湯の町哀歌

池田輝郎

湯の町哀歌

作詞:関口義明
作曲:水森英夫
編曲:前田俊明
発売日:2011/01/01
この曲の表示回数:65,358回

湯の町哀歌
いで湯銀座の 銀の字が
ひと文字欠けた 灯(ひ)がともる
人のうわさの 細糸を
たぐり寄せれば その先の
きみは湯けむり かくれ花

酒にやつれた 横顔の
白さにつのる いとおしさ
今も住むのか この町に
寝ものがたりの つれづれに
夢が欲しいと 泣いた女(ひと)

橋のたもとで 名を呼べば
山鳥啼(な)いて 闇にとぶ
逢えば別れが 辛いから
ひとり帰ろう 濡れながら
きみの面影 背に捨てて

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