1stシングルリリースを発表!

 1月にメジャー1stフルアルバム「tremolo」をリリースした“小林太郎”が、先日3月9日渋谷クラブクアトロにて【Tour2013“Tremolo”】のファイナルを迎え、夏にメジャー1stシングルをリリースすることを発表した。

 東京・名古屋・大阪の主要3都市にて行われたワンマンツアー【Tour2013“Tremolo”】。3月2日大阪・梅田シャングリラからスタートしたこのツアーは、前作「MILESTONE」を引っさげて行われた【Tour2012“MILESTONE”】から約4ヶ月ぶり。その短期間の間に「tremolo」という大作をリリースした小林太郎という弱冠22歳のアーティストは、今回のツアーでも各地のファンに止まることを知らない成長とこれからの可能性を大いに見せ付けた。

 会場が暗転しSEが流れ、1曲目「frontier」のイントロが流れ始めると、待ってました!とばかりの歓声が沸き起こった。そして立て続けにアッパーなロックナンバーが披露されると、全員が手を振り上げ一気に会場の熱が上がったかと思いきや、中盤には「目眩」「白い花」というミディアム・バラードナンバーで会場の空気をガラリと変え、心を揺さぶるその温かくも力強い歌声に誰もが酔いしれ、涙を流すファンの姿も見られた。ただ、そこで終わらせないのが小林太郎。その張り詰めた空気を切り裂くようにトレードマークであるフライングVを激しく掻き鳴らし、「後半戦まだまだ行けますか?」と観客を煽り、本編最後まで容赦ない“攻め”の姿勢を見せ続け、会場全体を揺らし続けた。

 そしてライブ本編終了後、アンコールで登場した本人の口から、今年の夏に自身初となるシングルをリリースすることが告げられると、ライブ本編で上昇していた会場の熱はより一層高まり、大きな拍手と歓声が沸き起こった。鬼気迫る歌声で歌い上げるロックナンバーはもちろん、透明感と存在感のあるクリアな歌声で歌い上げるバラードも得意とする小林太郎。ニューシングルの詳細は未定だが、新作ではまた新たな小林太郎の魅力が開花されるに違いない。