングライター・須田景凪による提供楽曲です。さらに今作には、メジャーデビュー曲の新アレンジ「君よ 気高くあれ (Matiere ver.)」(読み:マチエールバージョン)もカップリングとして収録!    さて、今日のうたではそんな“シユイ”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、収録曲「 ホロウ 」にまつわるお話です。この楽曲から広がる景色。その世界のなか、シユイは何を想い、どのように歌ったのか…。ぜひ楽曲と併せて、エッセイを受け取ってください。 この音は、粒子のように見えました。近づくと、雨粒のように見えました。 空から何かが降っている、その現象に心を打たれました。釈迦が誕生した時も天は雨を降らせた。   シユイという思考が生きる世界の地面は、雨に打たれ続けている。   長い、雨の中にいました。沼に似たアスファルトや、こちらに頭を垂れる葉や、細長い命の残す足跡。目が合ったそれらのすべてに鮮烈な生命力を感じ、剥き出しの内臓を彷彿とさせました。   そのなかに溶けてしまうのではないか、溶かされて、私もこの闇に覆い隠された怪物の一部となってしまうのではないか。不安は、足元から傘の先まで、瞬く間に満ち満ちるのでした。   いや、もしかしたら、もう私の皮膚という世界との境界はとうに消えていて、雨によって満遍なく融合されたひとつに、なってしまっているのかもしれない。と、想像は夢のように際限なく続きました。   ホロウ。 空虚の中では、歌でさえ、ただの青い粒子なのでした。   まるで星が爆ぜるときみたいな、エネルギーの粒子の、その自由な散乱を目で追った。それは瞬間的、そして衝動的。 脈打ち巡る血のように宿命を持つ粒子の軌道を、追いかけ辿るように歌った。   煌びやかな装飾は一つもない。ただ真っ直ぐで洗練された詩は、そのまま真っ直ぐ、決意のようでした。あるべき未来を見据える強い意志、揺るがない己の核。苦しみも幸せも何もかもを底にしまって、祈ることもせずに唱える詩。   あなたのために、ではなく、シユイは、あなたのためだけに歌う。 <シユイ> ◆紹介曲「 ホロウ 」 作詞:須田景凪 作曲:須田景凪  ◆ニューシングル「ホロウ」 2024年11月27日発売   <収録曲> M1. ホロウ M2. 君よ 気高くあれ (Matiere ver.) M3. ホロウ (Instrumental) M4. ホロウ (TV Size)

    2024/11/27

  • Charisma.com
    美化LUV
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    Charisma.com

    美化LUV

     2024年11月20日に“Charisma.com”がニューアルバム『ERROR40』をリリース! “異常なポップス集”と称された今作には、今年隔月でリリースされてきたシングルと新曲を合わせた全12曲が収録。参加アーティストには弓木英梨乃、MIDICRONICA、ポチョムキン(餓鬼レンジャー)、屋良朝幸らが名を連ねております。    さて、今日のうたではそんな“Charisma.com”のいつかによる歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回は第2弾。綴っていただいたのは、収録曲「 BKLV feat.屋良朝幸 」にまつわるお話です。現実から目を背けたくて、イヤなことは忘れ去りたくて、誰かや何かを“美化”をしてしまいがちなあなたへ…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 ごきげんよう。 不惑のソナタ、Charisma.com いつか です。     みなさんは最近、美化してますか?   あの頃を美化したり、昨日を美化したり、 主に過去をちょちょいとデコレートするのが美化ですね。   最新アルバム【ERROR40】には、 美化について歌った楽曲が収録されております。 楽曲名は「BKLV feat.屋良朝幸」です。 BKLVと書いてビカラブと読みます。 昔、何かの映画で、LOVEをちょいワル風に言うとLUVと言っていたのを思い出して、謎に今回反映させました。     大抵の美化は、“自分対他の誰かや何か”の間に生まれるものかと思います。 “恋は盲目”と言いますが、あれは美化無双状態のことでしょうね。   現実は、目を背けたい事ばかり。 嫌な事は、さっさと忘れ去りたい。   その結果、うれしい楽しい大好き事項は、実際起こった出来事の五割増しでカウントされるのかもしれないですね。 少しのマイナスは、ささっと吹き飛ばしたりして、 人は人を憎まないように設定されているんだなと思います。   でもね、少しのマイナスは、 積み重なって大問題になることを、世界中が知っている。   ちなみに私は、すこぶる現実、事実主義です。 美化する労力をすごく惜しむ。 妄想からは反吐しか出ない。 楽しいだけの思い出に浸らない。 悲しいことを、かき消さない。     そうです。 この楽曲は、大切にとっておいた新作コンビニスイーツが、 冷蔵庫で腐っていた時に生まれた曲です。   食べてないのに味を想像して、 諦めきれなくて再度買って、 いよいよ食べたけど普通だった。     非常に効率の悪い時間でした。     思い出ばかりを振り返らずに。 流れは後ろから前に。     最近は、韓国のお菓子“薬菓”にグッときてます。   <Charisma.com いつか> ◆紹介曲「 BKLV feat.屋良朝幸 」 作詞:いつか・屋良朝幸 作曲:いつか・屋良朝幸 ◆ニューアルバム『ERROR40』 2024年11月20日発売   <収録曲> 01. スーパースター 02. ローガイズ feat.弓木英梨乃 ver.ERROR 03. メンタルワープ 04. Shut up feat.shimimins 05. BKLV feat.屋良朝幸 06. fmfm feat.松嶋初音 ver.ERROR 07. 変身 feat.MIDICRONICA 08. Bon Clap feat.ポチョムキン(餓鬼レンジャー) 09. 星空フィーリング feat.Riyo Kurose 10. アラフォーマジック 11. powerful complex 12. カンブリアダンス ver.ERROR

