今年プロデュースしたJAMOSA「何かひとつ」が大ヒットした若旦那だが、彼自身が初めて表立ってプロデュースしたのは、2007年発表の加藤ミリヤ「LALALA」。この曲は加藤ミリヤ自身が初となるオリコンTOP10入りを果たした超人気曲。以降INFINITY 16「伝えたい事がこんなあるのに」「愛してる」と若旦那がプロデュースした曲は次々とヒットし1位を獲得。
今回発表するファーストアルバムは、そんな2007年から最新の2011年までのヒット曲を豪華収録。まさにファンにとっては5年以上待ち望んだアルバムとなる。また昨年末、自身のレーベルTank Top Recordsを立ち上げ発表したファーストシングル「いのち〜桜の記憶〜」は有線問い合わせチャート1位を記録。以降、現在好評配信中の大沢伸一がサウンドプロデュースした純愛ソング「TASUKI」、タカアンドトシとの共演が話題となった最新シングル「青空」までの4曲のシングル曲も収録されている、まさにファーストアルバムにしてベストアルバムといった内容だ。
ジャケット写真も、これまでサングラスのイメージが強かった若旦那の印象をがらっとかえる、優しくも力強く暖かいまなざしが印象的な写真となっている。アルバムタイトル「あなたの笑顔は世界で一番美しい」とは、若旦那自身が昨年ニューヨークで実際に出会った言葉。「俺がニューヨークで強烈な孤独と闘っていたときに、道で大道芸の人にふっと出された言葉。だれでも、笑顔の瞬間っていうのはすごくピュアな瞬間。辛くて落ち込んでいるときでも、あなたの笑顔は美しいって言われたら、何人の人が救われるかなって思って。」その経験から、今回アルバムのタイトルにもなっているという。
各地で講演会を行ったり、SNSのmixiでは18万人のマイミクを数え、言葉のひとつひとつに大きな反響がある若旦那。「人生いいときばかりじゃねえんだ いちいちくよくよしてらんねぇ」(守るべきもの)、「あなたのなりたいものに あなたはなれていますか?胸をあて心に聞いて その気持ち受け止めて」(Toy box)、「まわりと比べるのをやめたらやれそうな気がするから」(何かひとつ)、若旦那の言葉と歌がつまったファーストアルバムは、ファンならずとも心にささる一枚となっているので是非多くの世代に聴いて欲しい。