RADWIMPS・野田洋次郎独自の言葉世界とさユりの凛とした歌声がひとつになった、過去の思いから“それでも”の先の未来へと進む、“過去”と“未来”が共鳴した心境地のラブソング「フラレガイガール」。11月22日より全国の主要CDショップで先行試聴が開始されているが、この「フラレガイガール」MV(short ver.)がYouTubeにて公開された。
12月7日発売のさユりニューシングル「フラレガイガール」は、情報解禁から注目を集め続け、楽曲初披露のライブでは、その歌詞世界とさユりの歌声に多くのオーディエンスが涙し、そのさまざまな感情と感動の渦に拍手の嵐となるなど、その光景が話題となっていた。
また11月21日に公開された、「フラレガイガール」を楽曲提供・プロデュースした野田洋次郎氏による「フラレガイガール」の物語が綴られたコメントでは、「フラレガイガール」への思い、そしてさユりがいかにして「フラレガイガール」であるべきだったのか、その歌世界とさユりの声がお互いを呼び寄せひとつになった物語が綴られている。
そんな、多くの感情を揺さぶる“心機軸”の恋愛ソング「フラレガイガール」のMVがついに完成。野田洋次郎独自の言葉世界を、ダンス映像作家の吉開菜央監督によるコンテンポラリーダンスと様々な感情と空間が入り乱れた独自の映像美で表現。
最近、バンドのMVで引っ張りだこのモデル田中真琴演じる「フラレガイガール」が主演の、歌とシンクロしたその独自の空間と映像美で展開される「フラレガイガール」の物語は、一度見たら心を掴んで離さない”美と感情”の世界になっている。ぜひこのMVをみてその世界に潜り込み、フラレガイガールの世界とリンクしてほしい。
大切な相手との別れに直面しながら、少しずつ現実を受け入れ過去を振りきり、やがて未来を見据えて凛と歩む物語の主人公。野田洋次郎独自の歌世界に潜り、その世界の中に佇み、ひとりの女の子の人生をリアルに切り取って歌うことで、フラレガイガールそのものとなった“酸欠少女”さユり。その物語の主人公の思いと決意が込められたMVをみて、そして、さユりの凛とした歌声と野田洋次郎独自の音楽世界を聴いて、12月7日の発売を待ち望んでいてほしい。
<野田洋次郎(RADWIMPS) コメント>
僕の中に突如「フラレガイガール」という少女が立ち上がり、物語が進んでいったのはもうだいぶ前のことになります。曲は完成し、歌詞も出来てしまったけど肝心の歌い手は僕ではない。それ以来、この不思議な少女は誰なんだろう、この歌を歌っているのはどんな人なんだろうと、まるで夢の中で素敵な映画を観たあとに「そう言えばあの主人公の少女は一体誰だったんだろう」と後から追いかけるような奇妙な時間がはじまりました。時間軸がバラバラになった物語の断片を紡ぐような感覚です。そこからしばらくの間、この歌を歌ってくれる、この歌の『持ち主』を探しました。そして、ふとあるCDを思い出し聴き直したのです。たまたま隣のレコーディングスタジオにいたさユり氏から頂いたCDでした。「やっと見つけた、この人だ」彼女がこの歌の言葉を追って歌った時、ぼんやりと輪郭だけ見えていた『フラレガイガール』が100%そこに現れました。この歌は彼女の声で歌われるべき歌でした。心から感謝しています。不器用でいながら、とても振れ幅のある彼女の歌。これから先も彼女の色んな歌を楽しみにしています。