    2024/11/26

  • SPYAIR
    今年、というかSPYAIR史上、一番聴かれた曲になりました。
    今年、というかSPYAIR史上、一番聴かれた曲になりました。

    SPYAIR

    今年、というかSPYAIR史上、一番聴かれた曲になりました。

     2024年10月30日に“SPYAIR”がニューシングル「青」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『青のミブロ』のSPYAIRが手掛けるオープニングテーマ。誰しもが通る青い時代を渡って、大人になっていく変化や決意が込められた楽曲となっております。さらに、カップリングには「ジャパ二ケーション (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5)」と「ROCKIN’ OUT (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5)」が収録!    さて、今日のうたではそんな“SPYAIR”のMOMIKEN(Ba.)による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回は第2弾。綴っていただいたのは、今年2月にリリースし、大ヒットした楽曲「 オレンジ 」にまつわるお話です。ヒットを振り返り、改めて今思うこと。そして、この歌に対する想いは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 SPYAIRのMOMIKENです。 前回「青」という曲について話したのですが、今回は「オレンジ」という曲について話していきます。相変わらず拙い文章ですが、最後までどうぞお付き合いくださいませ笑。   今年、というかSPYAIR史上、一番聴かれた曲になりました。 「オレンジ」はまさにSPYAIRの代表作です。   SPYAIRは去年から新ボーカルを迎えて新しい体制で活動しているのですが、バンドのボーカルが変わってここに至るまでには、想像していたよりもずっと険しい道のりがありました。本当に。   自分が好きになった時と違うカタチのものを好きでいる。なんてことは難しく、受け入れてもらえないのは分かってはいたものの、実際目の当たりにすると覚悟も揺らぐ厳しい現実。だから、あの当時、離れずに残ってくれたファンの声援には本当に支えられました。とても感謝しています。   ただ、『劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦』の主題歌として選ばれたことで、一気に潮目が変わり始めました。   映画の大ヒットに加えて楽曲のヒット。メジャーデビューしてからの14年間でこれ程までに環境と人の目が好転していくことは無かったです。ネガティブな声があっという間に称賛の声へ変わり、活動させてもらえる場面もたくさんいただきました。   “人生の転機はいつですか?”と聞かれたら“「オレンジ」のヒット”とSPYAIR全員一同で答えるでしょう笑。   沢山の人に聴いてもらえるヒット曲というのは、音楽を作っている身からすれば当然欲しいものなのですが、再出発から1年以内という奇跡的なタイミングで作れたことがSPYAIRにとって、とても大きな成果でした。   この辺りの話は長くなってしまうので、また次回のコラムで書いていこうと思います。   曲の話に戻しますと「オレンジ」は、旅立ちをテーマに歌詞を書いていて、“離れても心は繋がっている”という、友情や仲間との絆を描いています。特に『ハイキュー!!』の登場人物たちが、仲間とともに困難に立ち向かいながらも、別れや新たなステージへの旅立ちを迎える姿と重なる部分がある曲だと思います。   SPYAIRと『ハイキュー!!』とのコラボは今回で4作目になります。歌詞の制作中、僕らだからできることを模索する中で、原作の中で「バレーボールは繋ぐ球技」と言っていたのを思い出し、ハッと閃きました。   今まで『ハイキュー!!』に関わってきたSPYAIRの曲、「イマジネーション」「アイム・ア・ビリーバー」「One Day」の歌詞を少しずつ「オレンジ」で「繋ぐ」ことで、歌詞でバレーボールというスポーツを表現できるのでは!?と。   完成した時、まるで青春時代のアルバムをめくるような、そんな歌詞が出来たと自分のやった仕事を誇らしく思ったことを覚えています。 また、SPYAIRらしいバンドサウンドが、ただの「別れ」を切なく描くだけでなく、新たな挑戦への後押しするような力強さを表現しています。   そして、ライブでも「オレンジ」は欠かせない大切な曲になっています。楽器の力強いサウンドや、YOSUKEの力強く、切なさも感じる声はステージでより一層、輝きます。 映画の劇場上映自体は終わってしまいましたが、これからもステージで「オレンジ」が聴く人の心を熱くさせ、感情を揺さぶる存在であることを証明し続けようと思います。   もしSPYAIRが気になったらライブに遊びに来て「オレンジ」を体感してください。 会場全体で歌う「きっと」の大合唱は言葉で表せないほど感動的な瞬間です。   さて、いかがでしたでしょうか? 楽しんでもらえたでしょうか? いよいよ、このコラムも残り1回。   次回はYOSUKE加入後に作った「RE-BIRTH」という楽曲について話していきます。 お楽しみに。   <SPYAIR・MOMIKEN> ◆紹介曲「 オレンジ 」 作詞:MOMIKEN 作曲:UZ  ◆ニューシングル「青」 2024年10月30日発売   <収録曲> 青 ジャパ二ケーション (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5) ROCKIN’ OUT (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5) 青 (Anime Size) ※期間生産限定盤のみ収録 青 (Instrumental)

    2024/11/25

  • Little Black Dress
    チクショーーーーー!!
    チクショーーーーー!!

    Little Black Dress

    チクショーーーーー!!

     2024年11月22日に“Little Black Dress”がキングレコード移籍第1弾配信シングル『チクショー飛行/猫じゃらし』をリリースしました。今作には、遼自身が作詞作曲に加えて、初めて編曲までトライした「チクショー飛行」と、高校時代から数年かけて作り上げた「猫じゃらし」を収録。    さて、今日のうたではそんな“Little Black Dress”の遼による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 チクショー飛行 」にまつわるお話です。感情に振り回されて、自分をコントロールできないとき。でも、後戻りはできないから、グッと気持ちを上げていきたいとき。ぜひ楽曲と併せて、このエッセイを受け取ってください。 チクショー、チクショー、チクショー!! そう叫びたくなる瞬間が、人生に何度あるだろう。   感情の制御がきかない時、まるで自分が、 嵐の中を飛ぶジェット機になったように感じないか。 そのことしか考えられなくなり、何をしていても、心はモヤモヤ雨模様。 そして突然、ゲリラ豪雨みたいに訳のわからない涙が溢れてきたかと思ったら、 お次は雷のように怒りの稲妻が走って何かに八つ当たりしたり、 ふと我に返って何もかもが嫌になったり。 予測不能な感情の天気に左右されては、ハンドルを取られたみたいに、 自分を上手くコントロールできなくなってしまうのだ。   そんな時は、一度何も考えずに「チクショーーー!!!!」と思いっきり発散させて、 新しい燃料を入れる時間が必要だと、私は思う。   2番の歌詞に、 <人生の分かれ道で立ちつくし離陸寸前 この速度超えてしまってはもう戻れない> <引き返すか 追い風を待つか 君はどっち?> とあるが、これはV1速度というものからヒントを得た。 飛行機にはV1速度というものがあり、 この速度を超えてしまうと離陸を中断することができないらしい。 つまり、後戻りできなくなるのだ。   人生においても、そんな選択の連続。 でも後悔することがあったっていい、一生懸命生きている証拠だもん。 一度きりの人生、どうせなら楽しんでチクショー飛行したい。 高度上昇(レベルアップ)していくチクショー飛行を。   「チクショー!」な時は、ぜひこの曲を利用して、 気分も高度も華麗に上昇しよう。   叫んでみろよ!チクショーーーーー!!   <Little Black Dress・遼> ◆紹介曲「 チクショー飛行 」 作詞:遼 作曲:遼 ◆『チクショー飛行/猫じゃらし』 2024年11月22日発売 配信リンク: https://king-records.lnk.to/FlyingChikusho

