今年の夏を
“あの歌詞のあの場所”で楽しもう…!
 歌ネットのマスコットキャラクター・ココロくんと一緒に、歌詞に書かれている様々な名スポットをめぐり、みなさまにご紹介してきた【歌詞旅】特集。2017年秋には『TOKYO編』を。2018年春には『関東編』をお届けいたしましたが、この度、2019年夏『SUMMER編』を実施いたしました…!さらに併せて、歌ネットの公式Instagramも運営スタート!

 これまでどおり、歌詞に登場する名スポットをご紹介する“#歌詞旅”はもちろん。今回は、歌詞に描かれているシチュエーションを再現する“#歌詞再現”にも挑戦。夏といえば海、花火、かき氷、etc…。みなさんも、あの歌詞のあの場所で、あの歌詞のあのシチュエーションで、今夏を楽しんでみてください。

サザンオールスターズ

エボシ岩が遠くに見える
涙あふれてかすんでる
心から好きだよ ピーナッツ
抱きしめたい
浜辺の天使を見つけたのさ
浜辺の天使を見つけたのさ

 
茅ヶ崎のエボシ岩
サザンと言えば、茅ヶ崎。茅ヶ崎と言えば、サザンビーチ。サザンビーチと言えば、茅ヶ崎サザンCのシンボル。その“C”の中心、遠くに見えるのが<エボシ岩(烏帽子岩)>です。 この歌の他にも<エボシ岩>は「夜風のオン・ザ・ビーチ」や「希望の轍」や「HOTEL PACIFIC」といったサザン楽曲にも登場。尚、茅ヶ崎サザンCのシンボルはサザンオールスターズのシングル『I AM YOUR SINGER』のジャケット写真になっていることでも有名です。さらに、Cの右側に人が立つとCの切れ目が繋がって円(縁)になることから、縁結びスポットとしても知られているんだとか!ちなみにロケ日、海の家から聴こえてきたのは、やはり数々のサザンの名曲でした…!

サザンオールスターズ

“宴はヤーレンソーラン
呑めど What Cha Cha
閻魔(エンマ)堂は 闇や 宵や宵や
新盆(ぼん)にゃ丸い丸い月も酔っちゃって
由比ヶ浜 鍵屋 たまや”

“縁はヤーレンソーラン
千代に What Cha Cha
釈迦(シャカ)堂も 闇や 宵や宵や
鳶(とび)が湘南浪漫 風に舞っちゃって 
縁の先ゃ 黄泉(よみ)の国や”

 
閻魔堂、釈迦堂、由比ヶ浜
お次もサザンの名スポット・鎌倉へ!円応寺にある<閻魔堂>の“閻魔大王像”はド迫力…。ただ、残念ながら<釈迦堂>の切り通しは、現在がけ崩れにより通行止め中。趣のある古道だったそうで、地元の方も「絶景。素晴らしい場所」と称されておりました。そのかつての原型を崩さないためにも、再開はなかなか難しいんだとか…。いつか歌詞旅でリベンジできる日が来ますように。

サザンオールスターズ

泣かないつもりが 笑顔になれない
あの日の思い出溢れる 江の電見つめて

砂にまみれた 夏の日は言葉もいらない
日陰茶屋では お互いに声をひそめてた

 
葉山 日影茶屋
せっかく鎌倉駅に降り立ったので、こちらの歌に登場する<日蔭茶屋>にも行ってみました。葉山の地で創業三百余年、日本料理の伝統を継承する老舗。なんとロケ日は偶然にも、このお店で行われる<日影祭り>の開催日。屋台や催し物がたくさんあるようで、開店前のお店にはずらりと行列ができていました…!

DREAMS COME TRUE

元気だよ全然 この前は初めて   
鎌倉まわって江の電で旅をした   

曇り空 見たかった紫陽花には早くて
半袖もまだまだ寒かった
友達とのぞき込んだ かたいつぼみ

 
江の電、紫陽花
鎌倉駅と言えば江の電&紫陽花。6月中旬あたりには明月院や長谷寺をはじめ、様々な名スポットで鮮やかな紫陽花を楽しむことができます。歌のなかでは<曇り空 見たかった紫陽花には早くて 半袖もまだまだ寒かった>ようですが、ロケ日は“炎天下 見たかった紫陽花には遅くて 半袖でも汗がダラダラ”でした…。6月に是非!

松任谷由実

あなたを思い出す この店に来るたび
坂を上って きょうもひとり来てしまった
山手のドルフィンは 静かなレストラン
晴れた午後には 遠く三浦岬も見える
ソーダ水の中を 貨物船がとおる
小さなアワも恋のように消えていった

 
山手のドルフィン
ついにかの有名な<ドルフィン>にも行ってまいりました。歌詞に<坂を上って>とありますが、実際かなり長~い坂&階段をのぼり、たどり着きます。その<静かなレストラン>はまさに<あなたを思い出す>のにピッタリの素敵な空間…。メニューには【海を見ていた午後】というドリンクも。撮影中はスタッフさんがお心遣いで「海を見ていた午後」を流してくださいました。そして、本当に<ソーダ水の中を 貨物船がとおる>んですねぇ…。おすすめの名スポットです。
TIME

B'z

こんな晴れた日は 二人で丘に登ろう
港が見渡せる丘に
どんな空が思い浮かぶ 教えておくれ
キスしたい気分さ

何もない午後の入江を往く船を   
ただ見つめていた

 
港の見える丘公園
最後に訪れたのはこちらのスポット!元町・中華街駅から徒歩10分。港の見える丘公園の階段をのぼり、アーチをくぐりぬけた先には展望台があり、ブワーッと一面<港が見渡せる>ようになっております。近くのベンチには一人でゆっくりくつろぐひとも、仲良しカップルも。とはいえ人もそこまで多くなく、この歌に聴き浸るにも最適な場所ですので、是非みなさんも“#歌詞旅”してみてください…!