史上初!お一人さま向けクリスマスコンピレーションが発売!

 2013年11月6日にコンピレーションCD「X'mas LOVE SONGS〜冬の涙の処方箋」が発売される。これは、クリスマスをテーマにしたラブソング・コンピレーションで、裏テーマは“失恋クリスマス”となっている。

 これまで、クリスマスをテーマにしたコンピレーションCDは、悲喜こもごもとにかく沢山のクリスマス・ソングを集めたものが多く見られたが、本作はクリスマス時期における失恋ソングに限定した、いわば“お一人さま限定のクリスマスCD”で、これまでコンピレーションとしては前例がない。80年代〜00年代の名曲を多数収録しているので、20代後半〜40代まで幅広く堪能することができる。

 実際に通して聴いてみると、クリスマスの“別れ唄”は、必ずしも物悲しいものではないことも大きなポイント。つまり、歌詞だけ読んでみれば悲しい状況なのに、サウンドはどこかファンタジックなものが多く、全体としては「時には一人もいい。明日も頑張ってみようか」と前向きな気持ちにさせてくれ、その「前向き」というのも、エールソングのようなアゲアゲな雰囲気ではなく、ごく自然で、だからこそクリスマス・ソングには長く愛されている楽曲が多いのではないだろうか。

 また、本作は「涙活」を推奨する全米感涙協会のオススメ作品に認定されている。「涙活」とは、1か月に2〜3分だけでも能動的に涙を流すことによって心のデトックスを図る活動で、離婚プランナーの寺井広樹氏が提唱された運動で、泣ける映画・音楽・詩の朗読など毎回テーマを変えて「涙活」イベントを開催されている。また、ジャケットや解説付きのブックレットには、猫ちゃん達がクリスマスに独りぼっちでいる写真が使われていて可愛い感じになっている。

 考えてみれば、山下達郎「クリスマス・イブ」、桑田佳祐「白い恋人達」、B'z「いつかのメリークリスマス」などJ-POPのクリスマスの名曲は悲しい歌がとっても多く、このCDでも、そのアーティストの人気の楽曲が多数収録。また、2,000人を対象としたアンケートによると、「クリスマスイブは誰と過ごす?」という質問で、最も多かったのが「一人で過ごす」の43%で、これは決して珍しいことではない(ガジェット通信調べ)。このCDを聴いて、一人の夜にそっと「涙活」してみるのも悪くないかもしれない。

◆「X'mas LOVE SONGS 〜冬の涙処方箋〜」
2013年11月6日発売
UICZ-8132 ¥2,415(税込)

1. もしも雪なら/DREAMS COME TRUE
2. Midnight Flight ―ひとりぼっちのクリスマス・イブ/浜田省吾
3. メリークリスマスが言えない/稲垣潤一
4. 最後のHoly Night/杉山清貴
5. サイレント・イヴ(re-recording) /辛島美登里
6. I LOVE YOU/徳永英明
7. サヨナラ/岡本真夜
8. 嘆きの雪/小谷美紗子
9. 何も言えなくて/J-WALK
10.クリスマスの夜/岡村孝子
11.12月のエイプリルフール(Acoustic Version) /EPO
12.最後のX'mas eve/中原めいこ
13.X'mas in the Blue/山本英美
14.いとしいひとへ〜Merry Christmas〜/大黒摩季
15.8月のクリスマス/山崎まさよし