そんな彼らのアルバムのリードトラックにあたる「99/100騙しの哲」のミュージックビデオに注目が集まっている。同ビデオは、Sony Ericssonからこの2月に発売された最新機種 WalkmanR Phone, Premier3をおよそ20台使用して撮影した動画を駆使したものに仕上がっているのだ。
昨今の著しい携帯電話の画像撮影や動画撮影機能の進化や、ワンセグ放送の録画機能、着ムービーなどのコンテンツが充実することに目をつけたUVERworldのメンバーが「だったら携帯電話で撮影した映像が使えるのでは?」と発案。前作「儚くも永久のカナシ」は全編を写真の画像で構成したものだったことから、UVERworldのミュージックビデオへのこだわりも感じられる。
曲自体は、メジャーデビュー以前から現在にいたるまで、バンド自身の体験からつづった「おいしい話の100個のうち、99個にはガッカリさせられるかもしれないけど、100分の1の確率で夢をつかめる、その1つの希望を信じてほしい」という、いわばUVERworld流の応援歌。
ミュージックビデオは、携帯電話を持った老若男女=99の誘惑からUVERworldが逃げ続けるといった内容になっており、白昼堂々、青山の街なかでゲリラ撮影されたものだ。実際に携帯電話で撮影された映像が、随所で臨場感を増している。同ミュージックビデオは期間限定で、UVERworldのオフィシャルHPでも見ることができる。