KICK THE CAN CREWは、LITTLE、KREVA、MCUの3人グループ。2014年は、KREVAはソロデビュー10周年を6月18日に迎え、同日ベストアルバム「KX」(ケイテン)発売、全国ツアー「KREVAライブハウスツアー2014『K10』」をスタートさせるなど、10周年イヤーをまっしぐら。LITTLE、MCUは新プロジェクト「UL」として活動をスタート、3月にKREVAプロデュースで、デビューアルバム「ULTRAP」をリリースするなど、個々の活動も活発に行っている。
KICK THE CAN CREWは、「スーパーオリジナル」でメジャーデビューし、「イツナロウバ」「マルシェ」「アンバランス」、そして「クリスマス・イブRap」等、数々のヒッ ト曲を世に放ち、2002年にはNHK紅白歌合戦にも出演。日本人としては初めて、HIP HOP界世界最高峰の賞「The Source Awards」にノミネートされるなど、アメリカでも活動を行うなど、日本のメジャーシーンにおけるHIP HOPに大きく貢献し、現在もなお影響力を与えているグループだ。
活動休止後は、2008年5月7日にアルバム「“YES” rhyme-dentity」を発売したLITTLEの、ソロデビュー10年記念を兼ねたワンマンライブ時にサプライズでKREVAとMCUが花束を持っ て登場し、活動休止以来となるステージ上で3ショットが実現。同年「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008」では、KREVAのステージに二人を呼び込み、4年振りのパフォーマンスを披露した他、2011年には、KREVAのシングル「挑め」に「挑め feat. MCU &LITTLE」を作品として収録しているが、KICK THE CAN CREWとしての活動は、2003年に出演して以来11年振りとなる。
メンバーは出演に際し、「KICK THE CAN CREW 新鮮な響きがします。楽しんでいきましょう!」(LITTLE)、「歌詞頑張って覚えます。」(KREVA)、「久々のKICK名義でのステージ よろしくお願いいたします。」(MCU)とコメントを寄せている。