ラジオ&有線リクエスト殺到!デビューシングルリリース決定!

 有線放送やFMラジオ番組で楽曲がオンエアされるやいなや、多数の問い合わせを受け、番組のイベントへ出演を果たすなど、デビュー前から早くも話題となっている男女2人組ユニット“Salley(サリー)”が、5月29日にデビューシングル「赤い靴」をリリースすることが分かった。

 ボーカル・作詞担当のうららと、ギター・作曲・アレンジメントを手掛ける上口浩平からなるユニット、Salley。二人の出会いは2012年。故郷でのバンド活動に限界を感じて上京した上口が知人に誘われて出掛けたライブハウスで、ギターを片手に弾き語りをしていたのが、うららだった。華奢でありつつも凛としていて力強く、聴き手の心をキュンと突き刺す威力を秘めた彼女の独特の歌声は、上口に「J-POPとアイリッシュトラッドの哀愁とエモーションの融合」というインスピレーションをもたらしたと言う。

 ライブ後、上口はすぐに彼女に声を掛け、二人は「J-POPとアイリッシュの融合」という共通言語で意気投合。うららが以前から好きだったというアイリッシュトラッドの名曲「Down by the Salley Gardens」から彼女が命名した「Salley」をユニット名とし、結成に至った。J-POPにアイリッシュサウンドを融合させた彼らの音楽スタイルは、アイルランドのロックバンド「クランベリーズ」を彷彿とさせ、“和製クランベリーズ”とも称される。Salleyの最大の特徴はうららの声。日本人のシンガーには珍しい、地声とファルセットを巧みに操るこぶしや唄い回しが洋楽的で、オリジナルの世界観を生み出している。

 そんな彼らが、5月29日にシングル「赤い靴」でメジャーデビューすることが決定した。うらら作詞、上口浩平作曲の本作は、死ぬまで踊り続ける呪いをかけられた赤い靴を履いた少女の物語という、アンデルセンの同名童話と同じタイトルがつけられた楽曲。中学生までクラシックバレエを習っていたうららならではの1曲といえる。繊細で可憐なボーカル、ダンサブルなギター・サウンドと毒のある詞世界の奇妙でポップなバランスという、Salleyの原点ともいえる要素が顕著に感じられる楽曲に仕上がっている。またカップリングには、アーティスト名の由来にもなった「Down by the Salley Gardens」が収録されることが決定している。なお、本日よりYouTubeにて「赤い靴」の予告編映像が公開となっているので、まずはこちらをチェックしてみよう。