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LIVE REPORT

SuG

『SuG VersuS EXTRA FINAL「COUNT DOWN」』

2016年12月30日
@豊洲PIT

ダークでゴシックな“極悪SuG”とポップでカラフルな“極彩SuG”という対照的なステージングで観せ、会場の盛り上がり(集音器で計測した歓声の音量)を競う恒例のバトル型ライヴが2016年はついに全国展開に。その最終決戦が12月30日に豊洲PITで開催された。第1ラウンドは極悪SuGが最新曲「KILL KILL」で幕を開け、SuGのダークサイドかつ官能的で陰のあるナンバーが矢継ぎ早に放つ。yuji(Gu)の“今日、極彩が勝つことはない! レベルが違うんだよ!”というプロレス風煽りも場内を沸かせ、攻めの姿勢で終了。一方、武瑠(Vo)のピンクのライダースジャケットからしてポップな極彩SuGはパーティチューンや初期代表曲「Vi-Vi-Vi」など観客を笑顔にする開放的でエンターテインメントなステージで魅了する。両者のステージが終了し、この日の発表は極彩SuGの勝利。全17公演の集計を足した結果、極彩SuGに軍配が上がった。

アンコールではスクリーンを通して結成10周年に向けたメンバーの想いが語られ、登場した武瑠は意を決したように“ずっと逃げてきた挑戦に今こそ立ち向かいたいと思います”と9月2日に日本武道館で初の単独公演を行なうことを発表! 拍手と声援の中、贈られたのがメジャーデビューシングル「gr8 story」だったのも感慨深く、“また新しいSuGの幕開け”と歌詞を一部変えて歌ったのも印象的だった。SuGの歴史を作ってきたみんなとともに挑みたいと伝え、最後の曲では携帯での撮影をOKにするサプライズも。“Versus”最終公演は2017年のSuGの不退転の決意表明のライヴとなり、終演後にはベスト盤の発売とそれに伴うツアーも発表された。