SNS上にはファンの驚きと喚起の声が溢れかえった。これまで"トリセツ"や"Best Friend"など数々のヒット曲がすでにサブスク配信されているので、全曲解禁という言葉には違和感を覚えるかもしれない。しかし、これまで配信されていたのは、シングル表題曲とアルバムリード曲とベストアルバム収録曲のみで、西野カナの全楽曲181曲のうち、半数以上を占めるアルバム曲やカップリング、ベストアルバムの新録曲など全106曲は配信されていなかったのだ。
さらに今回の全曲解禁を記念して、"恋する気持ちをもう一度"というキャッチコピーのもと、ファンに人気の「恋する気持ち」MVフルが公開された。「恋する気持ち」は5thアルバム『with LOVE』のリード曲で、当時20万人を動員したアリーナツアー「with LOVE tour」のオープニングを華々しく飾った曲で、ファンにとっては思い出深い曲であり、フルサイズのMVが見られることに沢山の喜びの声が上がっている。
今回の解禁により、オリジナルアルバムを通して聴けるようになるというのが一番のインパクトだ。
西野カナ自身が、"日常に寄り添う音楽"を目指してきたという7枚のオリジナルアルバムは、その時代の恋愛や友達との思い出、卒業・入学・就職など人生の節目などを想い起させてくれることだろう。
また、西野カナのアルバム曲やカップリング曲は、その音楽性の幅広さに定評があり、時にラップをしたり、激しくダンスをする楽曲があったり、フレンチPOPSやレゲエなど、テレビで歌う恋愛ソングの西野カナのイメージとは異なる楽曲もオリジナルアルバムには溢れている。
これまでシングル表題曲しか聴いてこなかった人にもぜひこの機会に、様々な楽曲を聴いてみてほしい。
ニュース提供:ソニー・ミュージックレーベルズ