鼓動の夏

夏の日差しが照りかえす道で 見覚えのある横顔見つけた
夢中で後を追いかけて歩道橋上る
思い切って声にした名前 驚いた顔 私と目があう
この偶然をどうやって受け止めていいの

左の薬指 確認した後で
恥ずかしいほど ホッとしてる私は…

あぁ ドキドキ波打つ鼓動 「元気だった?」と私に聞く 懐かしい声に
あぁ 抑えきれない衝動 前より大人びた顔をまっすぐ見つめられない

「綺麗になった」そう言われたくて 乱れた髪をあわててなおした
ノースリーブの奥に芽生えた夏の予感

滴り落ちる汗 背中をつたっていく
甘い誘いを 期待してる私は…

あぁ ドキドキ波打つ鼓動 あなたに聞こえそうで 他愛無い話しても
あぁ ごまかしきれない衝動
惹かれあうこの運命のタイミングに抱かれたい

この数時間だけでも 一緒に夢みたいよ

あぁ ドキドキ波打つ鼓動 人波から私をそっとかばうような仕草に
あぁ 抑えきれない衝動 惹かれあうこの運命のタイミングに抱かれたい

私のからだを あなたはまだ覚えているのかな
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