    2024/11/22

  • さめざめ
    毎日が一生分のような気持ちで向き合っている女の子たちへ。
    毎日が一生分のような気持ちで向き合っている女の子たちへ。

    さめざめ

    毎日が一生分のような気持ちで向き合っている女の子たちへ。

     2024年11月20日に“さめざめ”がミニアルバム『黄昏ハッピービッチ(下)』をリリースしました。女の子の心情の代弁者として圧倒的存在感を誇るさめざめが結成15周年を記念してミニアルバム『黄昏ハッピービッチ』(上・下)を発売。第一弾は7月3日にリリース。そして第二弾には、唯一無二の新たなさめざめソングが全8曲収録されております。    さて、今日のうたではそんな“さめざめ”の笛田サオリによる歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回は第1弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 可愛くなぁれ 」にまつわるお話です。この歌を、自分史上最速でCD化した理由は…。メイクをするとき、通勤・通学のとき、いつだって音楽が欠かせないあなたへ。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 人生史上、こんなに爆速で新曲をCD化するのは初めてだ。 2024年11月20日にCDリリースすることを計算すると、一般的は7月の時点でレコーディングが終わってないといけない。今回のアルバムにどうしてもぶっ込みたくて爆速で作ったのが、この「 可愛くなぁれ 」。   実は『黄昏ハッピービッチ(下)』のリード候補曲は去年から既にできていた。 着実に今回のアルバム用の新曲のアレンジや楽器隊のレコーディングも進めていた。 どうしてこの「可愛くなぁれ」を今年中にリリースしたかったのか。   今年の4月に新宿マルイ本館で15周年を記念したポップアップショップを開催した。 かなり広いスペースでのポップアップで、写真の展示やグッズ販売の他に、一つのブースでさめざめの歌詞を宙からぶら下げた歌詞フォトブースを作った。 店員はもちろん私で、私が接客してレジまで打っていた。   とても軽い気持ちでこの歌詞フォトブースの動画をTikTokに上げたところ、1日で一気に再生回数が増えて、翌日からどこからともなく10代~20代の女の子たちがこの歌詞フォトブースを目掛けてやってきた。   ライブハウスで会ったことがないけど、さめざめを好きと言ってくれている、制服を着た女の子たち。さめざめをなんとなくしか知らない子たちもいた。 せっかくなので私は来てくれた女の子たちと沢山のおしゃべりをした。 数年前からTikTokでバズっている「 きみが死ぬとき思い出す女の子になりたい 」が大好きな子たちが多くて、「どんな時に曲を聴くの?」とまるでインタビュアーのように聞いてみた。   すると9割の女子中高生たちが、「メイクしてるとき」と答えた。 「この曲を聴きながらメイクすると、アイラインがうまく引けるんです。メイクがうまくいくんです」みんなが口を揃えてそう言っていて、私は知らないところでこの楽曲に魔法をかけていたのかもしれないと思えた。   他には、「学校に行く前にテンションを上げるときに聴く」という子も多くて、自分が女子高生の頃を思い出した。 あの頃のことを思い出すと、当時はスマートフォンがなく、携帯で音楽なんて聴けなかったのでMDウォークマンを親に買ってもらい、TSUTAYAで一週間5枚パックでCDを借りて自分で録音と編集をした。 私の高校生の頃はJUDY AND MARY、椎名林檎、Cocco、aiko、宇多田ヒカルなどとんでもない歌姫たちが存在していた時代だった。自分で編集したMDを通学時に聴いていた。   女子中高生たちにとって、朝目覚めて自分の気持ちを高揚させるために音楽を聴くことはとても大切なこと。大人になった私はすっかりその感覚を忘れていた。   そんな毎日を頑張って生きようとしている女の子たちに、1秒でも早く私からの魔法の曲をプレゼントしたいと思った。 それが「可愛くなぁれ」 昨今「かわいい」というワードの楽曲が多く見受けられる。 同じところで勝負をしなくてもいいとも思われるかもしれないが、あえて同じワードで勝負をしようと思った。 さめざめ史上とびきり可愛い曲を作る。 朝目覚めてからメイクをするとき、学校に行く電車のなか、バイトに行くまえ、仕事に行くとき、デートの直前、聴きたくなる魔法の曲。   4月のポップアップで女の子たちと話をして、曲が閃いてすぐにデモを作り、無理やりに今回のアルバムに収録する段取りを作り、まさかのリード曲までのしあがった。   MVのヒロインも、4月のポップアップに遊びにきてくれたデコラ系クリエイターのNonを起用した。実際に彼女もメイク時によく聴いてると言ってくれていた一人。 この曲のMVはさめざめを好きな女の子がヒロインになるべきだと思ったからだ。   「可愛くなぁれ」はさめざめファンの子たちが作り上げてくれた曲。 歌詞とは本当に魔法の言霊で、みんなのハートの奥の奥まで届く。 毎日が一生分のような気持ちで向き合っている女の子たちへ。 私からのプレゼントでもっともっと可愛くなってほしい。   <さめざめ・笛田サオリ> ◆紹介曲「 可愛くなぁれ 」 作詞:笛田サオリ 作曲:笛田サオリ ◆ミニアルバム『黄昏ハッピービッチ(下)』 2024年11月20日発売   <収録曲> 1. だってあたしはさめざめガール 2. 可愛くなぁれ 3. 最優秀ハッピーエンド賞 4. アフターピルベイビー 5. 裏SHIBUYA 6. 白昼夢と悪魔とワンピース 7. テイキュウ少女漫画 8. 生涯一の片想い

