ヒロイン役の松岡茉優が涙…。秋シングル「TONIGHT」MV完成!

 TUBEデビュー30年のアニバーサリーイヤーを飾る、春・夏・秋・冬連続シングルリリースの秋編、10月7日リリースの秋シングル「TONIGHT」のミュージック・ビデオが完成した。

 “春・夏・秋・冬シングルのミュージック・ビデオを通して観た時にじんわりと心に沁みる一編の映画が完成する”というコンセプトのもと、春シングル「いまさらサーフサイド」では、桜舞う海岸を舞台に主人公たちの恋の芽生えを、続く夏シングル「SUMMER TIME」では、波しぶきのなかサーフィンとともに盛り上がる恋の情熱を、2015年の現在と、TUBEがデビューした30年前の1985年の2つの時代、2組の恋人たちの物語を通じて描き、さらに続編となる今作は、静かに忍びよる切ない別れの季節が、哀愁の新楽曲「TONIGHT」とともにつづられていく。
 
 昨年アルバムの楽曲制作のため、前田亘輝&春畑道哉コンビが沖縄の座間味島で行った曲作り合宿中に、“海が見えるホテルのテラスで生まれた“という「TONIGHT」。メンバー出演シーンは、8月22日に横浜スタジアムで行われた、毎年恒例の夏の野外スタジアムライブで「TONIGHT」が初披露されたライブシーンを収録。

 監督・キャストも引き続き、『恋するマドリ』『でーれーガールズ』などを手掛ける女性映画監督・大九明子。そしてヒロイン役は、10月スタートTBS金曜ドラマ『コウノドリ』、来年4月公開『ちはやはふる《下の句》』。更にCX『正直女子さんぽ』などバラエティ番組でも大活躍中の大型若手女優・松岡茉優。

 1985年、「TONIGHT」の切ないメロディーが流れるなか、ナツツバキの季節も終わった湘南鎌倉を恋人と散策する主人公・夏歩を演じる松岡茉優。一方、2015年を生きる夏歩の娘たちカップルはそれぞれ、横浜スタジアムライブに向かう。実際のライブ当日に行われた撮影は、スタジアム内外を通じドキュメント要素も加わり、長年に渡りTUBEを支えてきてくれた熱いファンの皆様の絶大なるご協力のうえエキストラご参加いただくなど、臨場感溢れるシーンが展開。

 愛すればこそ、別れを切り出す夏歩の切ない想いを象徴して江ノ電が恋人たちの間を容赦なく通り過ぎ、また2015年軸の夏歩の娘たちカップルはお互いを見つけられず横浜の街をさまよう。四季を通じて物語の分岐点となる秋編、主人公・夏歩の揺れ動く心情と移りゆくストーリーに関しては今回特に、大九監督と松岡がじっくり語り合い、魅力的な展開を生み出した。

 物語のクライマックス、夏歩の恋人、夏歩の娘の恋人、そして横浜スタジアムのステージで今まさに「TONIGHT」を熱唱する前田亘輝の3人をして、「時に翻弄されクロスオーバーする男たちの色香漂う姿もご堪能ください」と、大九監督から力の入ったコメントも。そして今回、ギターの春畑道哉が“劇伴”に挑戦!ミュージック・ビデオのエピローグ、春畑の繊細かつ抒情的なギターの旋律が、夏歩たちの切ない別れのシーンと見事にマッチし、秋編を締め括っている。TUBEファンのみならず最後まで見逃せない作品となっている。