『科捜研の女』シリーズでは数々のアーティストが主題歌を歴代務めてきたが、テレビ朝日開局60周年という節目、ドラマ20周年という節目において番組サイドから今井美樹に白羽の矢が立った。
4月からのドラマを彩る楽曲は「Blue Rain」、最新アルバム『Sky』にも収録されているYoshinori Ohashi(大橋トリオ)作曲の楽曲。彼女の優しい歌声は番組を包み込むように盛り立ててくれることだろう。
今井美樹へのオファー理由としてテレビ朝日藤崎プロデューサーは下記のようにコメントしている。「榊マリコの様な、前向きに生きる女性の強さを表現できるのは、今井美樹さんを置いて他にはいないと思い、今回お願いさせて頂きました。「科捜研の女」の20周年記念を、今井さんの美しい歌声で包んで頂ける事になり、スタッフ・キャスト一同大変喜んでおります。本当に素敵な主題歌を有難う御座います!」
主演を務める沢口靖子と今井美樹がなんと女優としてのデビューが互いに35周年という節目の数奇なめぐりあわせとなった。沢口靖子は1984年映画『刑事物語3 潮騒の詩』で女優デビュー、そして今井美樹は1984年TBS「輝きたいの」で女優デビュー、2020年には歌手活動35年目を迎える。35という数字が二人を引き合わせたかのような偶然の組み合わせである。
2019年4月から2020年3月までの1年間のロングランを主演女優と共に音楽で今井美樹は並走する形になる。
<今井美樹コメント>
今年20周年という大きな節目を迎え、長年にわたりたくさんの方々に親しまれているこのドラマからこの度とても光栄なお話を頂きありがとうございます。ドラマを作り上げていらっしゃる皆さんの大変な努力と愛情、そして作品を楽しみにご覧になっていらっしゃる視聴者の方々の思いが20年という長きに渡ってドラマを大きく育んでいらっしゃったのですね。本当に素晴らしいです。今年の「科捜研の女」は一年間という長い道のりですが、私も楽曲と共に寄り添い、完走する事で番組を盛り上げていけたらと思います。
<沢口靖子コメント>
今井美樹さんに「科捜研の女」の主題歌を1年を通してご担当していただけると聞いたとき、飛び上がって喜びました。ありがとうございます!「科捜研の女」20周年を迎えた今年、今井美樹さんも私もデビュー35周年目という何と偶然の巡り合わせ!!ご縁を感じます。上半期の主題歌「Blue Rain」という曲は、イントロのピアノのメロディが何とやさしく温かいのでしょう。自分を見つめ、受け止め、これから先も誇りを持って生きていこうとする女性の姿が目に浮かび、勇気をもらいました。今井美樹さんの透明感のある歌声に心地良い音楽、心を優しく包み込んでくれる曲ですね。
ニュース提供:Virgin Music