    2024/11/21

  • Sano ibuki
    最後の日の過ごし方
    最後の日の過ごし方

    Sano ibuki

    最後の日の過ごし方

     2024年11月27日に“Sano ibuki”が2部作からなる3rd Full Album『BUBBLE』をリリース。デビューアルバム『STORY TELLER』以来、新たに書き下ろした空想の物語をもとに、2部作(side-DUSK/DAWN)となる本作。「夢」に憧れ、旅を始める二人の少年による、異なる時空で繰り広げられる冒険譚をもとに書き下ろされた作品となり、前篇「BUBBLE side-DUSK」は10月30日に配信リリース。    さて、今日のうたではそんな“Sano ibuki”による歌詞エッセイを2回に渡りお届け!第2弾は、「BUBBLE side-DAWN」収録曲「 きっと ずっと 」にまつわるお話です。この歌を作る動機を得た大事な日。誰に何を言われても、大切な自分の“好き”があるあなたへ。ぜひ歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 前書き 日記のように書き留めていた文章に少し手を加えたものになります。思えば、「きっとずっと」という曲を作る動機を得た日だったなと思い、世の中に送り出そうと思います。2024年8月28日「三千世界」のレコーディングの日のことです。 推しが卒業するという体験を初めてした。 卒業の日には配信ライブが20時から行われ、21時からレコーディングだった僕は、電車に揺られながら実感のないままスマホの画面を眺めていた。 配信はまだ始まってもいないのに、大量のコメントが流れていく。まだかなあ。長いなあ。なんて思えるほど不思議と心は平然としていた。   思えば、僕は1人の人間を推すという行為をアニメのキャラクターや作品の中にしかしたことがなかった。 その最後のお別れのやり方はどれも決まって、"辛くて最終回以外は何百回も観たのに最終回だけがどうしても一度しか観れない"といったもので。分断された世界に対して投げかけることなんて無粋で、ただ悲しむしかない。受け入れないぞと拒絶するしかない。そんな終わりだった。   だからこそ物理的に言葉、文字を投げかけることができる卒業というものがこんなに生々しく、現実世界で起きている事象なんだと無理矢理、理解させられる体験が新鮮で、そしてこんなにも実感の湧かないものなのかと驚いた。   独り、薄暗い部屋で菓子パンを齧った時も、上手く眠ることが出来なくなってしまった朝6時のベットの片隅にも、動いているものがないと頭がおかしくなってしまいそうになった作業中にも、かわるがわる新しい人と話しては引き攣った笑顔を拭うように死んだ目で揺られた満員電車のイヤホンの中にも、その側には配信という近くも遠くもない距離に彼女がいた。   画面の向こうで人見知りしながらも人と関わることをやめず、「えへ、えへへ」と下手な相槌を打ちながら、向き合っていた彼女は、人と向き合うことをやめた部分さえ除けば、自分とあまりに重なっていた。   幼少期、まだアニメやゲーム、漫画が好きだということで迫害を受けるようなことがあった頃、僕はクラスメイトから、「そんなもの好きなんて気持ち悪い」と言われたことがあった。 テレビでは、"ゲームのやり過ぎ、アニメの見過ぎは馬鹿になる"や"オタクは罰せられるべきだ"と言わんばかりにコメンテーターが吠えていた。   隣で父親に、「いぶきもこんな風になるんじゃないかって不安やぞ」とため息を吐かれながら、身に覚えもないお説教を受けることもあった。親なりの心配だったのだろう。今では有難いとさえ思える。   でも自分をまだしっかり保てるような歳でもなかったからか、スポンジのように言葉を吸い込んでは、自分とその殺人鬼の何が違うのか悩み、強烈な不安と共にクラスメイトから投げかけられた、“気持ち悪い”という言葉を自分に投げるようになっていた。   自分の基礎にある自己肯定の低さはここから来ているところもあるだろう。いまだに声高々に好きなものを好きだというのが少し怖くなる時がある。 そんな諦めが癖になった頃に見つけたのが彼女だった。   味のしなくなった食事を流し込むために、YouTubeでお供を探していた時、偶然、切り抜きを見つけた。 SAO(ソードアート・オンライン)を好きだとちょっと怯えながら早口に話す彼女にそんな自分を重ねていた。そして「誰かの光になりたい」と直向きに頑張り、確実にそうなっていく姿に、いつのまにか純粋に憧れていた。   20時45分、レコーディングスタジオに着いたが、まだライブは中盤で終わりそうにもなかった。 慌ただしくスタッフの方々が準備をしてくださっている中、イヤホンをつけて画面から目を逸らさず見つめ続けた。ディレクターが怪訝そうにこちらを見つめているが、「後でアーカイブを見ればいい」と妥協してしまったら後悔しそうでやめることはできなかった。   卒業発表を見た時に意外と動揺しなかった。 日常に溶け込んでいたものが消えることの大きさを認識していなかったこともあるのだが、まあそのタイミングはいつか来るよな。と楽観的にお知らせを見ていた。 強いて言えば、出来ることは何もない、ということになんとなくその日のデザートを残してしまうくらいのショックを抱えたくらいだった。   卒業を発表して約一ヶ月の猶予期間、配信を欠かさずに観たわけではない。アーカイブあるし、また明日見ればいいし、曲作らないといけないし、練習あるし、眠いし、なんか気分じゃないし、そんな理由で見れる時に自分のペースで見ていた。少し後悔している。   彼女がちゃんと一つ一つ、最後まで残そうとしてくれているその場に行くことが数少ない出来ることの一つだったようにも思えた。コメントだってほとんどしたことない。でもそれでもいいと言ってくれる彼女に、余計罪悪感が募った。   最後だし、コメントしようかなと悩んで「ありがとう」とだけ送った。高速でコメントが消えていく。 涙ながらに歌う彼女へのエールと感謝の気持ちが飛び交っている。知らない間に涙が溢れていた。 それは寂しさではなく、当たり前の日々をくれた彼女に対して感謝が溢れるように流れたものだった。   ライブが終わった。派手なセットがあった画面だとは思えないほどさっぱりとしているYouTubeは真っ暗な画面と、配信は終了しました。という文字を映していた。   ティッシュで涙を拭っていると、ディレクターに、「何、画面観て泣いてるの。面白いなあ」と冗談を言うように笑われた。 もう21時を少し回っていて、レコーディングのメンバーが到着していたので、挨拶に向かう。初めましての方もいたのでしゃんとしなきゃなあと心のネクタイを結び直す。 準備されていた皆さんに声をかけると朗らかで、挨拶と共にもらえた「曲めちゃくちゃいいですね」という言葉に少し安心する。隣からディレクターが、「さっき、Sanoの推しが卒業しちゃったみたいで、画面眺めて泣いてたんですよ~もうレコーディングだって言うのに困っちゃいます」と場を和まそうと話をし始めた。 するとすぐにドラムを叩いてくださった吉田雄介さんが、「えっもしかしてあの人ですか」と返してくれた。 同じく推しがいるらしく、和やかに好きを語ってくれた吉田さんは次に「大丈夫ですか」という言葉をくれた。 胸にグサッとその言葉が残った。   少し談笑をしてからブースを離れたが、吉田さんの「大丈夫ですか」という何気ない一言が胸に漂い続けていた。それは久しくされていなかった自分の好きを誰かに大事にしてもらえた瞬間のようだった。   永らく、こういう趣味は誰かと分かち合うものではないからと笑われても、馬鹿にされても、気持ち悪がられても仕方ないと蓋をしていた。そうやって怯えて殻にこもってしまっていた。同類を見つけても、趣味が違うからとかそんなことで否定されることを恐れては避けてきたツケだとも思っていた。   でもこうして、「画面越しでも大事を失くすことが大丈夫じゃないことに気づいてくれる人がいる」。そんなことに気づかせてもらえた。きっかけをくれた吉田さんや、今まで見ないふりをしてきた人達もそういう気づきをたくさんくれていた。それに気づけなかったことが悔しくて、あったかくてまた少し泣いた。   推しのおかげで久しぶりに人の優しさに気づけた。最後の最後まで貰いっぱなしだった。   すごく素敵な憧れる人でね、卒業配信も素敵だったんだよ。とディレクターに伝えた。誰かに伝えたかった。 それが僕にできる精一杯だった。   明日になれば、過去のアーカイブを眺めながらまた味のしない飯を流し込むのだろう。僕には他にも推しがいる。他で事足りていってしまうのかもしれない。 でもこの気づきを思い出すたびに大切なものとして引っ張り出すと思う。 沢山の愛に包まれて前へ進んだ彼女のように、誰かの光と成れるように僕も駆け抜けたい。そんなきっとをずっと願っていた。 始まりの曲だけど、夢を諦めた人の歌でもある曲を録りながら思った。そして自分も彼女のように誰かの心に宿り続けるものをと、描き切りたいと、そんなことを思うのだった。 <Sano ibuki> ◆紹介曲「 きっと ずっと 」 作詞:Sano ibuki 作曲:Sano ibuki   ◆3rd Full Album『BUBBLE』 2024年11月27日発売

