【注目歌詞】新曲「夢見る隙間」、増してゆく“恋のフレーズ”力…!

“これが最後かもしれないと
あなたはあたしにキスをする
もう逢えないかもしれないと
あなたはあたしを抱きしめる”

 そんな鮮烈なフレーズではじまるのは、aikoが4月29日にリリースした新曲「夢見る隙間」。JAZZ調のビートにピアノが効いたカッコイイナンバーなんですが、とにかく歌詞が刺さる…!
 
 片想いも両想いも、幸せも不幸も越えて、ただ“あなた”を思う気持ちだけにどんどん飲み込まれていく…。もし自分がこの主人公の友達だったら「あんたホントにそれでいいの!?」と言ってしまいそうな盲目的な危うさ。世界が“あたしとあなた”の二人きりになったような濃密な甘さ。この曲にはそんな恋愛の究極の感情が入り交じっています。
 
 aikoは今年デビュー17周年を迎え、現在39歳ですが、年を増すにつれ、サウンド的な攻めと同時に“恋のフレーズ”力がますますパワーアップしているような気が…。まるでこの世の終わりのような気持ちで恋をする。それはきっと誰もが心のどこかで憧れる恋愛なのではないでしょうか。今だに幅広い年代のリスナーが彼女を支持している理由の一つかもしれません。
 
“心があなたの事で全部埋まってしまった
夢見る隙間も残ってない”

 こんな恋愛にどっぷり溺れてみたいような…でもやっぱりちょっと怖いような…。