新曲「Lullaby」のMVは“絵画のように美しい死体が蘇る”衝撃映像!

 俳優・浅野忠信主演の映画『淵に立つ』(深田晃司監督、10月8日公開)主題歌として“HARUHI”が歌う「Lullaby」のミュージックビデオを深田監督が制作し、そのMVが公開スタートとなった。

 映画『淵に立つ』主題歌となる「Lullaby」は、深田監督がHARUHIの声と世界観を見込んで主題歌を依頼し、HARUHIが映画の世界観をとらえて書き下ろした楽曲。主題歌を絶賛していた深田監督にミュージックビデオのオファーをしたところ、ご快諾をいただき決定。

 深田晃司初となるミュージックビデオは、HARUHIのリアルすぎる死体が、「Lullaby」=「子守唄」を聞きながら少しずつ蘇っていく様子が1カメ長回しで映し出されるという、“絵画のように美しい、死体が蘇る衝撃映像”が完成した。

 撮影は映画「淵に立つ」のロケで使用された埼玉県のとある工場にて行われた。最初に目を覚ましてほほ笑むHARUHIのシーンの本番撮影が行われ、続いてHARUHIの死体が徐々に腐敗していくシーンの長回し撮影となった。HARUHIのリアルすぎる造形は、特殊メイク・造形工房 自由廊にて実際にHARUHIの型をとって制作されたリアルマネキン。
 
 HARUHIと全く同じポーズで置かれたこのマネキン、実は中身がチョコレートで作られており、高熱で溶かしていくことで、リアルに腐敗していくように見えるという仕組み。MVではこの長回し映像を逆再生させることで、HARUHIが死体から徐々に蘇っていくように見える。
 
 また、あらかじめ逆再生の状態で撮影された、壁に投影された映像は、元通り自然に再生されるというギミックも!深田監督の作家性あふれる、インパクトと芸術性の高いミュージックビデオが完成した。