    2024/11/20

  • Charisma.com
    エライ40
    エライ40

    Charisma.com

    エライ40

     2024年11月20日に“Charisma.com”がニューアルバム『ERROR40』をリリース! “異常なポップス集”と称された今作には、今年隔月でリリースされてきたシングルと新曲を合わせた全12曲が収録。参加アーティストには弓木英梨乃、MIDICRONICA、ポチョムキン(餓鬼レンジャー)、屋良朝幸らが名を連ねております。    さて、今日のうたではそんな“Charisma.com”のいつかによる歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回は第1弾です。日常の違和感を歌い続けてきた自身が、今作を完成させて気づいたこととは…。ぜひ今作と併せて、エッセイをお楽しみください! ごきげんよう。 不毛のリリシスト、Charisma.com いつか です。   日常の違和感を歌い続けて約10年。 「言ってることが10年前と変わってなくね?」 そう気付いたのは、 最新アルバム【ERROR40】が完成したからです。     あの頃は思い込んでおりました。 「この違和感は歌になったから、自分の中でちゃんと昇華された。」 そして疑わなかった。「私は日々成長している。」と。   大人になったら、“当たり前に出来ること”が増えて、 余裕が生まれて、ネクストレベルの違和感が生まれている。 私の人生は、絶えず前へ前へと進んでいる。と。   しかしながら、実際はこちら。 あの時と同じ場所に同じ違和感を抱き、 今も尚、眉間にやや皺を寄せています。 そのくせ流れた月日の分だけ見慣れて、フレッシュさが減り、 なんだか少し物足りないワガママも発動。     私は止まったのかい?     同じ場所をぐるぐるしているのでしょうか。 時を経て、退化してる様にすら思えます。   このアルバムは大きな発見になりました。   私は常に、自分の中で生まれる違和感、“エラー”に対峙して、【ちゃんと】、【しっかり】、【冷静に】、あろうとしてきた気がします。 でも、それこそ本来、私の中にないものなのかもしれない。 立派に大人であろうとすることが、真のエラーなのかもしれない。 今は、そんな風に思える気もします。   そして、忘れてはいけないこと。       そもそも10年前もとっくに大人だった。       更に、私くらいポジティバーになってくると、 これに胸を張って『自分らしさ』と名付けます。   今、私は、明日の自分に言いたい。         「少し黙りな?」     <Charisma.com いつか>   ◆ニューアルバム『ERROR40』 2024年11月20日発売   <収録曲> 01. スーパースター 02. ローガイズ feat.弓木英梨乃 ver.ERROR 03. メンタルワープ 04. Shut up feat.shimimins 05. BKLV feat.屋良朝幸 06. fmfm feat.松嶋初音 ver.ERROR 07. 変身 feat.MIDICRONICA 08. Bon Clap feat.ポチョムキン(餓鬼レンジャー) 09. 星空フィーリング feat.Riyo Kurose 10. アラフォーマジック 11. powerful complex 12. カンブリアダンス ver.ERROR

    2024/11/19

  • SPYAIR
    青さを抱きしめながら一歩ずつ進む
    青さを抱きしめながら一歩ずつ進む

    SPYAIR

    青さを抱きしめながら一歩ずつ進む

     2024年10月30日に“SPYAIR”がニューシングル「青」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『青のミブロ』のSPYAIRが手掛けるオープニングテーマ。誰しもが通る青い時代を渡って、大人になっていく変化や決意が込められた楽曲となっております。さらに、カップリングには「ジャパ二ケーション (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5)」と「ROCKIN’ OUT (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5)」が収録!    さて、今日のうたではそんな“SPYAIR”のMOMIKEN(Ba.)による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回は第1弾です。綴っていただいたのは、今作のタイトル曲「 青 」にまつわるお話。デモを聴いたとき、最初に降りてきたフレーズ。青という色で広がる様々なイメージ。そして曲に込めた想い…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください! SPYAIRのMOMIKENです。普段は歌詞以外の言葉をなかなか文字に起こすことはないので、こういう機会をもらえてワクワクしています。とはいえ、そんな自分がいきなり上手に文章をつらつらと書けるわけでもないのでお手柔らかに読んでいただければと思います笑。   今回は先日リリースした新曲「青」について話していこうと思います。   この曲は年初にUZから曲のデモを受け取って、一聴した瞬間にサビの<青く 青く 澄んだ>という言葉が降りてきました。普段はあまりそういう事は無いのですが、今回はTVアニメ『青のミブロ』への書き下ろしという事で、書き始める前からある程度イメージしていたものがふっと言葉として降りてきたのかもしれません。   青という色は、若さや未熟さだけでなく、成長の可能性や新たな始まりの象徴でもあると思います。自分たちが経験を積む中での不安や葛藤、そして希望は、まるで青い深淵の海や大きく広がる青い空のように、無限の可能性を感じさせてくれます。   サビのワンフレーズが降りてきた瞬間、この「青」という曲では、若さからの成長を描きたいと思いました。はじめは何もわからず戸惑い、悩む日々が続くけれど、時間と共に自分が本当に大切にしたいものや目指すべきものが見えてくる。若さの中にある未完成の部分、まだ形が定まらない自分の色が、次第に深みを増していく過程を表現しています。   青の色は、鮮やかなライトブルーから深いネイビーまでさまざまなトーンがありますが、これが成長を象徴しているようにも感じます。明るい青が持つ希望や夢、暗い青が表す重みや責任感、どちらも成長に必要な色合いです。挑戦とともに変化する自分に気づき、若さの中で得た青さを抱きしめながら一歩ずつ進む。その過程が、この曲「青」に込められた思いです。   余談ですが、自分が高校生の時に『青のミブロ』の原作者、安田剛士先生の作品で『Over Drive』という自転車の漫画を読んでいました。20年以上も前の話です笑。   20年以上も前の事ですが、10代の青い時代というのは昨日の事のように思い出せます。歌詞を書こうと机に向かった時にそんな日々をふと思い出し、懐かしみながらも、一読者だった自分が今こうして先生の作品に携われているという事実が誇らしく思えて、いつも以上に歌詞制作に集中することができました。   ここまでで色んなものが混ざった自分の青ですが、今の色合いは気に入っています。これからもそう言い続けられるように歩みたいなとも。   さて、いかがでしたでしょうか? なんだか取り留めなくなってしまった気もしますが笑。次回は今年、SPYAIRの活動に転機をくれた楽曲「オレンジ」について話していきます。お楽しみに。   <SPYAIR・MOMIKEN> ◆紹介曲「 青 」 作詞:MOMIKEN 作曲:UZ  ◆ニューシングル「青」 2024年10月30日発売   <収録曲> 青 ジャパ二ケーション (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5) ROCKIN’ OUT (Live at EX THEATER ROPPONGI 2024.5.5) 青 (Anime Size) ※期間生産限定盤のみ収録 青 (Instrumental)

