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LIVE REPORT

SuG

『SuG OnemanShow 2014“B.A.B.Y.”』

2014年05月06日
@日比谷野外大音楽堂

SuGにとって日比谷野外音楽堂での初ワンマンが、GWの最終日に開催された。

武瑠(Vo)は“ただいま! 今度のただいまは去年の代々木とは違う、ツアーを回ってからのただいまです! 今日の『B.A.B.Y.』はファイナルじゃなくて一発目です”と曇った空を見上げ、“めっちゃ快晴! 雲ひとつないもん”と笑い、“今年一番寒い野音を今年一番熱い野音にしようぜ!”と煽って大歓声を誘う。この日はまさに逆境の野音日和。最高気温13°Cと新緑まぶしい季節とは思えない寒さだったが、武瑠以外の4人がフラッグを持ったダンサーとともに“B”“A”“B”“Y”の大きなアルファベットのオブジェを持って客席通路から行進のごとく登場したオープニングからして、変わらぬ遊び心たっぷりのSuG。ヘヴィポジティブロックなナンバーでたたみかけ、中盤に久しぶりに披露した名曲「夏音-kanon-」「無条件幸福論」と切ない曲をはさみ、セッションタイムではBMXライダーが登場し、メンバーの周りをスリリングな走りで盛り上げる。いかにも彼ららしいストリート感覚のステージングだ。そのまま、“踊ってこうか。これが再出発のSuGだ!”と7月23日にリリースされる夏にピッタリの新曲「B.A.B.Y.」を初披露した。

後半はヒット曲「☆ギミギミ☆」などキラーチューンを連発。野音は苦手だったと言っていたが、高層ビルの谷間のステージはSuGにはとても似合う。アンコールでは8月の競演バトルイベントや10月に舞浜で行なわれる初の2デイズワンマンの楽しい企画も発表。そして、“はしゃいで笑って騒いでついてこい! 俺たちはこのままカッコ良くなります”と宣言した。