初日(20日)は、いきものがかり、大塚 愛、コブクロ、秦 基博、FUNKY MONKEY BABYSの計5組のアーティストが出演。トップバッターのFUNKY MONKEY BABYSがステージに現れるやいなや、1万7000人もの観客が総立ちに。以降、秦 基博、大塚 愛、いきものがかり、コブクロの順番で登場、思い思いの熱演を繰り広げた。
唯一、2006年の1回目から3年連続出演となった大塚 愛は、「CHU-LIP」以外はミディアム〜スローなナンバーでまとめ、しっとりと且つ貫禄のステージを展開。またトリを務めたコブクロは、10月29日(水)に発売が決定している新曲「時の足音」など8曲を熱唱。アンコールで歌った「蕾」では、最後の数小節を伴奏なし、マイクさえも使わず歌いきり、会場を感動の渦に包み込んだ。
2日目(21日)は、Aqua Timez、伊藤由奈、Every Little Thing、清水翔太、SEAMO、中島美嘉の計6組が出演。いきなりのハイテンション・パフォーマンスで会場から「爆笑」を勝ち取ったSEAMO、どこか切なくも爽やかなロック・ナンバーをかき鳴らしてくれたAqua Timez、前日に25回目の誕生日を迎えたという伊藤由奈は、その圧倒的な歌唱力で壮大なラヴバラード「Precious」、実体験を元にしたという失恋ソング「miss you」などを披露。その後も熱狂を損なうことなく、新曲「My Treasure」を披露した清水翔太、そしてロックナンバーやバラードで観客を魅了した中島美嘉、、、と時間はあっという間に過ぎ、2日間に及ぶ祭典も残りわずかに。
そして満を持しステージへと上がったのはEvery Little Thingの2人。今や誰もが知っている新旧ヒット・ソングのオンパレードに会場全体のボルテージは最高潮に達し、アンコール「Shapes Of Love」終了後も、拍手と歓声が鳴り止むことはなかった。
2日間共、セットチェンジの時間を使いアーティストからのビデオレターを流したり、ライヴ終了後の出演者に楽屋裏インタビューを敢行したりと、アーティストとファンを繋ぐ「エキサイトミュージック」ならではの演出が数多く盛り込まれていたのも印象的。会場に足を運んだ延べ27,000人が、大きな満足を得たのは間違いないだろう。