    2024/11/18

  • ジ・エンプティ
    無理にナイフを仕舞うのは正義とは言えない。
    無理にナイフを仕舞うのは正義とは言えない。

    ジ・エンプティ

    無理にナイフを仕舞うのは正義とは言えない。

     2024年10月30日に“ジ・エンプティ”が2nd EP『革命e.p.』をリリースしました。精力的に活動を続けている彼らの最新作は、ジ・エンプティらしさあふれる全4曲が収録。また、リリースに伴い、全国ツアー『革命ツアー2024』が開催。11月8日(金) の千葉・千葉LOOKを皮切りに、ファイナルの12月18日(金) 福岡・福岡BEAT STATIONまで全国12カ所で行われます。    さて、今日のうたではそんな“ジ・エンプティ”のトクナガシンノスケ(Gt.)による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、今作『革命 e.p.』にまつわるお話です。最近のちょっと変わった作曲法について。そしてタイトル曲「 革命 」に込めた想いについて。ぜひ今作と併せて、エッセイをお楽しみください。 怒られかねないので予防線を張った上で言います。 元より随筆じみたことは嫌いではなかったので、今回エッセイのお話をいただいた際は快く受け入れましたが、筆がなかなか進まないと言う事態。 普段ブログサイトみたいなやつに非常に適当自堕落文章を綴らせていただいているのですが、今回はあまり下手なことも言えないなあと。 いやブログでも特に下手なことを垂れているつもりはありませんが。   なかなか話す機会のない作曲論みたいな所に触れながら『革命 e.p.』にも触れようかなと。思うわけで、ええ。あります。頑張ります。 中高英語の教員免許持ってるんでね、文才くらいないといけませんからね。ないですけど。そして免許を行使する日が来なけりゃいいですけど。世のために。 それでは作曲論を語っていきます。ドヤ顔で。   弾き語りからだったり、モチーフ曲を元にだったり、鼻歌だったり、時期によって全く違うのですが、最近は遠征の増加に伴って長距離運転が増えましたのでそれを利用し、運転しながら聞いていた曲に勝手に違うサビをつけるとかしてメロディ作っています。まじ変。   例えば、これ言っちゃっていいのか分かんないですけど、去年出した『神様からの贈り物 e.p.』に収録されてるー、みんながよく飛ぶー、方々にいいね!って言ってもらえるー、ライブ映えするー、で有名な「 さよなら涙 」に関しては、銀杏BOYZの「漂流教室」に勝手にCメロ的なものを、いやここは晋之佑の頭文字を取っちゃってSメロとかにしときましょうか。折角親が命名してくれたので。銀杏の曲に身勝手すぎるSメロ(笑)を勝手に付けて、「さよなら涙」のサビメロが生まれたりとか。決してパクリでもないですからね。   何事もなるべく予防線を多く張った上で堂々と公言していきたいです。 とまあ作曲法に関しちゃ全然理論的ではないですがそんな感じで最近作ってます! その後は培った音楽理論を行使してます!道を踏み外さないように程度ですが! そして、今回リリースする「 革命 」は2年前に作ったので経緯は覚えてないです!今までなんの話やったんていう話ですが。   「革命」を書いた当初の記憶を掘り返した結果分かったのは、「革命」とは“大人の認知に対する歪みはギターのディストーションに変えていけ!”という曲だっちゅーわけです。 思ったより優しい曲になった印象ですが。 エンプティらしいですね。 大人!というのは特定の誰とかではなくて、大人に対するヘイトの塊ソングという訳でもなくて、ただ、あなたが持つ大人への或いや、誰かへの反逆心だったり蟠りだったりストレスだったりの一見ネガティブな気持ちは、決してマイナスばかりではないんだよと言いたい訳です。   ナイフを持つことが正義とは言いませんが、無理にナイフを仕舞うのは正義とは言えないと言いますか、もう皆さんは利口なので分かりますね。 詰まる所、俺の作曲は適当でありある種、「適当」なのです!すみません薄くて。   <ジ・エンプティ トクナガシンノスケ(Gt)> ◆紹介曲「 革命 」 作詞:トクナガシンノスケ 作曲:トクナガシンノスケ ◆2nd EP『革命e.p.』 2024年10月30日発売   <収録曲> 1. 革命 2. 笑っておくれよ 3. 連れ出してやるぜ今夜 4. 銀河高速に乗って

    2024/11/15

  • さとうもか
    恋ってやっぱすんごいな
    恋ってやっぱすんごいな

    さとうもか

    恋ってやっぱすんごいな

     2024年10月30日に“さとうもか”がニューアルバム『ERA』をリリースしました。「時代」を意味する『ERA』と名付けられた今作には、今年30才になったさとうもか自身が今感じている葛藤や心境の変化が詰め込まれております。NHK岡山放送局の夕方のニュース番組『mogitate!』エンディングテーマとなった「Peach Perfect」をはじめとした全14曲が収録。    さて、今日のうたでは“さとうもか”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!最終回は、収録曲「 No message 」にまつわるお話です。みんなからやめたほうがいいと言われても、不安を自覚していても、別れを選べない。選ばない。そんなあなたへ。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 恋愛にはニ種類あると思う。 一つは安心できて刺激の少ない恋愛。 もう一つは不安になるけど刺激的な恋愛。   万が一、後者を選んでしまうと、小さな優しさがものすごい光に見えてくるから危険だ。 同じ光でも、お昼のイルミネーションより夜のイルミネーションの方がどうしても感動度合いが変わってくるみたいなものだと思う。   でも人は馬鹿じゃないから、自分がそういう状況にいることもなんとなくは分かる。 だからこそ必死に小さな優しさを探して、一緒に居ても平気な理由を集めるのだ。そうじゃなきゃ、終わる理由に心が埋め尽くされてしまうから。   今回、書きたいのは「No massage」という曲について。 この曲は、主人公が恋の甘い感覚から苦味を知っていく瞬間を描いた楽曲だ。   いつの話だか忘れたけど、いつも恋人についての悩みを話す友人が、恋人に手を引かれながら駅のホームを歩いている瞬間を見たことがある。 やっぱり相談を受ける身としては友人にはどんな時も出来るだけ幸せでいてほしいと思う。 そんなに悩んでいるなら一緒に居ない方がいいんじゃないかな、でもきっとそうじゃないから難しいんだよな~。なんてことをぼんやり思っていたけれど、駅のホームで見かけた彼女は今まで見たことないような笑顔だった。 まるでマリオの無敵モードになってるように見えて、別れを選ばない理由がすぐに分かった。そして、恋ってやっぱすんごいなと思ったことを覚えている。   きっと側からみたら心配になるような恋愛でも、当の二人の間にしか分からない感情や思い出、空気とかそういうものがたくさんあって、簡単に他人の「別れちゃえばいいじゃん」の一言では片付けられない想いがあるんだと思う。   私は恋をしても揺るがない芯の強い人に憧れる。でも恋をしていっぱい変わっていくのも人間らしいし豊かなことだなとも思う。 どんなことでも、きっとそれでしか知ることができない感情がこの世にはたくさんある。 だから不安な恋愛をしていたとしても、それはそれで存分に味わうべきなのかもしれない。   でもどうかできる限りはハッピーでいてほしい。みなさま。 それではお聴きください、さとうもかで「No massage」。   <さとうもか> ◆紹介曲「 No message 」 作詞:さとうもか 作曲:さとうもか  ◆ニューアルバム『ERA』 2024年10月30日発売 <収録曲> 01. 生活は大変 02. りとる革命 03. Everyday 04. チェーン・オブ・ユース 05. No massage 06. Dear stranger 07. Misty blue 08. 未完の小説 09. Peach Perfect 10. ネオン 11. オーロラ 12. 旅 13. ERA 14. 予定   

