桜前線北上ツアースタート!

 昨年リリースしたシングル「いくたびの櫻」が「第44回日本有線大賞」「第44回日本作詞大賞」「第53回日本レコード大賞 作詞賞」を受賞し、大きな注目を集めたシンガー“ふくい舞”が、3月24日(土)桜の開花とともに桜前線を北上していくツアー「櫻前線北上ツアー2012〜Beautiful Days〜」を鹿児島(イオンモール鹿児島)でスタートさせた。

 「櫻前線北上ツアー」は昨年も3月19日の鹿児島を皮切りとした全国縦断ツアーとして予定されていたが、ツアー直前の東日本大震災の影響ですべて中止となっていた。「昨年通り鹿児島からスタートさせたい」というふくいの思いから今回の公演が実現した。

 鹿児島における開花宣言直前のこの日、会場となるイオンモール鹿児島の野外ステージは朝から降る小雨に加え強い風が吹いており肌寒い一日となった。そんな中でも集まってくれたたくさんのファンを前に、ふくいは2ステージをエネルギッシュに披露。「いくたびの櫻」、デビュー曲「アイのうた」、最新シングルとなるファイナルファンタジーXIII-2テーマソング「約束の場所」などの代表曲を歌い、初めて訪れた鹿児島でのライブを成功させた。

 ふくいは、ツアー初日となるこのステージ上で1年越しのツアーにかける想いを次のように語った。「昨年鹿児島からツアーをスタートさせる計画だったのですが、震災の状況を考えて中止にさせていただきました。1年越しで実現し、今年この時期に『いくたびの櫻』を歌えることをとてもうれしく思っています!まもなくここ鹿児島でも桜が咲きます。私は桜を見ると今年もがんばろうって、すごく前向きな気持ちになれるんです。みなさんにも同じ気持ちになってもらえるよう、今年も大切に歌を届けていきたいと思っています。」

この後、桜前線とともに日本列島を北上して行き、5月上旬の北海道でファイナルを迎える予定となっている。また、1年半ぶりとなるワンマンライブもふくいの地元である京都と東京で決定しており、一躍話題となった昨年からのさらなる飛躍が期待されている。