満員の代々木第一体育館で新曲初披露・生解禁!

 KARA、少女時代に次いで作夏以降、一気にガールズグループがデビューを飾った中、まずは今最も韓国で好調な“Secret”が、早くも日本での第三弾商品をリリースする。しかも、書き下ろしでバラード。韓国でのヒット曲の日本語ver.がシングルになるのが普通の中、書下ろしで表現や発音が難しいバラードするところに意気込みが窺える。元々、Secretの日本語歌唱は前作「Shy Boy」でも上手いと評判だったが、プロモーションなどで披露する際に、ダンスでごまかしの効かないバラードは、感情表現も含めて、どの程度しっかりできるかがカギとなる。

 27日、代々木第一体育館には1万人以上の観衆が集まっていた。音楽とファッションを融合したイベント「KISS」が開催され、音楽としてSecretはKARA、INFINITE、RAINBOWらと共に出演し、代表曲「Madonna」「Shy Boy」と共に、新曲「これくらいのサヨナラ」を披露。途中、曲に入り込んだリーダーヒョソンが涙ぐみながら歌うシーンで観客も感動、初の試みとなる書下ろし曲の「生解禁」は最高の結果をもたらした。

 Secretは昨年、韓国で3曲をチャートのTOPに送りこみ、ファーストアルバムもリリース。韓国で最も人気を伸ばしたグループとして、フル稼働を行っていた。その合間を縫って日本デビューも果たしたが、今までは本格的なプロモーションはそれほど、行われてなかったが、今年は3月に東名阪でワンマンツアーも決まっているなど、いよいよ日本でも活動も本格化していく。今年はK-POPブームが続くかも不透明な中、数多くの日本進出しているグループが淘汰されると言われている中、一気に攻勢をかけていくようだ。