    2024/11/14

  • Anonymouz
    紛れもなく純愛で、誰にも奪えない恋のはずだった。
    紛れもなく純愛で、誰にも奪えない恋のはずだった。

    Anonymouz

    紛れもなく純愛で、誰にも奪えない恋のはずだった。

     2024年10月23日に“Anonymouz”が新曲「ふたりじめ」をリリースしました。同曲は、日本テレビ系火曜プラチナイト ドラマDEEP『3年C組は不倫してます。』主題歌。MVを手掛けたのは、大久保拓朗監督。ティーンエイジャーカップルの逃避行劇を中心に、Anonymouzは2人の物語をなぞるストーリーテラーとして出演。楽曲の切なく苦しい世界観が表現されております。    さて、今日のうたではそんな“Anonymouz”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 ふたりじめ 」にまつわるお話です。主題歌を書き下ろすにあたり、ドラマDEEP『3年C組は不倫してます。』の台本を読んでみたとき、意外だった焦点の当て方。そして、大切にした想いは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 すっきりしすぎた目覚めに違和感を覚えて時計を見たら寝坊。慌てて飛び起きて、準備したけど前髪が言うことを聞かなくて、鏡に映るヘアアイロンにイラついた。 イヤホンを忘れて、楽しみにしていた大好きなバンドの新譜も聴けてないし、低気圧で頭まで痛い。 「最悪…」と何度も心の中で呟きながら始まった1日だった。   でも最近、私には、会うだけで心が晴れて、ドラマのヒロインにでもなった気分にさせてくれる特別な存在ができた。   彼と2人で歩く学校からの帰り道。 気づけば自分の話をよくしてくれるようになった。 友達とのこと、週末の出来事、親とした喧嘩の話。 今日は、さりげなく遠回りまでしてくれて、いつも以上に距離が縮まった気がした。 朝からずっと気にしてる前髪を、つい何度もいじってしまう私に、変わらない笑顔で「また明日」と言ってくれた。 見事に私の憂鬱をひっくり返して「最悪」を「最高」にしてしまう。   そんなシンプルで純粋な恋の始まりに「ふたりじめ」の主人公も胸が躍っていたはずだ。 紛れもなく純愛で、誰にも奪えない恋のはずだった。   日テレ系ドラマDEEP『3年C組は不倫してます。』という作品へ書き下ろした「ふたりじめ」は、私が描いてきた恋愛曲の中で一番真っ直ぐで孤独だと思っている。   高校生同士の不倫を中心に、登場人物それぞれの葛藤を描いているこのドラマ。泥沼な展開が待ち受けていると予想して台本を読んでみると、意外にも焦点は高校生たちの純愛に当たっていた。   「不倫は最低」。その点は揺るがないけど、人間らしい感情を無視しないこの作品がとても素敵で、飾らない楽曲を作りたいと思った。   普段生きていて、人は他人の感情論に厳しいと度々感じる。 ネット上は特に容赦ないけど、実はいつもそばにいてくれる人も思っているほど同情してくれない。 特にルールや常識を破るような行動は簡単に軽蔑されてしまうから寂しい。   だからこそ、誰から見ても避けるべき恋に落ちてしまった人の孤独に寄り添える楽曲を作りたかった。   誰にも理解されなくていい。あなたにさえ伝わればいい。 そんな想いで「ふたりじめ」というタイトルをつけました。   優しく強く、なんならその恋への情熱を後押しするほどロマンチックな楽曲になっていて、とても気に入っています。 ぜひ、聴いてみてください。   あなたの苦しい恋が、後悔に染まらず、輝きますように。   <Anonymouz> ◆紹介曲「 ふたりじめ 」 作詞:Anonymouz 作曲:Anonymouz・Hayato Yamamoto 

    2024/11/13

  • Penthouse
    やりたいことと求められるもの、両方を叶える新しい歌詞。
    やりたいことと求められるもの、両方を叶える新しい歌詞。

    Penthouse

    やりたいことと求められるもの、両方を叶える新しい歌詞。

     2024年11月6日に“Penthouse”が2nd Album『Laundry』をリリースしました。今作には、1st Album『Balcony』以降にリリースした配信シングル6曲に加え、新曲4曲を含む全10曲収録が収録されております。Penthouseのルーツの幅広さを感じさせる、満足感ある2nd Album『Laundry』、ぜひご期待ください!    さて、今日のうたではそんな“Penthouse”の浪岡真太郎による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、収録曲「 Taxi to the Moon 」にまつわるお話です。作曲家を悩ませる、英語詞と日本語詞の大きな違い。やりたいことと、求められるもの、両方を叶えるため時間をかけた工夫とは…。 洋楽が好きな作曲家なら誰しも悩んだことがあると思う。英語で歌ったらかっこいいメロディなのに、日本語にした瞬間、台無しになる現象。洋楽育ちの僕も例に漏れず、高校生で作曲を始めてから長年この現象に悩まされてきた。   英語詞と日本語詞の大きな違いは「無声音」にある。「s」や「k」のような、声帯を振動させずに発音する子音は、歌の中で弱音として機能し、リズムにうねりを加えてくれる重要な要素だ。だが、実は無声音は日本語でも時折みられる。   実際に喉に手を当てながら発音してみて欲しいのだが、例えば「明日」の「し」。「sh」の時に声帯は震えていない。こういった日本語のバグのような要素を拾い集め、英語的なメロディと日本語歌詞を両立させたのが新曲「 Taxi to the Moon 」だ。   それだけではない。この曲、実はサビの日本語詞が、そのまま英語詞としても機能するダブルミーニングになっている。例えば、<託していく身 to the ギャラクシー>は“Taxi, take me to the galaxy”、<天の上 to the Moon>は“I'm on the way to the Moon”のように、サビの全編が日本語詞であり、同時に英語詞でもある。   作詞にはかなり時間がかかったが、自分のやりたいこととみんなが求めているものの両方を叶える新しい歌詞の方向性に、僕自身とても期待している。   <Penthouse / 浪岡真太郎> ◆紹介曲「 Taxi to the Moon 」 作詞:浪岡真太郎 作曲:浪岡真太郎  ◆2nd Album『Laundry』 2024年11月6日発売 1 Taxi to the Moon 2 我愛ニー 3 夏に願いを 4 Raise Your Hands Up 5 フライデーズハイ 6 花束のような人生を君に 7 一難 8 Kitchen feat. 9m88 9 アイデンティファイ 10 Whiskey And Coke

