ドリカム、ミスチルからバトンを繋ぐ『NEWS ZERO』主題歌に注目!

宇多田ヒカル
ドリカム、ミスチルからバトンを繋ぐ『NEWS ZERO』主題歌に注目!
毎日の人知れぬ苦労や淋しみも無く ただ楽しいことばかりだったら 愛なんて知らずに済んだのにな 花束を君に贈ろう 言いたいこと 言いたいこと きっと山ほどあるけど 神様しか知らないまま 今日は贈ろう 涙色の花束を君に 「花束を君に」/宇多田ヒカル アーティスト活動を再開させた“宇多田ヒカル”の新曲「花束を君に」と「真夏の通り雨」が歌詞デイリーランキングの1位と2位に君臨しました!どちらも4月15日からダウンロード配信がスタート。デイリー首位の「花束を君に」は、現在放送中のNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』主題歌。高畑充希さんが主演を務めるこのドラマは“生活総合誌「暮しの手帖」の創業者である大橋鎮子、花森安治らの軌跡”がモチーフ。今週18日には、2話連続で放送され、どちらの回も平均視聴率20%越えと好調です! 一方で、「真夏の通り雨」は日テレの報道番組『NEWS ZERO』の新エンディングテーマ。同番組はこれまで、スガシカオ「春夏秋冬」、Chara「Call me」、福山雅治「道標」、氷室京介「IF YOU WANT」、絢香「ツヨク想う」といった楽曲が起用されてきました。そして、昨年3月まではドリカム「AGAIN」、今年4月まではミスチル「進化論」がエンディングテーマに。決して幸せなニュースばかりではない毎日の終わりには、一体どんなメロディーや歌詞が良いのか…。どの曲にもアーティストのそんな思いが込められております。 “ひとりで悩んだ時も 流されるしかなかった頃も その時やれる精一杯で越えてきたのを みんな知ってる 風には負けて 雨には泣いて 転んで起きて ここへ来たよね” 「AGAIN」/DREAMS COME TRUE “「強く望む」ことが世代を越えて いつしか形になるなら この命も無駄じゃない 空を飛び 海を渡り 僕らの夢はまだ膨らむ 誰も傷つけない 優しい夢を 素敵な夢を 君に引き継げるかな?” 「進化論」/Mr.Children 今日がどんなに苦しかったとしても、それでも、明日“もう一度”と踏ん張る強さを胸にベッドへ向かうエネルギーをくれる「AGAIN」。今の自分の“強い想い”を諦めなければ、それがいつしか世代を越えて繋がっていくかもしれないという希望の子守唄「進化論」。そんなドリカム、ミスチルからのバトンを2016年4月から繋いでいくのが宇多田ヒカルの「真夏の通り雨」なのです。 “今日私は一人じゃないし それなりに幸せで これでいいんだと言い聞かせてるけど 勝てぬ戦に息切らし あなたに身を焦がした日々 忘れちゃったら私じゃなくなる 教えて 正しいサヨナラの仕方を 誰かに手を伸ばし あなたに思い馳せる時 今あなたに聞きたいことがいっぱい 溢れて 溢れて” 「真夏の通り雨」/宇多田ヒカル きっと、この“あなた”は自分の人生の一部といえるほど大切な人。それでも“サヨナラ”はいつか唐突にやってきますよね。「真夏の通り雨」は、そんな別れのあとも続いてゆく、生きていかなければならない月日を歌ったナンバーです。日々巻き起こるたくさんの事件や災害、そこから生まれている数え切れない別れや悲しみ、孤独、傷。この曲は、ただただ、その涙に混じりながらそっと心に寄り添う雨のように、静かなフレーズで幕を閉じてゆきます…。 また、「真夏の通り雨」のミュージックビデオは、数々の日本の原風景を美しい映像に収めてきた“柘植泰人”が監督を務めました。こちらのビデオについて監督は、「何の前触れもなく過去の記憶がふっと蘇って心を持っていかれるさまをなんて言うんだろう。今回の楽曲を聞いてそんなことを思いました。断片的なイメージの中に、観る人それぞれの記憶が想起されるような映像を目指しました。」とコメント。是非、歌詞と共に映像もチェックしてみてください。復活した宇多田ヒカルの今後の活動にも注目です!