“秦基博”デビュー満10周年の11月8日に、配信限定ミニアルバム『秦 基博と映画主題歌』の配信がスタートした。『秦 基博と映画主題歌』には、この10年間で秦が手掛けてきた珠玉の映画主題歌6曲が収録されている。
『STAND BY ME ドラえもん』主題歌で国民的スタンダード曲となった「ひまわりの約束」、『君の名は。』が大ヒット中の新海誠監督作品『言の葉の庭』主題歌で再注目を集めている名曲「Rain」、さらに松山ケンイチ主演で第29回東京国際映画祭公式クロージング作品に選出されたこの秋一番の話題映画『聖の青春』主題歌「終わりのない空」など、“秦 基博の映画主題歌は名曲揃い”という事を再認識させてくれる内容となっている。
新海誠監督は「映画制作はロジックである。物語も映像も、観客の心を動かすために僕たちは徹底して理屈立てて構築していく。でも、ロジックなんかを飛び越える瞬間も映画には必要で、観客はそこにこそ感動したりする。そのための巨大な力が、秦 基博の映画主題歌だと思う。『言の葉の庭』の主題歌『Rain』は、「言葉にできず」という「言葉」から始まる。秦さんの声はいつだって、言葉にできない言葉――理屈を超えた感情たちを、彼にしかできないやり方で僕たちに運んでくれるのだ。デビュー10周年、本当におめでとうございます。」とコメントを寄せている。
また、ニューシングル「70億のピース」の世界配信もスタート。あわせて、同曲の<リリック・ビデオ〜世界バージョン〜>がYouTube / AUGUSTA CHANNELにて公開された。「世界をひとつのパズルに例え、人と人との結びつきだったり、その中で皆が誰かと関わり合いながらどうやって生きているかを考えて作った曲」との秦の平和への想いを受け、企画されたもの。<かたちの違う僕らは/ひとつに今なれなくても/でも互いが離れないよう寄り添えるんだ>と歌われる同曲のメッセージを、世界中の一人でも多くの誰かと共有できたら、という願いが込められている。
現在全国6都市7公演、合計7万人を動員する10周年記念アリーナツアー「HATA MOTOHIRO 10th Anniversary ARENA TOUR “All The Pieces”」を開催中の秦 基博。来年5月には初の横浜スタジアムLIVEも決定するなど、今後の10周年アニバーサリー企画にも注目したい。