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魔法少女になり隊 ライヴレポート

【魔法少女になり隊 ライヴレポート】 『魔法少女になり隊 ワンマンツアー~まだ知らぬ勇者たちへ~』 2018年1月28日 at TSUTAYA O-EAST

2018年01月28日
@TSUTAYA O-EAST

魔法少女になり隊が1月28日、『魔法少女になり隊 ワンマンツアー~まだ知らぬ勇者たちへ~』の最終公演を渋谷TSUTAYA O-EASTにて開催した。“士別れて三日なれば刮目して相待すべし”とは『三国志』の呂蒙の言葉で、“日々鍛錬している者は三日も会わなければ見違えるほど変わっている”ということだが、この日の魔法少女になり隊がまさにそれで、全国各地をサーキットしてきた結果、確実にバンドはひと回りもふた回りも大きくなっていたと思う。メンバーがステージに上がった瞬間、それを直感した。各々の立ち居振る舞いが落ち着いて堂々としている。それまであったどこか牧歌的な雰囲気はこの日、皆無だった。

昨年12月からスタートした魔法少女になり隊初の全国ワンマンツアー、そのファイナル公演。彼女らの歩みをRPGになぞらえれば、何度目かの中ボス戦の中でもメインストーリーにかかわる重要な局面といったところだろうか。結論から言えば、それは“ましょ隊”の完勝、圧倒的な勝利に終わったと言える。オープニングナンバーは、これまでアンコールのラストで演奏されることが多く、《魔法少女になりたい!!》で場内がシンガロングに包まれる「冒険の書1」。会場のボルテージを一気にマックスにする、この選曲は大正解だったと思う。ショートMCを挟んでほとんどノンストップで駆け抜けたあとの中盤、ひと際大きな歓声で迎えられたのは明治(Gu)がメインヴォーカルを務める「ヒトリ サク ラジオ」。このメロウなミディアムチューンはアルバム『魔法少女になり隊~まだ知らぬ勇者たちへ~』で重要なフックとして機能していたが、それはライヴでも同様だった。良い意味でウイ・ビトン(Gu)のダイナミックなギタープレイとは完全に趣が異なる上、火寺バジル(Vo)が歌う「first star」とはまた別の緩急が加わることで、バンド自体のエンタテインメントのレベルが上がった感がある。

また、演出面では会場、特にステージが広くなったことで彼女たちは大きなアドバンテージを得たとも思う。gari(VJ&Vo)が手掛ける映像がメンバーのバックに映し出されるのも“ましょ隊”のライヴの特徴だが、天井が高いとメンバーの影が映像を変に邪魔することもない。そればかりか、その影がスクリーンに映えて、決めポーズのシルエットも見事に映える。断言する。魔法少女になり隊には大きな舞台が似合う。もっともっと大きな会場で彼女たちの冒険を見てみたいものだ。

撮影:yusuke satou/取材:帆苅智之

魔法少女になり隊

マホウショウジョニナリタイ:2014年結成。火寺バジルが魔女にかけられた呪いをとくために歌という魔法を使って冒険している、ラウドでポップでファンタジーなRPG系バンド。14年8月、ロッキング・オンが主催するオーディション『RO69JACK 2014』で優勝。15年には各地の新人イベントや夏フェス、サーキットイベントに出演。16年9月、シングル「KI-RA-RI」でメジャーという新たなステージへ!