    2024/11/12

  • クジラ夜の街
    界隈について
    界隈について

    クジラ夜の街

    界隈について

     2024年11月6日に“クジラ夜の街”が、メジャー2ndフル・アルバム『恋、それは電影』をリリースしました。今作には、映画『この動画は再生できません THE MOVIE』挿入歌の「Saisei」や、崎山蒼志とのコラボ共作「劇情」などを含む全12曲が収録されております。    さて、今日のうたでは“クジラ夜の街”の宮崎一晴による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、収録曲「 ホットドッグ・プラネッタ 」にも通ずるお話です。現代の音楽の楽しみ方とは、音楽への向き合い方とは、考えてみたとき自身が今思うことは…。 「影響を受けたCD」のジャケットを何十枚も並べてSNS載っけてみたり ロックフェスに出るアイドルをコケにしたり おすすめの若手バンドを紹介するYouTuberを冷笑したり 流行りのポップスをあえてディスってみたり ライブ鑑賞直後、余韻そっちのけで、セトリとレポ書いて投下したり 他人のプレイリストを密かに値踏みして比べっこしてみたり 音楽をファッションとして、自己顕示欲を満たしたり 逆にそれを馬鹿にすることで悦に入ってみたり   ジャンルマウント、冷笑合戦、ロック論争、みたいなもので入り乱れ。 いつの世もそうなんだと思いますが 今は更に、若いリスナーたちの、音楽を巡る“カオス”が極まってきてるなーと思います。   「何を聴くか」ではなく 「何を聴いてる自分を承認してもらうか」 というポーズを取るファンに向けて あるバンドマンは 「自分の好きな物を好きでいろ」 「誰にも指図される筋合いはない」 「他人の意見に縛られるな」 と警鐘を鳴らしたりもしていますが   この情報社会で、誰の目も気にせず自分だけのブームを自分だけのペースで愉しむのはどうやら難しいようで 音楽という 形のない、正解のない、感性だけを信じるしかないモノを前にして 人は人と繋がらずにはいられない、ぽいのです。 分かち合わずにはいられない、ぽい。   誰かに認められて初めて 自分の「好き」を自覚する 割と多くの人がそんな感じ。 ライブでもそう。 周りの人がサビで手を上げたから、手を上げて、間奏入ったら、手を下ろす、みたいな。   さて こういう状況、に対し、俺も 今まではなんとなく 間違ってる、とか もっと自由に音楽を楽しむべき、とか 自立しろよ、とか 自信持てよ、とか 適当にポコポコ思ってたんですが よくよく、よくよく考えてみたら       別にマジで なんでも良いじゃん       と、なりました。 本当になんでも良かった。 そもそも、音楽との向き合い方についてアレコレ説教できるほど偉くないし。 でもって仮に、自分が権威ある大物アーティストだったとしても リスナーたちに向けて 「もっと自由に音楽を楽しめ」なんて、とてもじゃないけど言えないなって思います。   だって我々はすでに、圧倒的に自由だ。   何したって良い。 どんなふうに向き合っても。 音楽=ファッションだろうが 音楽=ステータスだろうが 音楽=人と繋がる手段だろうが 全てはそれぞれが勝手に決めること。 勝手に決めていいこと。   誰にも咎められない。   曲の聴き方だって問わない。 倍速で聴きたいならそれで良いし。 15秒尺永遠にリピるのが気持ちよければそれで良い。 あなたの生活を彩るためのBGMにしてもらっても良いし。 可愛く踊りをおどるためのツールでも良い。 そんでそれを巡ってまた対立や論争が起こったって良い。 各々の美学をぶつけ合えば良い。   どんな風に音楽を楽しむのも、全権はあなたの手中にある。 だから 「自由に音楽を楽しむために」なんて言って全員一律整えてく方が、よっぽど不自由。 今のこのカオスが一番健全なんです。 この状況こそが、自由。 その上で俺は 例えばこういう風に聴くと良いよとか ライブはこうすると楽しいよとか 参考程度にお伝えする。 従っても従わなくても良い。 今後、そういう風に、この界隈と向き合っていこうかなと、なんとなく思い直したわけです。   「ホットドッグ・プラネッタ」って曲は こういう目まぐるしい環境にて 自分の「好き」を見失ってしまう人の気持ちを歌いました。 この曲においてはそのテーマが“バンド”ですが 好きだったモノがだんだんと、わからなくなってしまう気持ち、全体のことを歌っています。   正解はないので、聴いてみてください。 強いてひとつ言うなら これはサウンドや場面設定に反して 全くファンタジーな歌ではありません。   < クジラ夜の街・ 宮崎一晴> ◆紹介曲「 ホットドッグ・プラネッタ 」 作詞:宮崎一晴 作曲:宮崎一晴  ◆メジャー2ndフル・アルバム『恋、それは電影』 2024年11月6日発売 配信リンク: https://qujilayolu.lnk.to/sothisisloving <収録曲> 1. SHUJINKO 2. きみは電影 (Prelude) 3. ホットドッグ・プラネッタ 4. 雨の魔女 5. 失恋喫茶 6. 劇情 7. 星に願わない 8. End Roll 9. 出戻 (Interlude) 10. Saisei 11. それだけ 12. せいかつかん

    2024/11/11

  • ツチヤカレン
    知らない女の子と盛り上がって飲み明かした夜。
    知らない女の子と盛り上がって飲み明かした夜。

    ツチヤカレン

    知らない女の子と盛り上がって飲み明かした夜。

     2024年11月6日に“ツチヤカレン”が新曲「ガールズトーク」をリリースしました。自分と他人の恋愛観や経験を比較した時に誰もが感じる想いなどを“ガールズトーク”として描いた楽曲。これまでにないポップなアレンジが施されたキャッチーなサウンドとなっております。    さて、今日のうたではそんな“ツチヤカレン”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 ガールズトーク 」にまつわるお話です。ある夜、一緒に飲んだ女の子。お互いにまったく違う価値観だったのに、充実した時間を過ごせたのは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 わたしは一人でも外に飲みに出ることがあるのだけど、気づいたら知らない女の子と盛り上がって飲み明かした夜があった! 酔っ払うと記憶がざっくり無くなる体質なので、後半戦はほとんど覚えていないけれど、恋話からテンションが上がりとにかく楽しかった。   そのバーで仲良かった店員さんもやめてしまったと人から聞いて、多分もう行くことはないし、LINEも交換しなかったので今後もう会うこともないのだけど、あんまり気の知れてない人だからこそ、つい話しちゃったりすることもあるよな~なんて、時間が経った今わたしは思うのでした。   距離の近い人にはわざわざ言わないこととか、やっぱり仲が良くても気を使う部分があったりして、今後のことを考えると言えなくなってしまうこともあったりする。 「本人に言えばいいじゃん」なんて正論だけど、なかなかそうはできないこともあって。   だから、よく知らない優しい人に愚痴を聞いてもらったり相談乗ってもらったりすることが、リフレッシュになる夜もあるのだ。 わたしは、自分自身が正しいと思うやり方でハッピーな日を1日でも多く過ごせたらいいのだと、常に心に言い聞かせている。   そんな彼女とした恋話は、真逆なくらい理想が違ったのだけど、お互い“そういう考え方もあるよねー!”とか“その発想おもろ!”という下地があるから安心していろんな話ができた。   「類は友を呼ぶ」という言葉があって、その通りだなと思うこともある反面、全く違った価値観を認め合える関係性ってすばらしい!と、「ガールズトーク」という曲に閉じ込めました。   ガールズトークって基本「わかる~」の嵐な気がして、どこか孤独を感じる瞬間があったけど、違いをポップに会話できるのって最高だな~と思います。   最近のわたしは、あんまり外に前向きに出る気持ちが湧かず、部屋でNetflixばっかり見てるので、「こんななんもしないでいいのかなあ...」と焦ったりもするけど、今はそれが正しいハッピーの作り方なら、いいかなと思うようにしてます。笑 また、外に出たくなったら出て、新しい出会いに期待したりして、楽しい日々を送っていきたいですな! わたしの曲を聴いてくれているみんなにも幸あれー!   <ツチヤカレン> ◆紹介曲「 ガールズトーク 」 作詞:ツチヤカレン 作曲:ツチヤカレン

    2024/11/08

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