7月23日=“ふみの日”は、「手紙」ソングを聴いてみましょう…♪

 本日7月23日は、ふみ(文)の日です。この記念日は、1979年に日本の郵便省が制定した「手紙の楽しさ、手紙を受け取るうれしさを通じて文字文化を継承する一助となるように」という趣旨もので、郵便物の利用促進を目的としています。毎月23日は“23=ふみ”の語呂合わせから「ふみの日」となっていますが、とくに7月は旧称で“文月”であることから、この日には手紙にちなんださまざまなイベントが行われているそうな!
 
 現在、歌詞注目度ランキング1位には、back numberの「手紙」という楽曲がランクインしております。8月12日のリリースに先がけて歌詞が公開されてから、首位を独走中!この曲はタイトル通り、両親への感謝の気持ちを綴った手紙のような楽曲になっており、子を思う親の愛、親を思う子の愛に溢れています。
 
 そういえば、アンジェラ・アキの「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」をはじめ、歴代「手紙」ソングにも名曲が多いですよね!手紙というのは“言葉”を贈るものなので、やっぱり歌詞が素敵…。相手に語りかけるように綴られているため、リスナーの心にもスッと入り込んできます。ただ、ひとことで“手紙”といっても、その気持ちを届けたい相手は、友達、家族、恋人、自分、君たち、僕たち、など様々。さらに、過去・現在・未来、どこへ向けて書くのかでも変わってきます。忘れられぬ大切な人へ書かれた手紙は、出さずにそっと胸の引き出しにしまわれていくことも…。

追伸 背負っても潰されないのは、
今日も貴方が生きていると信じていて、
疑わずにいるからなんだよ。(ほんの些細な理由)
どうかお元気で…。
「手紙」/東京事変

父は死にました でも 心配しないで下さい
父は死にました でも 
生きていた時よりも元気です
「父から娘へ〜さや侍の手紙〜」/竹原ピストル

過ぎ去りしあなたへ 想い出のあなたへ
かけがえないものに気づきゆくこの頃です
「手紙」/Mr.Children

 「手紙をもっと書きましょう」という珍しい記念日をもつ素敵な国だからこそ、こんなにたくさんの“手紙の名曲”が生まれるのでしょう。とはいえ、最近は秒単位で言葉のやりとりができるLINEの普及などもあり、どんどん手紙は書かれなくなっております。“手紙”という大それたものではなくとも、夏ならちょうど暑中見舞い、残暑見舞いの季節なので、ときには数日かけて届く“言葉の間”を楽しんでみるのも良いかもしれませんよ…♪